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10/28【WRESTLE-1】11・2後楽園で初遭遇 黒潮が自信満々に挑発も 竹下「武藤さんしか見えない」

 黒潮“イケメン"二郎と竹下幸之介が11・2後楽園大会におけるタッグマッチ(黒潮のパートナーは武藤敬司、竹下のパートナーはアントーニオ本多)で初遭遇を果たす。「俺は竹下幸之介よりプロレスが上手いし、プロレスに詳しいし、そして何よりもプロレスが好き。こりゃもう勝てないよ」と自信満々の黒潮は「武藤さんと絡むのもいいけど、俺は竹下選手にボコボコ行きたいと思います。イケメンムーブに耐えられることができるかな!?」と挑発。対する竹下は「憧れの一番頂上みたいな人」という武藤との初遭遇に興奮を隠せず。「武藤さんしか見えないですよね。すみませんけど」と黒潮の存在を無視した。WRESTLE-1提供の黒潮インタビュー、竹下インタビューは以下の通り。

【黒潮インタビュー】
――11.2後楽園ホール大会でのスペシャルタッグマッチについて意気込みを教えてください。

▼黒潮「WRESTLE-1対DDTですもんね、単純に。俺は武藤さんと組んで、時を駆ける少年? 竹下幸之介とアントーニオ本多さん。まぁ竹下幸之介ですよね、私の敵は。まぁブッ潰すとかありきたりな言葉は使いたくないんですけど、強さとかじゃなくてプロレスのレベルを見せつけてやりたいです。黒潮“イケメン"二郎のレベルの高さを。あと僕は9月19日に24歳になったんですけど、19でデビューして気づけば24なんですよね。今まで若いね、若いねって言われてましたけど…竹下幸之介は何歳でしたっけ? 21? …俺はね、プロレス界にいる自分より若い人嫌いなんですよ。藤村は何歳でしたっけ? 23? 藤村23ですよ? 藤村より若いんですよ? そんなやつね、俺が倒すんじゃなくて藤村が倒さなきゃいけないんですよ。だから武藤敬司&藤村康平対竹下幸之介&アントーニオ本多にした方がいいですよ…まぁそんなことないか。まぁ俺が相手しますよ。そもそも車の免許とか持ってるんですかね? 持ってないですよ、たぶん。車の免許も持っていないような人が…プロレスのレベルの違いを見せてやりますよ。…あとね、デカいんですよ実は。ただ俺ずっと河野真幸と戦ってきて、勝ってるし。まぁ俺は竹下幸之介よりプロレスが上手いし、プロレスに詳しいし、そして何よりもプロレスが好き。こりゃもう勝てないよ。プロレスLOVEですから。俺のプロレスLOVEを竹下幸之介に見せつけてやりますよ。フィニッシュ」

――そもそもなぜ年下のレスラーが嫌いなんですか?

▼黒潮「ジェラシーですよね、単純に。俺も大概若いって言われますけどやっぱりね。予定ではもう今頃アメリカで活躍して、36くらいには日本に帰ってきて頑張ってる予定でしたから。でもいろいろ変わっきて、今はWRESTLE-1を盛り上げたいっていう気持ちがかなり強くて。で武藤敬司とタッグを組んで…でもこれ本当はWRESTLE-1の選手と戦わなきゃいけないですよね。そこを今WRESTLE-1がこういう状況にあるからDDTと戦う、みたいな。これは高木三四郎の策略じゃないんですか? 竹下を武藤敬司、プロレスリングマスターと戦わせてまた成長させようっていう。武藤敬司をバネに上に行ったのはWRESTLE-1では俺しかいないですから。あれだけ武藤敬司を踏み台にした選手は俺しかいないですよ。竹下、お前にそれが出来んのか?って。俺はそのぐらいプロレスを熟知してますから。武藤コールを竹下コールに変えてみやがれ。…まぁでも実際武藤敬司云々じゃなく、イケメン対竹下っていうのを楽しみにしているお客さんも多い。ということはお客さんも未来につながる試合を観たがってるんです。武藤さんと絡むのもいいけど、俺は竹下選手にボコボコ行きたいと思います。イケメンムーブに耐えられることができるかな!?」

