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12/25【大仁田事務所/全日本】強行出場の大仁田がアジアタッグV1戦へ“凶器持参"を宣言

 大仁田厚が全日本1・2後楽園大会でのアジアタッグ王座初防衛戦での“凶器持参"を宣言した。

 FMW12・23高松大会で大仁田は相手組のダブルブレーンバスターを受けた際、斜めからリングマット下に張ってある金具部分の上に落ち、腰を強打。右腸骨(腸骨翼)骨折で全治2カ月の重傷を負った。

 それでも「オレの試合を待ってくれているファンがいるかぎり、休むわけにはいかない」とアパッチ・プロレス12・25新木場大会に強行出場した。会場には主治医である平尾クリニック(東京都品川区)の平尾充成医師を呼び、試合前に4本の痛み止めの注射を打って臨んだ。

 大仁田は雷神矢口、保坂秀樹、Hi69と組み、HASEGAWA&亀田勝&寺尾利明&櫻井匠とストリートファイト有刺鉄線ボード8人タッグデスマッチで対戦。大仁田は毒霧、イスや机の破片での攻撃を繰り出し、パートナーの3人もうまくカバー。最後はHi69がストゥーカスプラッシュを櫻井に決め(15分53秒、片エビ固め)、自軍が勝利を奪った。

 大仁田は22日の会見で、全日本プロレス1・2後楽園ホールで行われるアジアタッグ王座初防衛戦(パートナーは渕正信)のルールついて、挑戦者の秋山準&井上雅央に対し、「エニウェア・ストリートファイト・トルネード・バンクハウスタッグデスマッチ」を提示。これに対し、全日本12・24川越大会で秋山が「エニウェアとかは認められないし、あくまでもPWFルール。ただし、大仁田さんが『お守り』として凶器を持ち込むのは認める」と発言していた。

 これを受けて大仁田は「秋山さん、申し出ありがとうございます。だったら『お守り』を持って行かせてもらう。残すところ、あと9日。その間に治す。1・2後楽園には死んでも出る。渕さんには迷惑かけるわけにはいかない。エニウェアはダメだけど、ストリートファイト・トルネード・バンクハウスタッグデスマッチは決定した。『お守り』を持ち込むのは自由なんだから」と宣言した。

 また、大仁田は金村キンタロー引退興行12・27後楽園、翔太AID12・31新木場にも予定通り出場する意向を示した。

プロ格 情報局