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2/17【リアルジャパン】会見における初代タイガー、関本、長井の詳細コメント(後編)

※前編からの続き

――最初の挑戦者に長井が決まったことについて?

▼関本「まず去年の12月にベルトを取ったときに長井さんがリングに上がってきて、自分を見つめるその目を見て、あ、これは本気だと感じました。気持ちが伝わってきました。以前も何度か闘ったことがあったんですけど、不透明決着に終わったりしてたので、その目を見てですね、こんどは男と男の勝負ができると、ハイ」

――初防衛戦の相手にふさわしい相手?

▼関本「その通りです」

――長井は過去に2度レジェンド王者(第4代&第6代)になっているが最初の王者時代、2度に渡り関本と闘い2度とも両者リングアウトに終わっている(2010年11・7相模原&11年2・18代々木)。今回のタイトル戦は決着戦の意識もある? それとも過去とはまったく異なるもの?

▼長井「ボクも年齢とキャリアを重ねて成長してると思うし、関本選手も今の日本のプロレス界のトップまで上がってきている選手だと思うので、3度目ですけどボクのなかでは過去の2回を引きずるとか、それに比べようという気持ちはないです、ハイ」

――関本のコメントのなかでの「不透明決着」とは、その両者リングアウトを指している?

▼関本「そうですね、ハイ」

――今度は立場を変えての対戦だが。

▼関本「まあ、王者としてその試合に臨みます」

――長井選手は25周年とのことだが今年やろうと思っていることは? グレート・タイガーはどう絡んでくる?

▼長井「グレート・タイガー選手に関しては平井さん(リアルジャパン代表)が窓口になっているので平井さんに聞いてください。ボクは25周年、正直自分が選手としてこんな長くできるとは思ってなかったので、まあ特別自分で25周年の興行というか大会を打つということはいまのところ考えてはいないです。ただ自分がドラディション所属で、こういうふうにリアルジャパンさんのリングにも上げていただいているので、そこで25周年の自分のなかで記念になるような試合が1試合か2試合させていただければいいなとは思ってます」

――今回のタイトル戦はそのうちのひとつでもある?

▼長井「そうですね、今年一年のスタートだと思います」

▼初代タイガー「(2人の意気込みを聞いて)関本選手は王者としての風格としても当然、前から若い選手ですけど、伸びてくる選手だと思ってましたけども、当然伸びてきたということです。長井ちゃんに言いたいのは、たとえば、強い選手がリングの上で強さを作っていって輝くのは当たり前なんですよ。それができるのがリアルジャパンプロレスなんで。見た目だけでドタバタやっているのが輝ける選手、プロレスラーだと思っている世間があるとしたらそれは大間違いなんですね。強い選手が光り輝く、これがリアルジャパンプロレスの一番の本道なので、その点では長井ちゃんは前から本当に期待している選手なんですよ。それは表面上のことはワーッと悪役ぶったり迫力があったりですけど、本当は動きなんですよ。その動きを、蹴りのスピードをもっと倍にしてもらいたいし、倍になるだろうし、もっと老獪なテクニックもあるだろうし迫力もあるだろうし、違う面で関本選手はもう迫力は持ってるし、その実力という点ではお互いが均衡している世界のなかで、長井ちゃんに上がってきてもらいたい。上がらなければリアルジャパンのリングではないということですね。ストロングスタイルはそういうものです。強さがなければリング上にはきてはならない、資格がない。これをもって光り輝いてほしい。(長井の頭を見て)長井ちゃん光り輝いて、あれ…。光輝いてる方面で光り輝いてほしいと思いますね。それがリアルジャパンのリングだということを証明してもらいたいですね。お客さんもそう思ってもらいたいですね。その迫力ある実力と迫力ある関本選手のプロレス、根性って言うんでしょうか。なにも言うことはない。先ほども言ったように2人がいるだけでワクワクしてくるような、そういう期待感でいま胸いっぱいです。ボクが胸がいっぱいのように、お客さんもその心意気がわかってくれれば胸いっぱいになれると思います。すごくいい試合になると思いますよ。以上です」

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