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11/4【WRESTLE-1】W-1王座戦正式決定 河野「勝ったら今回こそ武藤敬司と」、黒潮初戴冠で「W-1の現状とイケメンの現状どっちも打破」

 12・9後楽園大会でWRESTLE-1チャンピオンシップが決まった王者・河野真幸、挑戦者・黒潮“イケメン"二郎が4日、東京・大久保のWRESTLE-1事務所で会見。初防衛戦となる新王者の河野は「決まった以上はやります。ただ勝った場合は、今回こそは武藤敬司に出てきてもらって防衛戦をやるというのが僕の希望」と改めて武藤戦実現をアピール。「このベルト、一番似合うのは俺」と言い切る黒潮はW-1王座初戴冠によって「変わっているようで変わっていないこのWRESTLE-1の現状、そしてイケメンの現状、どっちも打破」を描いた。(※写真、情報提供:WRESTLE-1)

【会見の模様】
▼河野「まぁ会社の判断で決まったということなので決まった以上はやります。ただ勝った場合は、今回こそは武藤敬司に出てきてもらって防衛戦をやるというのが僕の希望なので。まぁ9月のホールでは負けてるんですけど今回はしっかり勝って、次は武藤敬司に行きたいと思います」

▼黒潮「黒潮“イケメン"二郎です。やっとWRESTLE-1に来て初めてタイトルマッチにたどり着くことが出来ました。気合が入ってます。WRESTLE-1のこのベルト、一番似合うのは俺だと思ってますので。年内最後の後楽園で、WRESTLE-1で一番大きくて強い河野さんと、小さくても今止まることの知らない黒潮“イケメン"二郎のシングルで俺がベルトを獲って今年を締めたいと思います。フィニッシュ」

――イケメン選手は改めてなぜ今このタイミングでの挑戦を決意した?

▼黒潮「WRESTLE-1に移籍して2年半経ちました。変わっているようで変わっていないこのWRESTLE-1の現状、そしてイケメンの現状、どっちも打破すべくこのベルトに挑戦したいと思っております。フィニッシュ」

――河野選手はこのタイミングで挑戦表明してきたイケメン選手についてはどのように感じている?

▼河野「どうですかね。後楽園では出てきてブーイング浴びてるっていう可哀そうな状態でしたけども。まぁそもそも彼はこのベルトに挑戦する前によそのベルトに挑戦するんで。そのベルトでいいんじゃないんでしょうか?って思いますけどね。何が欲しい、どのベルトが欲しいっていうのがちょっとわからないです。真意は本人に聞いてください」

▼黒潮「まぁどっちもですね。全日本のGAORAチャンピオンとWRESTLE-1のチャンピオン。全日本のGAORAチャンピオンは俺が巻いてWRESTLE-1をもっと広めるためのベルトですね。ただこの(WRESTLE-1チャンピオンシップ)ベルトは俺のいる団体ですから。俺の腰にこれが巻かれることによって、絶対に何かが変わりますから。そう思わないですか?…フィニッシュ」

――昨日の沼津大会ではイケメン選手に直接敗れる形になったが?

▼河野「そうですね。とりあえず昨日はワイルドボンバーが…アイツが悪いですね。征矢のラリアットがなぜか僕に当たるっていうことがあったので。まぁラッキーですよね。たまたまそこにいただけで勝てただけ。後は僕自身も前日の稲葉とのタイトルマッチのダメージがすさまじかったので。後楽園、楽してたでしょ?」

▼黒潮「いえ、武藤さんのヒザとなりました。後楽園大会では。こんなに大変な試合は無いですよ? で、昨日僕が…征矢さんの誤爆ですね。誤爆から僕がフォールを獲ったんですけど、そういうのは結局、風が全て俺に吹いているってことなんですよ。WRESTLE-1に来てから2年半ずっと風が俺に吹いている。それを利用するのみですね。WRESTLE-1は変わる!」

▼河野「新しい風を吹かせたい、Novus、そして頑張ってたJackets…どうなりましたかね?」

▼黒潮「いや、もう知らないですよ」

▼河野「知らないってお前、自分のユニット、チームだろ?」

▼黒潮「いや、でも今は今なんで。関係ないです。俺は俺。そしてWRESTLE-1はWRESTLE-1。それだけです」

▼河野「…いや納得してないでしょ、記者の人たち。そんなわけないだろ? 自分のチームが今は今です、どうなっちゃうんですか? なんておかしいだろ」

▼黒潮「だって一人いなくなっちゃったんだもん! NovusもJacketsも。じゃあもう一人で頑張るんだって」

▼河野「一人で頑張るの? でもお前若い力でって一緒になってみんなでやるんじゃないの?」

▼黒潮「正直、申し訳ないですけど僕は今回全く違う路線で行きたいですね。もちろん若い力でっていうのはありますけど、河野さんは河野さんでWRESTLE-1を変えるっていう想いがある。僕は僕でWRESTLE-1を変えるっていう想いがある。この一人一人の、若い勢力、オールド勢力? とかそういうのじゃなくて個人の想いで。獲った方が正義じゃないけど、そういう年末になるんじゃないかと。フィニッシュ」

――改めて、お互いにどのようなイメージを持っている?

▼河野「そうですね、イケメンなんで格好いいなって思います」

▼黒潮「ありがたい限りですね。まぁ実際一番強いですよね、WRESTLE-1で。チャンピオンベルトも巻いているし。巻いてない時でも一番強いですよ、たぶん。ただ俺が育ってきた環境は河野さんが育ってきた環境とは違うので。その世界を丸出しにして。クイック、丸め込みで勝つ王者もいてもいいと僕は思います。そんな王者がいたほうが団体もくるっとひっくり返るんじゃないかと思います。団体も丸め込んでみせます」

▼河野「いやそれダメだろ。団体を丸め込んじゃダメだろ」

▼黒潮「確かにダメですね。団体を丸め込んじゃダメだ」

――イケメン選手は前王者の同世代の稲葉選手の戦いを見てどう感じまた?

▼黒潮「稲葉はですね…ずっと稲葉の涙を見てきましたね、横浜文体から。…稲葉に対する思いですか…まぁあるんですけど正直今はそんな余裕ないですね。僕も今こうやって啖呵切ってこの前の後楽園でもガァーって喋って。まぁ稲葉からもらった勇気とかっていうのは僕の糧にはなっているとは思うんですけど、ちょっとすみません、稲葉に対してコメントする余裕は無いですね。今このベルトしか見えてません。フィニッシュ」

――河野選手はベルトを獲った後に封印するとも言っていたが?

▼河野「まぁ武藤さんを呼んだら出てこなかったので。多分、武藤さんの目線は内田新会長の方に行ってるので、その目線を何としてもこっちに向けるために…武藤さんは内田さんばっか見てるので。その意識をWRESTLE-1のチャンピオンシップに向けれれうようにチャンピオンとして頑張ります」

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