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9/24【全日本】寺プロレス雨天中止も1年後の開催約束 諏訪魔が両国三冠戦保留の宮原に「実力行使」を予告

 『第43回藤沢市民まつり〜遊行寺でプロレスをするぞ!オイッ!!〜』が24日、神奈川・藤沢市の遊行寺で開催予定だったが、雨天のため中止に。1年後の開催を誓った諏訪魔はアピールしていた11・27両国大会での三冠ヘビー級王座挑戦を王者・宮原健斗に保留され、「実力行使」で認めさせる構えをみせた。

 2014年以来2年ぶりに開催されるはずだった藤沢・遊行寺大会。イベント開始は午後2時を予定し、たくさんのファンが会場に足を運んでいたものの、午後になって雨が降り始めてしまい、開始1時間前の午後1時に中止が決まった。

 そこで諏訪魔、三冠王者・宮原、ご当地マスクマン・江の島マンら集まった選手たちがサイン&撮影会を実施。会場のいたるところで選手とファンが交流する姿が見られ、通常のイベント以上に長い時間を触れ合った。「諏訪魔の暴走ステーキ」が販売され、諏訪魔自ら肉を焼き、ファンに振舞った。また、藤沢市・鈴木恒夫市長が激励に駆けつけ、藤沢警察署員は撲滅戦隊フリコマセンジャーとともに来場し、防犯をPRした。

 大会は中止を余儀なくされたが、諏訪魔は「残念でしたね。でもまた違ったイベントになって、雨でも結構来てくれたんでね。うれしい」と雨の中を集まったファンに感謝。「来年こそは開催したい」と今から1年後の遊行寺大会開催を約束した。

 この秋、諏訪魔は王道トーナメントを初制覇。ビッグマッチ11・27両国大会での三冠王座挑戦に照準を定めている。が、王者・宮原は「僕の中ではすぐにクリアしたい相手ですからね。王道トーナメント1回戦で負けてますから」としつつ、返答を保留。「お客さんの声をもっともっと乗せて両国に行きたいですね。お客さんの声を乗せて舞台を決めたい」とさらに機運を高めたい考えを示した。

 王道トーナメント1回戦で諏訪魔は宮原を撃破。当然、王者も両国三冠戦に合意するものと思っていただけに、この反応には「俺に負けときながらそんなこと言うって、こっちは今までていねいに出たら調子に乗りやがって」と不満しかない。

 ならば諏訪魔は自らの手によって宮原の言う「機運」を高めるべく仕掛けていくつもりでいる。その手段は「実力行使」だ。「(試合で)当たらないかもしれないけど、お前、気抜くなよって。お前にやりてぇって言わすぐらいのことやってやるからみとけ」と通告したように、諏訪魔が描いているのは無差別テロであることは想像に難くない。今夏、ブードゥー・マーダーズ首領・TARUとの再会合体を果たしたばかりとあって、やりたい放題に暴れた当時の血が騒いでいる様子の諏訪魔は、「毎日毎日、先延ばしにしたことを後悔させてやろうかなと」と不敵な笑みを浮かべた。

 明日25日は前橋大会。宮原とは対戦しないものの、諏訪魔の「実力行使」がこの日から始まりそうだ。


【諏訪魔の話】
――残念ながら雨で大会が中止となってしまったが?

▼諏訪魔「残念でしたね。でもまた違ったイベントになって、雨でも結構来てくれたんでね。うれしいですよね。まぁ、お預けって感じになったんだけど、逆にもっと見たいなって期待感がたまった感じでよかったのかなと。申し訳ないんだけどね、楽しみにしてた人がかなりいたから」

――来年また開催する?

▼諏訪魔「来年こそは開催したいですね。江の島マンも今日、違った形で登場したんでね。ファンはなかなか身近にいる存在と思わなかったかもしれないけど、サザエ持ってんだとか、こんな顔してるんだとか、今日はいろいろわかったと思うんでね。よかったとしよう(苦笑)」

――11・27両国での三冠挑戦希望に対し、王者・宮原は「ファンの声をもっともっと乗せて両国にいきたい」と機運を高める意向を示し、返答を保留していたが?

▼諏訪魔「そんなこと言われちゃった? 断られちゃった? 注文つけてきた? 断られちゃいましたか。何言ってんだよって。そしたらわかったよ。機運高めるにはどうしたらいいかっていうのを俺がこれから示してやろうじゃねぇかって。俺に負けときながらそんなこと言うって、こっちは今までていねいに出たら調子に乗りやがって。実力行使してやる」

――それは10月シリーズで?

▼諏訪魔「10月だけじゃないけどね。明日(9・25前橋大会)もあるし。(試合で)当たらないかもしれないけど、お前、気抜くなよって。お前にやりてぇって言わすぐらいのことやってやるからみとけって。試合で当たる当たらないは関係ねぇって。毎日毎日、先延ばしにしたことを後悔させてやろうかなと。腹立つな。生意気になったな(苦笑)」

――諏訪魔選手がいない半年間でそれだけの自信をつけたということでは?

▼諏訪魔「半年で生意気になるの? 自信が変な方向にいってないか? まぁ、いいや。明日みといて。俺、この間のジェイクとの試合、あれみても感じることがあったし、ある程度わかったよ、NEXTREAMの今の状況が。何やっても跳ね返ってこないような、そういう連中なのかもしれない。俺にびびってたんだろうな」

――10月シリーズではNEXTREAMと当たる機会もあるが?

▼諏訪魔「俺が感じたこともそうだけど、ウチの若いのがヨソからもいろいろ言われてるみたいだからさ。逆にそういうのはチャンスなのかもしれないし、そのチャンスをモノにするのは本人次第だしさ。そんなの俺ら知ったこっちゃない。俺もそうだし、青木(篤志)もそうだし、佐藤(光留)もそうだし、スーパー(・タイガー)もそうなんだけどさ。チャンスをものにする、そこは狙ってるんでね。スキあらばこっち持っていっちまうぞって思ってるんで。そのへんは見せつけていきたいなと思うね。(宮原には)とにかくわからせてやる、認めさせてやる」

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