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5/9【WRESTLE-1】V3戦で中之上&岡林迎撃 火野「岡林楽しみ」、KAZMAは中之上に「ラストチャンス」通告

 6・8後楽園大会で中之上靖文&岡林裕二とのWRESTLE-1タッグ王座3度目の防衛戦が決まった火野裕士&KAZMA SAKAMOTOが9日、東京・大久保のWRESTLE-1事務所で会見。火野が「彼の強さは一番よくわかってるんで楽しみ」と岡林迎撃に高ぶれば、KAZMAは連続挑戦となる中之上に「これがラストチャンス」と通告した。

 前夜の5・8浜松大会で中之上が岡林と組んでのW-1タッグ王座挑戦をアピールし、王者組も受諾。6・8後楽園大会でのタイトルマッチが決まった。第4代王者組の火野&KAZMAは4・28豊中大会で中之上&吉岡世起を退けて以来3度目の防衛戦となる。

 まだ、タッグチームとしての実績に乏しい中之上&岡林組だが、火野は「それなりにいい対戦相手」と評した。中でも岡林とは2014年大みそ日の年越しプロレスで“ダブルユージ"を結成し、3団体タッグトーナメントに準優勝。昨年3月には大日本でBJWタッグ王座にも挑戦したことがある。「彼の強さは一番よくわかってる」とした火野は、「めちゃめちゃ楽しみですね。プロレス界全体の中でも彼はやってて楽しい選手の一人なんで」と高揚感と対抗意識をにじませた。

 一方、KAZMAは中之上に苦言を呈した。中之上は4・28豊中大会で吉岡と組んで火野&KAZMAに挑戦し、敗れたばかり。今回、連続挑戦を決めたが、KAZMAは「何回挑戦できるんだって。この会社は中之上に優しいな。Jacketsの奴らと組んでるくせに次は岡林ってなめてるよね」と不快感を示す一方で岡林の存在を警戒。「これで中之上が何かしなければ岡林にのまれて、俺たちが勝って終わりという、何も残らない状況になると思ってます。ホントに何とかしなきゃいけないんじゃないですかね」と中之上にプレッシャーをかけつつ、「これがあいつのラストチャンス」と通告していた。

【会見における火野&KAZMA】
▼火野「それなりにいい対戦相手だなと。中之上君はまだまだな気がするけど、最近頑張ってるみたいだし、W-1ではないけど、岡林君はダブルユージでたまに組んだりして、彼の強さは一番よくわかってるんで、いい対戦相手だと思いますわ」

▼KAZMA「中之上、何回挑戦できるんだって。この会社は中之上に優しいな。Jacketsの奴らと組んでるくせに次は岡林ってなめてるよね。これがあいつのラストチャンスでしょ。岡林、めっちゃ楽しみです」

――火野選手は中之上と事あるごとに対戦しているがしつこい?

▼火野「ここまできたら可愛らしいぐらいですよ。親近感わくね。何かあるたびに中之上君が自分にやられてるから。毎回、彼が自分に何かやってのけるわけじゃなく、だいたい自分に負けて終わっちゃう中之上君が可愛くてしょうがない」

――KAZMA選手は中之上の挑戦は腑に落ちない?

▼KAZMA「腑に落ちないことはないけど、そうやって何回もチャンスもらえるのはうらやましいというか、他にこの会社には挑戦できる人間がいないということなのかなと思います。パートナー変えれば挑戦できるって。うらやましいよね」

――挑戦者組から脅威に感じる点があるとすれば?

▼KAZMA「岡林です。これで中之上が何かしなければ岡林にのまれて、俺たちが勝って終わりという、何も残らない状況になると思ってます。ホントに何とかしなきゃいけないんじゃないですかね、中之上は」

▼火野「会社からの試練なのかもしれないですね。回りこの3人で中之上君がどこまで自分を自分を残せるか。なかなか難しいとは思うけど」

――岡林とベルトをかけて戦うのは初めて?

▼火野「そうかな。対戦相手としては初ですね、たぶん。組んでベルトに挑戦したことは一回あったかな」

――なおさら楽しみ?

▼火野「めちゃめちゃ楽しみですね。プロレス界全体の中でも彼はやってて楽しい選手の一人なんで」

――KAZMA選手は岡林とは初めて?

▼KAZMA「初めてになります。同世代で同じ年に生まれた、昭和57年の奴なんで。今まで昭和57年の奴とあまり戦ってきたことないから。今回は初対決なんで、ホントに楽しみで負けられないですね」

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