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2/9【新日本】8度目の挑戦・後藤が背水の陣「次負ければ恥」、オカダは注文「大阪までに変わってこい」 2・11IWGP戦調印式(写真あり)

 IWGPヘビー級選手権試合「オカダ・カズチカvs後藤洋央紀」(2・11大阪)の調印式が9日、東京・中野新橋の新日本事務所で行われ、両者が調印書にサイン。8度目のIWGP王座挑戦となる後藤が「次、オカダに負けることがあれば、これは俺にとって恥」と背水の陣を敷けば、王者オカダは「大阪で変わるんじゃなく、大阪までに変わって、その変わった後藤さんとリング上で向き合えたら」と挑戦者に注文をつけた。

 2・11大阪大会でのIWGP戦が2日後と迫ったこの日、両者が出席しての調印式が行われ、いよいよタイトルマッチまで待ったなしとなった。

 これが8度目のIWGP挑戦となる後藤は会見乱入、試合後襲撃と手段を選ばずオカダを挑発してきた。全ては至宝ベルト獲りにかける執念が駆り出した行動で、2年ぶり8度目の挑戦となる今回、「大阪は鬼神となって戦います。今の新日本プロレスの風景を俺の力で変えていきます」との決意を胸に出陣する。

 オカダから「恥男」と罵倒され、観客からは容赦ないブーイングも浴びてきたが、後藤はIWGP初戴冠でその全てを覆すつもり。「負けることが恥だとは思ってないですけど、次負ければ恥ですね。次、オカダに負けることがあれば、これは俺にとって恥」と背水の陣を敷いた荒武者は、後藤革命を本格化させ、新日マットに新風景を描いていく覚悟を示した。

 迎え撃つオカダは1・4東京ドーム大会での棚橋弘至戦以来3度目の防衛戦。「俺はリング上で何も言わない。コメントも出さない。やるんだったら一人で盛り上げてくれ」と注文をつけた結果、行動を起こした後藤に対し、「乱入という形もそうですし、試合を通しても変わったな」と変化を感じてはいるが、「正直チャンピオンレベルじゃないなと。棚橋さんとか今までやってきたレベルには達してない」と相変わらず評価は手厳しい。

 「IWGPは高いレベルでずっと試合してきましたから、それが後藤さんに対するブーイングかもしれない」。そう分析したオカダは、自身が中心となって築き上げたIWGP戦のレベルを落とさないためにも、「まだ変わるまで時間がありますから。大阪で変わるんじゃなく、大阪までに変わって、その変わった後藤さんとリング上で向き合えたら」と後藤に最後の注文をつけた。

 もちろんオカダにとってV3は規定路線。「次も僕から獲れない、また恥をかくことになる」と断言し、「後藤革命もいったいどうなったのかなと。そのあやふやになった後藤革命も僕が代わりにしっかり終わらせてあげたい」と後藤に引導を渡す構えをみせていた。

☆2/11(木・祝)大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)『THE NEW BEGINNING in OSAKA』15:30開場、17:00開始

▼IWGPヘビー級選手権試合
[挑戦者]
後藤洋央紀
(1/60)
オカダ・カズチカ
[第63代王者]
※オカダ3度目の防衛戦

プロ格 情報局