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8/12【WRESTLE-1】新王者・稲葉が一夜明け会見 征矢との“決着戦"視野に

 涙のWRESTLE-1王座戴冠から一夜明けた12日、都内事務所で新王者・稲葉大樹が会見。征矢学との“決着戦"を視野に入れた。

 当初挑戦予定だった征矢の負傷欠場に伴い、急きょ近藤修司との挑戦者決定戦に抜擢された稲葉。近藤を倒して挑戦権を手に入れたばかりか、横浜文体大会メインで王者KAIまで倒して涙の初戴冠を成し遂げた。

 「プレッシャーと不安の中で日々過ごしていた」と急転直下の日々を振り返った稲葉だが、最高の結果を残せたことで清々しい表情。28歳、キャリア3年での戴冠となったことで「ベルトを若い僕たちが獲ることができたので、これからがスタートだと思います。僕たちやもっと下の熊ゴローや芦野、イケメン、藤村とかがこれからのWRESTLE-1のメインをどんどん張っていけるようなWRESTLE-1にしていきたい」と新世代の台頭を“マニフェスト"に掲げた。

 防衛ロードについては、基本的に「誰でも大丈夫」だが、唯一具体名を上げたのが征矢。当初挑戦予定だったワイルド男との決着戦を視野に入れ、征矢復帰までの防衛継続を誓ってみせた。

 会見の模様は以下の通り。


【会見の模様】

▼稲葉「昨日の横浜文体でKAIさんを破ってWRESTLE-1無差別のチャンピオンになりました。WRESTLE-1、年間イチのビッグイベントのメインという事でかなり緊張したんですけど、勝つことが出来て本当に良かったと思っております」

――改めて昨夜の試合を振り返ると?

▼稲葉「やっぱりKAIさんの一発一発が重くて。すごくキツイ試合だったんですけど、最後一回だけでも卍が決まれば今の僕だったらどんな試合でも勝てると思っているので。最後まで卍を諦めなかったことが昨日の勝ちにつながったんだと思います」

――6人タッグ王座戴冠から日が浅いなかで、シングル王座までつかんだが?

▼稲葉「そうですね、UWAを獲ってから挑戦者決定戦をやって昨日の文体まで本当に短くて、自分でも結果と気持ちがついていってなくて。よくわかんないまま日々を過ごして、気づいたら次の日、までなっていて。毎日毎日不安だけですよね。プレッシャーと不安だけでした」

――児玉選手はクルーザー王者、土肥は全日本との対抗戦で目立ったり…と若い世代の活躍が目立ってきたが?
▼稲葉「ベルトを若い僕たちが獲ることができたので、これからがスタートだと思います。僕たちやもっと下の熊ゴローや芦野、イケメン、藤村とかがこれからのWRESTLE-1のメインをどんどん張っていけるようなWRESTLE-1にしていきたいと思います」

――挑戦者に名乗りを上げていないが、KAIとのリマッチも含めてどう考えている?

▼稲葉「僕の中ではやっぱり征矢さんとやりたいっていうのは考えています。でもチャンピオンになったので。誰の挑戦でも受けたいと思います」

――征矢とは何か話をした?

▼稲葉「試合後に征矢さんにちょっとお会いして『本当にごめんなさい』って言われました。まぁ僕も征矢さんを見ると、笑っちゃうか泣いちゃうかのどっちかだったんで、昨日は(笑) でも昨日は試合が終わった後は笑えたんでよかったです。試合前は危なかったですけど(笑)」

――征矢は復帰までしばらくかかりそうだが、征矢以外にやってみたい選手は?

▼稲葉「誰でも大丈夫です。今はこの人っていうのは考えていないですね」

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