【竹下インタビュー】
――改めてに初参戦となりますがWRESTLE-1の印象などを教えてください。

▼竹下「WRESTLE-1さんの興行を見て照明とかの演出も含めて、自分がこのリングに上がったらテンション上がるだろうなって。まずシンプルにそこですよね。あと選手は自分がファンの頃から憧れていた選手がたくさんいるんで、そこは本当に単純に憧れですよね。まぁでもその中でも武藤選手は本当の憧れですね。お世辞でもなんでもなく僕がプロレスを好きになったきっかけというのが武藤さんなんですよ。僕がまだ物心つく前の話でそこまで覚えてないんですけど、お父さんが新日本プロレスが好きで良くビデオを借りてみてたんですよ。でその当時、僕は仮面ライダーとかが好きだったらしいんですけどお父さんが“このパンツ一丁のおじさんたちは仮面ライダーより強い"って言ったみたいなんです。そこから僕はプロレスにハマって、一番強い僕のヒーローがプロレスラーになって。で、その中でも武藤敬司っていうのが僕の一番の憧れになったんですよ」

――ではその憧れの武藤敬司選手とついに戦う日が来たわけですが、実感などはありますか?

▼竹下「まだ実感はないですね。全然ないし、もしかしたらリングで対角線に並んだ時に実感するのかもしれない。もっと言えば試合終わっても実感しないかもしれないです。夢のようで。凄くワクワクしています」

――実際にプロレスラーになってから武藤敬司を意識し始めたのはいつ頃ですか?

▼竹下「いや、本当に憧れの一番頂上みたいな人なので。全然意識させて頂くどころか“神"ですよ。本当に神様みたいな人です。僕は武藤敬司DVDボックスを中学生の頃に買って、ずーっと観てたので。本当に“神"です」

――その武藤選手の隣にもう一人黒潮“イケメン"二郎選手がいます。

▼竹下「まぁでも武藤さんしか見えないですよね。すみませんけど」

――イケメン選手は竹下選手の事を非常に意識しているようですが、イケメン選手についてはどのようなイメージをお持ちですか?。

▼竹下「一回DDTに出ていただいて、それとDNAにも出場していただいてるんで試合はもちろん観させていただいているんですけど…入場が面白いですよね。…それぐらいですよね。あと時々ゴールドジムでお見掛けするんですけど、器具を触るだけ、みたいな。そういう印象です」

――本人は、俺はDDTで盛り上げたからお前もWRESTLE-1で盛り上げてみろ、みたいなことを言ってました。

▼竹下「こんな素晴らしいシチュエーションなんで、盛り上げられなかったらDDTもそうだし竹下幸之介もここまでだったということになりますね。そこは意識したいと思います。ちなみ僕はイケメン選手のことイケメンだと思っているんで。そこは賛同しています。でもイケメン選手は意識をしていないです。武藤敬司選手とやるのは一生に一度かもしれないので。そこは悔いを残したくないです」

――他団体に上がる時にスイッチというか改めて気合を入れる、みたいなことはありますか?

▼竹下「ありますね。DDTの選手が他団体のリングに上がることって結構少なくて。DDTはDDTの中で戦う、みたいな。でも僕がずっと言ってるのは、DDTは確かに試合、エンターテインメントは面白いけどプロレスは弱いって思われがち。オリンピックにプロレスがあったらDDTのレスラーは予選落ちって思われがちなので。でも僕は舐められたくないので。もしオリンピックがあるなら決勝に残る、メダル圏内にはいるような団体に僕はしたい。DDTのストロングな面を僕が頑張って出していきたいと思っています」

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