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2/25【K-DOJO】大石&旭に逆転勝利で真霜&佐藤がSTRONGEST-K TAG王座V5、トウナイがUWA世界ミドル級王座V2、テイオーの挑戦受諾 後楽園大会(写真あり)

 K-DOJO今年最初の後楽園ホール大会『CLUB-K SUPER in 後楽園ホール』が25日、開催され、真霜拳號&佐藤悠己が名タッグ復活となった旭志織&大石真翔に逆転勝利し、STRONGEST-K TAG王座5度目の防衛に成功。ヒロ・トウナイはタイトル初挑戦の最上九に完勝してUWA世界ミドル級王座V2を果たし、MEN'Sテイオーの挑戦表明を受諾した。

 後楽園大会のセミファイナルに組まれたのはSTRONGEST-K TAG選手権試合。第30代王者組・真霜&佐藤5度目の防衛戦で、大石&旭が挑戦した。旭は1・3千葉BF大会における「お年玉争奪バトルロイヤル」でタッグ王座挑戦権を獲得。パートナーにDDT・大石を指名した。大石&旭は勝てば2009年12月に第11代王者組から陥落以来、実に6年2ヶ月ぶり3度目の戴冠となる。

 まずは挑戦者組が連係を駆使。佐藤をダブルアルゼンチンで担ぎ上げてもん絶させる。ならばと王者組は場外戦で逆転し、佐藤は旭をゴミ箱に入れて鉄柱に叩きつけ、大石の急所を鉄柱に痛打させるるなどやりたい放題。その後も凶月が大石に的を絞って主導権を握り、相手方のタッチもことごとく阻止した。

 それでも挑戦者組は大石がジャンピングタッチに成功すると、旭がプランチャを連発するなど挽回。大石の頭部を相手の急所に痛打させるシーソーフリップ合体攻撃を連発すると、旭が阿吽、大石がミラクルエクスタシーを立て続けにさく裂。そして合体技・サボテンの花を爆発させた。

 王座移動を予感させたが、真霜のカットによって3カウントを阻まれた。それでも挑戦者組は佐藤の金粉攻撃を真霜に誤爆させ、旭が佐藤に丸め込みを連発したが、佐藤もジャックナイフをエビ固めで切り返してガッチリ。大逆転の3カウントを奪った。

 あわや陥落の大苦戦だったが、凶月コンビがタッグ王座5度目の防衛に成功。佐藤は左ヒジ関節脱臼により、1月末から戦列を離れていたばかりだが、終わってみればキッチリベルトを死守。真霜は「これで大石&旭に勝ったっつうことは、(佐藤が)本当に完治した時、敵なしだよ。みとけよ、俺らに敵はないっつうことを。これからまだまだ防衛記録やっていくぜ」と豪語した。

 UWA世界ミドル級王者・ヒロ・トウナイは新人・最上九に完勝し、2度目の防衛を果たした。昨年9月デビューの最上は1・3千葉BF大会における「お年玉争奪バトルロイヤル」でベルト挑戦権を得て、デビュー5ヶ月にしてタイトル初挑戦のチャンスをつかんだ。トウナイが理詰めの腕攻めで手玉に取れば、何とかしのいだ最上も腕関節をスリーパーで切り返し、羽根折り固めで捕らえてみせる。その後も腕固めを羽根折り固めで切り返し、フィッシャーマンスープレックスで攻め立てたが、トウナイの牙城は揺るがず。スイングDDTの要領で左腕を叩きつけると、腕固めで捕獲して最上の粘りを振り切った。

 本領を発揮したトウナイが2度目の防衛に成功。試合後、TAKAがテイオーの挑戦をアピールし、舞台を3・21北千住大会に指定してきた。「MEN'Sテイオー選手、挑戦喜んで受けさせて頂きます」と受諾したトウナイは「俺が必ず防衛します。そしたらその次は代表、あなたです」とTAKAを次々期挑戦者に指名。その先に宿願の“TAKA超え"を見据えた。

 本田アユムは「“極"5番勝負」第3戦で佐藤光留に完敗を喫した。1・10TKP千葉大会から始まった本田の5番勝負。初戦で田村和宏、続く2戦目で那須晃太郎(2・14千葉)と対戦し、いずれも敗戦。第3戦となったこの日は実力者・佐藤に挑んだ。

 果敢にグラウンド勝負を挑んだ本田だが、序盤からフロントネックロックに捕まり、打撃をかいくぐって飛びついても三角絞め→ヒザ十字固めで返り討ちに。ローキック連打で左足を徹底攻撃されながらも何度も腕ひしぎ逆十字で絡みついたものの極められず。最後はローキックとミドルキックの交互乱打を浴びてKO負けを喫した。これで本田5番勝負は3連敗。この日、第4戦が3・13千葉BF大会に決定。相手は全日本の世界ジュニアヘビー級王者・青木篤志に決まった。

 ベテラン勢で構成される“チーム・ロックンロール"に元DDTのMIKAMIが加入した。この日TAKAみちのく&Hi69&リッキー・フジ&MEN'Sテイオーが稲松三郎&柏大五郎&関根龍一&那須晃太郎のBozz連合と対戦。Hi69がスクールボーイで稲松を撃破した試合後、TAKAが新メンバーとしてMIKAMIを呼び込んだ。MIKAMIと握手を交わしたTAKAは「全てのタイトルを俺たちで埋め尽くしてやる。KAIENTAI DOJOを面白くするのはチーム・ロックンロール!」とタイトル総なめを宣言していた。

【試合後の真霜&佐藤】
▼佐藤「みろ、イージーだよ、イージー!…言いたいとこだけど、さすが大石&旭だな」

▼真霜「褒めちゃう?」

▼佐藤「今日はちょっとてこずったよ。でもよ、普段、半ケツ出してるような奴に俺らが負けるわけないから。次はもっと本気でこい。わかったか。最後覚えてる?」

▼真霜「ちょっとね、やってくれたね。でも、これで完治したでしょ、証明したでしょ」

▼佐藤「完璧だよ」

▼真霜「これで大石&旭に勝ったっつうことは、本当に完治した時、敵なしだよ。みとけよ、俺らに敵はないっつうことを。これからまだまだ防衛記録やっていくぜ」

▼佐藤「みとけよ、オイ!」

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