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4/27【IGF】初参戦・船木「猪木さんに進化した自分みせる」、飯伏「IGFで戦いたい相手がいる」、崔はIGF改革宣言 5・29大阪参戦8選手が会見

 IGFは27日、東京・銀座のIGF事務所で会見し、5・29大阪大会の追加参戦決定選手を発表。IGF初参戦が決まった船木誠勝は「進化した自分を猪木さんの前でみせたい」と気を引き締めた。また、飯伏幸太は「今回IGFで戦いたい相手がいます」と告白し、崔領二は「仕組みからリングの技術から全部僕がやります」とIGF改革をぶち上げ、澤田敦士、鈴川真一のIGF勢に宣戦布告した。

 IGFでは大阪大会への参戦選手を募っていたが、この日、新たに船木、マグニチュード岸和田、すでに名乗りを上げていた長井満也とベアー福田、冨宅飛駈、空牙の6人の出場が決まった。

 船木はこれがIGFマット初参戦となる。89年に新日本を退団してから27年が経過し、かつての師匠・猪木が主宰するリングに上がるのも因縁めいている。新日本時代の船木にとって猪木は絶対的な存在。当時の記憶は「試合から帰ってきたらドアを開けると猪木さんの闘魂の顔があって、いきなりバーンと殴られて。『今の試合は何点だ?』と必ず聞いてきた猪木さんがいた」と今なお強く刻まれている。

 猪木から叩き込まれたのが「リングには戦いがある」という考え。だからこそ、IGFの試合映像をみて「感想は……って感じです。ちょっとわからない。みててオーソドックスな燃える感覚というのがない感じでわかりにくい」と疑問を感じた。「今までやってない人とやるのが一番新鮮」と初遭遇の相手を希望した船木は、「そこに猪木さんがいるかいないかだけで全然違う団体になる」と当日、リングサイドで観戦するであろう猪木の存在を強く意識。猪木イズムである戦いを体現するためにも、「5月29日、もう一回原点に戻って、なおかつ進化した自分を猪木さんの前でみせたい」と誓った。

 こちらも注目の初参戦となる飯伏は意中の相手がいることを明かした。IGFに上がる一番の理由は「猪木イズム研究」。そこで未決定の対戦相手が注目されるところ。この日の会見で飯伏は「今回IGFで戦いたい相手がいます。僕が逆指名させていただきました」と告白。会見前にIGF側に伝えたというが、それが誰なのかについては固く口を閉ざした。

 崔は2011年7月の『GENOME16』以来、4年10ヶ月ぶり3度目の参戦。過去2回はいずれも澤田と対決している。「IGFって思い返しても名勝負が思い浮かばないんですよ。何でかというと、ないからなんですよ」と口火を切った崔は、「ぶっちゃけ何でそういう試合になるか言いましょうか。努力が足りないんですよ。死ぬ気でやってないんですよ」とIGF勢を痛烈批判。「今は0点だと思います。それを僕は変えていきたい」と自らの手でIGFを改革していく構えをみせた。

 「仕組みからリングの技術から全部僕がやります。僕はそういう気持ちできました。基盤から変える気持ちできました。中途半端な奴は全部切りたいと思ってるぐらい」と覚悟を示した崔は、5・29大阪大会の相手に澤田、鈴川を指名。「あの二人がいろいろ言ってきてますけど、潰します。汚い言葉で応戦するつもりはありません。潰します。悔しかったら今すぐこい。やる気がないならこのリングに上がるな」と宣戦布告していた。

☆5/29(日)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館 第1競技場)『アントニオ猪木vsモハメド・アリ 格闘技世界一決定戦40周年記念プレ大会 GENOME36』15:00開場、16:00開始

[参戦決定選手]
船木誠勝
マグニチュード岸和田
長井満也
ベアー福田
冨宅飛駈
空牙

[既報参戦選手]
飯伏幸太
アレクサンダー大塚
崔領二
鈴川真一

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