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8/12【WRESTLE-1】新クルーザー王者・児玉が一夜明け会見 “世界"見据えつつ新世代での活性化が「ファーストステップ」

 前夜(11日)の横浜文体大会で新クルーザー王者に輝いた児玉裕輔が12日、都内WRESTLE-1事務所で一夜明け会見。海外帰りでいきなり難攻不落の鈴木鼓太郎を撃破。喜びと同時に責任感をにじませた。「海外からいろんな選手を呼んだり、逆に僕が海外に行って防衛戦をやったりとか。日本ももちろんそうなんですけど世界的にも広めていきたいですね」とワールドワイドな活躍を視野に入れたものの、「若い人たちで“WRESTLE-1の若い奴らスゲェ試合するな"っていうのを見せていくことが、WRESTLE-1を盛り上げるファーストステップ」と強調。初防衛戦では挑戦者決定戦「アンディ・ウーvs吉岡世起」(8・19新宿)の勝者と激突する。


【会見の模様】
▼児玉「昨日の横浜文化体育館大会で鈴木鼓太郎選手からクルーザーディビジョンのベルトを獲りました。今日からクルーザーディビジョンの王者として、WRESTLE-1クルーザーを動かしていきたいと思っています」

――昨日の試合後に『鼓太郎選手に引き出された』とのコメントもあったが、改めて試合を振り返ってみて?

▼児玉「やっぱり気負いだとか不安、緊張っていうのが凄く大きくて。試合前はこれから自分が勝って王者になって、WRESTLE-1クルーザーを引っ張っていく存在になるんだっていう思いの中で、こういう所で気持で負けちゃいけないって。それだけは言い聞かせて試合はしていました。シングルで戦ってみてやっぱり完璧というか本当に最強の相手だったと思うんですけど、僕が勝てたのはWRESTLE-1のクルーザーをWRESTLE-1の人間が動かしていかないとダメなんだっていう気持ち。で、それは僕がやらなきゃいけないっていう気持ちだけで強引に3カウントを獲りに行ったって感じですね」

――具体的にどういったクルーザーの世界を作っていきたい?

▼児玉「そうですね、やっぱり海外に行っていたっていう経験もあるので、今やってみたいと思っているのは海外からいろんな選手を呼んだり、逆に僕が海外に行って防衛戦をやったりとか。とにかくもっともっとWRESTLE-1を広めていくという活動ですね。日本ももちろんそうなんですけど世界的にも広めていきたいですね。本当にWRESTLE-1には素晴らしい選手がいっぱいいますし、試合もレスラーの僕から見てもワクワクする試合もいっぱいあるので、そういうのをもっといろんな人の目に触れさせたいというか、それが根っこになります」

――8・19新宿で「アンディvs吉岡」次期挑戦者決定戦も決まったが?

▼児玉「その点に関しても同じような感じですね。アンディさんと吉岡さんという、僕と同じ世代の選手が真っ先に勢いよく来てくれたのが僕は凄くうれしかったですね。若い人たちで“WRESTLE-1の若い奴らスゲェ試合するな"っていうのを見せていくことが、WRESTLE-1を盛り上げるファーストステップだと思っています。今までそういう事をあまり言ってはいなかったんですど、たぶんアンディさんも吉岡さんも同じ気持ちだと思うんです。それもあって、来てくれたってのは凄くうれしかったです」

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