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1/3【WRESTLE-1】「ベルトが主役じゃなくてあくまで自分が主役」 W-1提供・アンディインタビュー(写真あり)

 2015年、WRESTLE-1の中で一番成長し、覚醒したといっても過言ではないアンディ・ウー。田中稔、MAZADAという実力者を破り、同世代の吉岡世起も退けた実力は王者として文句のつけようがない。2016年、王者の見据えるものとは一体どのようなものなのか。(※写真、情報提供:WRESTLE-1)

【アンディ・ウー インタビュー】
▼アンディ「上半期はデスペラードが多かったですね。デスペラードとの闘い、パンテーラとの闘い。二人でベルトをかけてやってみたかったですね。でも2015年をチャンピオンとして終われるとはあんまり考えていなかったと思いますね」

――そのデスペラードとの闘い、パンテーラ選手との闘いの中で、クルーザーの王者を決めるトーナメントも開催されました。そのクルーザーのベルトができたことで意識の変化はあったのでしょうか?

▼アンディ「そうですね。もともと体力面と動きのキレっていう部分には誰にも負けない自信は持っていました。一旦、アンディ・ウーというキャラクター、自分の中のキャラクターってものを一回取っ払って、そういう部分だけをを出してやりたいことやろうって思いました」

――確かに試合もそうですが、肉体も明らかに変化が見て取れました。

▼アンディ「それはイケメンですね。イケメンが船木さんに鍛えてもらってたじゃないですか。それをみて俺も負けてられないって思って」

――密かにご自身で肉体改造に取り組んでいたのですか?

▼アンディ「俺もやろうって。ずっとどこかで変わろうって思っていた自分もいたので」

――2015年後半にベルト戦線に絡むようになり、初代王者の田中稔選手を見事破ってクルーザー王座を奪取しました。

▼アンディ「あの時は足を攻められたんですけど、折れても絶対ギブアップしないって思ってて。そこでひっくり返さないとまた次のチャンスまでどれだけかかるかわからない。その時に来たチャンスを確実にとってやろうって」

――初防衛戦も田中稔選手でした。そこでこの先の必殺技となる飛鴻で勝利しましたが、こだわりというものはあるのでしょうか?

▼アンディ「こだわりというかたぶんみんな受けたことのない技なので、受け方とかもわからないと思うんですよ。そこが狙いですね」

――年末の後楽園ホール大会では同世代の吉岡選手からも防衛しました。

▼アンディ「そうですね。何回でもやりたい相手ですね。僕はライバルだと思っているんで。メキシコから帰ってきた時からずっと思っています。キャリアは向こうの方が上かもしれないですけど、競い合っていきたいというか二人でWRESTLE-1の新しい歴史を作り上げていきたい相手ですね」

――では2016年最初の興行で大和ヒロシ選手との防衛戦も決定していますが、改めて2016年をどのような年にしていきたいですか?

▼アンディ「まず対戦相手は誰でもいいですね。他人と自分を比べるんじゃなくて自分の目指している場所、理想と今の自分を比べて目指していきたい。敵は自分だと思ってやっていきたいです。自分のチャンピオン像としては相手の技を受けきる、というのを自分の中で大事にしているので。受けきって勝つ。それとベルトが主役じゃなくてあくまで自分が主役。ベルトを使って自分を高めていきたいです。ベルトを持っているからこそできる経験を積んで自分の理想の姿に近づきたいですね」

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