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2/4【WRESTLE-1】2・10後楽園・稲葉とのクルーザー王座V1戦へ W-1提供・大和インタビュー

 2・10後楽園大会で稲葉大樹とのWRESTLE-1クルーザーディビジョン王座初防衛戦を控える大和ヒロシ。W-1提供のインタビューは以下の通り。

【大和インタビュー】
――1・10後楽園大会で見事、WRESTLE-1クルーザー王座を獲得しましたが今の心境を教えてください。

▼大和「挑戦するまでになかなか結果が出せなくて。で、その時のチャンピオンのアンディが言っていた実績ですよね。それを残すためにどうするか考えて。もうとにかく周りから僕しかいないっていう空気にしていこうと。そうすれば必然とチャンスが来ると思ったので。それで署名活動ということを始めたんですけど、結果としてこの署名活動はいろんな意味で良かったですね。というのも一筆一筆いろんな方に署名をお願いするときに“チャンピオンになると信じていますので頑張ってください"っていう風に署名を頂くたびに言ってくれて。実際に試合してて声援が飛んで、それも応援されているっていうのはわかりますけど、それ以上に“署名"という形として頂くことが出来て。一人一人の方と触れ合って直接応援して頂いて形になって。それはもう今までたくさん応援されて声援も送って頂きました。それと比べるっていうわけではないですけど、より負けられないっていう気持ちになりましたね。それはもう僕の一直線も重くなりますよ。613人分の一直線になりますよ」

――では実際チャンピオンになって、このクルーザーのベルトをどういう風にしていきたいとか王者像はありますか?

▼大和「やっぱりチャンピオンンっていうのは…まぁクルーザーという階級の頂点なんです。それとただ頂点にいるっていう証明なだけではなく、そこにはどうしても責任というものがあると思うんですよね。今の自分の団体内の立場、そしてそのクルーザーの王者としての立場、両方の立場で今背負っていかなきゃいけないものがあるわけです。それは王者としての責任としてこのクルーザーという階級を背負って引っ張っていかなきゃいけないということ、そして現在の大和ヒロシの立場としては。このWRESTLE-1という団体を引っ張っていく立場にいなければならないはずなんです。なのでその両方を名実共に実現できるチャンピオンになりたいです」

――では前回の後楽園大会の王座戦後に突如登場した鈴木鼓太郎選手の挑戦については拒否する形をとりましたが改めてその心境を教えてください。

▼大和「一つは僕自身が苦労してやっとたどり着いた挑戦、そしてこのベルト。それに対して他からやってきていきなりポンとリングに上がって“おい、挑戦させろ"って。その一言だけではいどうぞって挑戦させるような軽いベルトにしたくないじゃないですか。自分が苦労して取ったベルトなんで、簡単に挑戦できるベルトにしたくないって言うのがまず一つですよね。それと実際にクルーザー、そしてこの団体を引っ張っていくチャンピオンになりたいって思った時に、じゃあ鈴木鼓太郎はどうなんだろうと。このクルーザーのベルトに挑戦することで話題にもなりますし、もし僕から取ることが出来たらそれは強さの証明にもなると思うんです。それはフリーという選手の大事な生きる手段だと思うんですけど結局そこで終わりですよね。背負っているものが違いすぎます。僕はここからそれこそ、この時代そのものを相手して戦ってこのベルトと共に歩んでいこうと思っているわけです。そんなね、個人の思いだけでベルトを…僕がリングで言った以上にこのベルトは重いんですよ。団体の看板を背負って戦っていく訳ですから」

――では稲葉大樹選手を逆指名した理由について、リング上でおっしゃったことも含めて改めて教えて下さい。

▼大和「頑張っている人にチャンスを与える。これはやっぱりWRESTLE-1を引っ張っていくっていう意味で大事なことだと思うんですよ。自分だけがドンドン前に行こうとしてもそれについてこれなかったら意味がないと思うんで。みんなで進んでいけるようにしたいので。それにはやっぱりチャンスをドンドン与えていって。でもただチャンスを与えるだけじゃなくて。僕が稲葉を指名した時にお客さんから声援がありましたけども、やっぱりみんなが稲葉が頑張っていることをわかっているんですよね。だからそういうみんながわかっている頑張っている人を引っ張っていくためにも、その場所を作りたいと思っています」

――では最後に王座戦に向けての意気込みをお願いいたします。

▼大和「覚悟を見せたい。チャンピオンとしてだけじゃなく、このWRESTLE-1という団体を引っ張っていくんだっていう覚悟。それを試合でお見せします。ただ勝つだけじゃなく、意思を見せます。田中選手も覚悟を見せると言っていました。僕も見せますよ。2月の後楽園ホール大会のテーマは覚悟です」

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