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9/7【WRESTLE-1】9・18後楽園の葛西戦へ「ワイルドを抜けてこれからやっていく覚悟を体ごとぶつける」 W-1提供・熊ゴローインタビュー

 9・18後楽園大会で葛西純との一騎打ちを控える熊ゴロー。new Wild orderを脱退した真意を明かしたうえで「葛西さんには俺のワイルドを抜けてこれからやっていくっていう覚悟を、今俺の思っている気持ちを体ごとぶつけます」と意気込んでいる。WRESTLE-1提供のインタビューは以下の通り。

【熊ゴローインタビュー】
――まずnew Wild order脱退宣言についての経緯を改めて教えて下さい。

▼熊ゴロー「結構いろいろなところでも言っているんですけど、今WRESTLE-1の状況はそんなに良くないと思うんです。退団者が出たりケガ人が続出して、正直今は不安定な状況にあって。なおかつ僕ら若手が引っ張っていかなきゃいけない。そんな時に横浜文体というビッグマッチがあって、(全日本プロレスとの)対抗戦があって…。それを乗り越えて“もうワンステップ上に行くために"と思った時にワイルドにいたままじゃダメなのかと思いました。自分が引っ張っていかなきゃいけないという上で。で、征矢さんがケガしてましたけど、その後にワイルド抜けさせてもらいたい、自分の力でやっていきたいと言いました。その時から何度も征矢さんとは衝突して。“なんで今なんだよ"って。確かになんで今なんだって思うのもわかるんですけど、今頑張らなきゃいけないから。ワイルドにいたら征矢さんや葛西さんにどうしても頼ってしまう。AKIRAさんも含めあの3人、スゴイじゃないですか。今まで一番下だからっておんぶにだっこで、きっとまわりの方は大目に見てくれていたと思うんですけど、もうそんな状況じゃない。俺もWRESTLE-1の“一つの力"になれるように、そうなるためにもワイルドを抜けることが必要だったと思います。“ワイルド"としてではなく“熊ゴロー"としてWRESTLE-1の“力"の一つになりたいんです」

――征矢選手や葛西選手はまだnew Wild orderを脱退することについては認めていない状況ですが、9・18後楽園ホールではその葛西選手とのシングルマッチが決定しています。その試合について今の心境はいかがでしょうか?

▼熊ゴロー「葛西さんが俺の気持ちを分かってくれるかはわからないです。でもこうやって葛西さんと戦う以上は言葉ではなく体で、気持ちを体ごとぶつけて葛西さんにわかってもらえるように。まぁわかってもらえなくてもそれは仕方ないですけど、ぶつけていくだけです、気持ちを体ごと」

――では現在欠場中の征矢選手が復帰した際にはどのような気持ちで迎えようという気持ちですか?

▼熊ゴロー「…仲間ですから、そりゃ」

――その“仲間"というのはどういった意味の“仲間"でしょうか?

▼熊ゴロー「それは…一緒にやってきた仲間であり同じ団体のプロレスラー。先輩後輩ですけど、仲間だと思っているし、征矢さんが帰ってくるまで頑張り続けますし征矢さんが、復帰したら“征矢さんと戦ってみたい"と思っています」

――わかりました。では最後に9.18後楽園ホールでの葛西選手との一騎打ちに向けての意気込みと、ファンの皆さまへ一言お願いいたします。

▼熊ゴロ「葛西さんには俺のワイルドを抜けてこれからやっていくっていう覚悟を、今俺の思っている気持ちを体ごとぶつけます。全力で後楽園の試合に臨みます。お客さんには俺の気持ちを分かってくれる人がいるのかいないのかわからないですけど、でも俺の生き様というかそういう熱いものが伝わればいいかと思います。とにかく全力で頑張ります」

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