1/7【WRESTLE-1】吉岡が盲腸の手術の影響による欠場でJacketsがUWA世界6人タッグ返上、1・31大阪でカズ&稔&TAJIRIと王座決定戦(写真あり)
WRESTLE-1は7日、東京・大久保のW-1事務所で会見し、吉岡世起が1・10後楽園から1・24川口までの4大会を欠場し、黒潮“イケメン"二郎&中之上靖文と保持していたUWA世界6人タッグ王座を返上すると発表。1・31大阪大会でカズ・ハヤシ&田中稔&TAJIRIとの王座決定戦が改めて行われることになった。
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吉岡は昨年12月25日、盲腸のため緊急入院し、手術を受けた。1・10後楽園大会ではUWA世界6人タッグ王座防衛戦を控え、吉岡も「傷口が開いても出るつもり」との覚悟だったが、試合をすれば傷が開いて脱腸する危険性もあるためドクターストップがかかった。
これに伴い、吉岡は1・10後楽園、1・16千葉、1・17清水、1・24川口の4大会を欠場することになり、黒潮&中之上と保持していた6人タッグ王座返上を決意。空位となったベルトは1・31大阪大会で黒潮&中之上&吉岡とカズ&稔&TAJIRIの間で第50代王者決定戦が争われることになった。
「関係者ならびに、試合を楽しみにしていたお客さんに本当に申し訳ないと思ってます。UWAの6人タッグも返上という形になって、イケメンさん、中之上さんに申し訳なく思っています」。そう謝罪した吉岡は沈痛な表情をみせたが、黒潮が「まだまだJacketsは始まってもいないと思ってますので、また取り返せばいいだけの話」、中之上が「好きで病気やケガになったわけじゃない、今回仕方ないので、しっかり治して3人でこのベルト取れればいい」と慰め、6人タッグ王座返り咲きを誓った。
対するカズ&稔&TAJIRIは同世代トリオ。「このWRESTLE-1の中で3人で組んで一番強いのはこの3人じゃないかなと。オール5とはいわないけど、オール4.7それぐらいのスキのなさがある」と自信をのぞかせたTAJIRIはメキシコ遠征の経験も豊富。歴史と伝統が染みついたベルトを目の前にして「エル・トレオ(UWAの総本山だった会場)がない今、エル・トレオの重みをわかってる俺たちがこのベルトをいただいて、永久に俺たちの私物として所持して、そういう歴史的な作業をしてみたくなっちゃったな」と色気をみせた。
一方、稔は「若い選手が手を組んでW-1の中で風を起こして上にガッと上がっていこうということで組んだ3人ということで、僕は頑張ってほしいなと思ったけど、いざ始まってみたらイケメン以外の二人のよさが完全に殺されてる」と指摘し、Jacketsを解体に追い込む構え。「プロレスってキャリアを積まないとわからないスキルだったり、インサイドワークだったりがあると思うけど、向こうが愕然とするぐらい違いをみせたうえで、当たり前のように大阪でベルトを巻いてたい」と完勝によるタイトル獲りを予告した。
なお、1・10後楽園大会には吉岡に代わってFREEDOMSの進祐哉が参戦。黒潮&中之上と組んでカズ&稔&TAJIRIと対戦する。
☆1/10(日)東京・後楽園ホール『WRESTLE-1 TOUR 2016 SUNRISE』11:00開場、12:00開始
◇第1試合◇
稲葉大樹
(1/30)
近藤修司
◇第2試合◇
村瀬広樹
河野真幸
(1/30)
神谷英慶
浜亮太
◇第3試合◇
TAJIRI
田中稔
カズ・ハヤシ
(1/30)
進祐哉
中之上靖文
黒潮“イケメン"二郎
※変更カード
◇第4試合◇
▼ハードコア6人タッグマッチ
三富政行
翔太
KAI
(1/30)
熊ゴロー
葛西純
AKIRA
---休憩---
◇第5試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ
[挑戦者]
大和ヒロシ
(1/60)
アンディ・ウー
[第2代王者]
※アンディ4度目の防衛戦
◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ
MAZADA
NOSAWA論外
KAZMA SAKAMOTO
(1/30)
真田聖也
曙
武藤敬司
◇第7試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ
[挑戦者]
火野裕士
(1/60)
征矢学
[第6代王者]
※征矢3度目の防衛戦
☆1/31(日)大阪・港区民センター『WRESTLE-1 TOUR 2016 SUNRISE』12:00開場、12:30開始
▼UWA世界6人タッグ王座決定戦
TAJIRI
田中稔
カズ・ハヤシ
(1/60)
吉岡世起
中之上靖文
黒潮“イケメン"二郎
※勝者チームが第50代王者組となる
