プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

12/19【WRESTLE-1】1・8後楽園でW-1タッグ王座挑戦 稲葉&児玉が「相思相愛」アピール

 1・8後楽園大会でWRESTLE-1タッグ王座挑戦が決まった稲葉大樹&児玉裕輔が19日、東京・大久保のWRESTLE-1事務所で会見。新年早々、タッグ王座獲りを狙う二人は互いの思いを告白し合い、「相思相愛」をアピールした。

 12・18山武大会で稲葉がカズ・ハヤシとの一騎打ちに勝利し、W-1タッグ王座挑戦をアピール。「僕はタッグに挑戦したことがなくて、何か新しいことにチャレンジしたい」との思いからで、パートナーに選んだのは児玉だった。稲葉からのラブコールに児玉も呼応し、2017年第1弾興行となる1・8後楽園大会で王者組・カズ&鈴木鼓太郎への挑戦が決まった。

 二人はタッグチームとしての経験はほとんどないものの、リングを降りれば大の仲良し。普段は二人で出かけることも多いといい、この日着用してきたスーツも一緒にしつらえてきた色違いのストライプ柄だ。

 稲葉は11・2後楽園大会で河野真幸に敗れ、WRESTLE-1王座から陥落。児玉も12・9後楽園大会でMAZADAにクルーザー王座を奪われたばかりだ。同じような状況にある二人にとって年頭のタッグ王座戦は再浮上がかかった一戦となる。「児玉さんは頭で考えてプロレスしてるなというのがあって、そこが僕にはないなと思って。そういうのをみてて、児玉さんと組んでたら僕をうまくコントロールしてくれるんじゃないか」と考える稲葉に、呼応した児玉も「じゃあ僕は稲葉大樹を手のひらで転がすということで」と司令塔役を買って出た。

 今から息もピッタリの二人は会見の席上で互いの思いを確認し合った。「好きなんですよね、児玉さんのこと。たぶん僕。だから組みたい」と稲葉が告白すれば、児玉も「僕も好きです、大樹のことが」とキッパリ。公開告白となった二人は写真撮影の際もしっかり手をつないでポーズを決め、「チームワーク的には問題ないかなと。相思相愛なんで」(児玉)と自信満々だった。

【会見の模様】
▼稲葉「河野さんに負けて、UWA(世界6人タッグ王座)も前回獲られて、一気にベルトをなくしてちょっと自分の中で目標というのがなくなって、何か目標がほしいなと思っていた時にNEW ERAを作って、僕はタッグに挑戦したことがなくて、何か新しいことにチャレンジしたいと思って、タッグに挑戦したいと思って。その時はパートナーを自分の中であまり考えてなかったんですけど、児玉さんとあんまり僕、組んだりという機会がなく、児玉さんが海外に行ったりして、あんまり関わったことがなくて、児玉さんと一回組んでみたいなと思って、児玉さんに僕からアプローチして、今回挑戦することが決まりました」

▼児玉「このたび稲葉さんからラブコールをいただきまして、2017年一発目からタッグに挑戦することになりました。僕も一緒で先日の後楽園でタイトルを失ったので、もう一度仕切り直しということで、2017年一発目からぶっ飛ばしていこうということで挑戦することにしました」

――児玉選手にとって稲葉選手はどんな存在?

▼児玉「あんまりガッチリ、タッグを組むということはあまりなかったんですけど、結構、普段は仲がいいというか、よくいろんなとこに行ったりするんですけど。何なら今日着てるスーツも一緒に作りに行ったぐらいで。一緒の時期にベルトを獲って、二人とも団体の興行としてチャンピオンとして試合をしていく同じような立場で、共通の悩みを持つようなことが多かったんですね。稲葉さんが毎大会メインを任されるようになって、チャンピオンとしてのプレッシャーに押し潰されそうな、試合前に裏で凄い顔になってるところとかみてて、僕もそういうこととかもあったりして、共通の悩みを持つことが多くて、そこから最近は特に親密になっていってたというか、そういうのもありまして、NEW ERAを発足してすぐ全員取られちゃったので、ここは今月、大阪が残ってますけど、2017年一発目、NEW ERAとしてガッといくために、二人でガッチリ獲りに行こうと思ってます」

――児玉選手が持っていて自分にないものは?

▼稲葉「やっぱり僕の方が力はあるんじゃないかなと自分の中で思っていて、児玉さんは頭で考えてプロレスしてるなというのがあって、そこが僕にはないなと思って。そういうのをみてて、児玉さんと組んでたら僕をうまくコントロールしてくれるんじゃないかなと」

▼児玉「なるほど。じゃあ僕は稲葉大樹を手のひらで転がすということで」

▼稲葉「そうですね。転がしてもらって」

▼児玉「転がされたがってるんですか?」

▼稲葉「そうですね、ちょっと」

▼児玉「わかりました」

――今回、二人で組んでタッグ王座挑戦を決めた決定的な理由は?

▼稲葉「ベルト獲った時期も一緒だったし、そういうのもあって、好きなんですよね、児玉さんのこと。たぶん僕。だから組みたいっていう」

▼児玉「僕も好きです、大樹のことが。普段から行動をともにすることが多いので、ガッチリ組むのは初めてなんですけど、チームワーク的には問題ないかなと。相思相愛なんで」

――お互いのどこが好き?

▼児玉「体が好きですね」

▼稲葉「私生活がだらしないところですね」

――児玉選手はクルーザー王者時代にカズ、鼓太郎に勝利しているがアドバンテージがあるのでは?

▼児玉「稲葉さんと比べたら経験してる部分、どういうことをしてくるかというのはわかるんですけど、タッグチームとして、どういうことをしてくるかというのはあまり経験がないんで、そこは警戒するポイントですけど、各々感じはわかってるので、こっちのチームワーク、たぶん見たらびびると思います。こいつらただのタッグチームじゃねぇなと」

▼稲葉「もう一段階」

▼児玉「ただの仲のいい二人じゃねぇな、何かあるなと」

プロ格 情報局