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4/7【WRESTLE-1】空白の3年間をかけて2度目の一騎打ち 鼓太郎とカズが5・4クルーザー王座戦へ会見(写真あり)

 5・4後楽園大会でWRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップを争う王者・鈴木鼓太郎、挑戦者・カズ・ハヤシが7日、東京・大久保のWRESTLE-1事務所で会見。3年3ヶ月ぶり2度目の一騎打ちとなる両者は、この空白の3年間をかけて雌雄を決する構えをみせた。

 前夜の後楽園大会で鼓太郎がTAJIRIを退け、クルーザー王座初防衛に成功。試合後にカズが挑戦を表明し、5・4後楽園大会で両者によるタイトルマッチが組まれた。鼓太郎とカズの一騎打ちはこれが2度目。前回は2013年2月の全日本・後楽園大会でカズが勝利している。

 全日本分裂、W-1設立によってたもとを分かつ形となったが、カズは当時から「またやりたい選手」と鼓太郎を好敵手と実感。W-1のベルトをかけての再会に運命めいたものを感じたうえで、「こうして3年、空白の時期を経て、またこうして戦えるのをうれしく思ってます」と喜んだ。

 もともとW-1クルーザー王座はカズが提唱して設立されたタイトルだ。昨年2月の誕生から1年が経過したが、カズは未戴冠。「僕的にもやっぱりこのベルトを巻きたいというのがありますし、流出してしまったので、それを獲り返したい気持ちもある」と外敵・鼓太郎からの奪還を見据えるカズは、「このベルトに関しての思い入れ、そういうものはやはり自分らにしかわからないところがあるので、次の後楽園でこのベルトは返していただきます」と宣言した。

 王者・鼓太郎にとっては2度目の防衛戦にして3年ぶりに訪れた雪辱戦。「その借りを返しにW-1にきたというのもある」と言い切った鼓太郎にとってもカズは好敵手と考えており、「お互い約3年、違う道を歩んで、全く交わることがなかったですし、その3年をかけて戦いたい」と誓った。

 その3年間、鼓太郎は全日本ジュニアのトップ戦線で活躍し、世界ジュニア王者にも君臨。その自信は絶対的なものがある。「ジュニアで前線を張って常にタイトル戦をこなしてきたんで、そのへんで一切負けてる気がしません」と豪語し、「このベルトを提唱して作ったカズ・ハヤシ選手を相手に防衛すれば、このベルトはさらに輝くんじゃないか」と返り討ちを描いていた。

☆5/4(水・祝)東京・後楽園ホール『WRESTLE-1 TOUR 2016 TRIUMPH』11:00開場、12:00開始

▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ
[挑戦者]
カズ・ハヤシ
(1/60)
鈴木鼓太郎
[第4代王者]
※鼓太郎2度目の防衛戦

▼WRESTLE-1チャンピオンシップ
[挑戦者]
KAI
(1/60)
火野裕士
[第7代王者]
※火野3度目の防衛戦

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