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2/21【WWE】レッスルマニア初出場、AJ戦に色気 6・30&7・1両国へ「メインロースターとして日本に戻って来れれば」 中邑真輔合同電話インタビュー

 中邑真輔が21日、合同電話インタビューを受け、レッスルマニア初出場とAJスタイルズとの再会マッチに色気。「できればメインロースターとして日本に戻って来れれば」と6・30&7・1両国2連戦への凱旋も見据えた。

 WWE入団から一年が経過。その間、中邑はNXT王者に君臨するなど、着実にステップアップを遂げてきた。

 だが、1・28テキサス州サンアントニオ大会でボビー・ルードに敗れ、NXT王座から陥落。その試合中に左ヒザを負傷し、戦線離脱を余儀なくされた。現地時間22日にフロリダ州オーランドで行われるTVテーピング大会での復帰が決まり、捲土重来を図る。

 この日、中邑は現地から世界各国のメディアへ向けた合同電話インタビューを受けた。質問は4月2日、フロリダ州オーランドのキャンピング・ワールド・スタジアムで開催される『レッスルマニア33』についてが集中。オーランドは中邑が拠点としている地でもあり、「限りなく近い位置にいると思うんで、出れることなら出たい。ベースがオーランドなんで、ここは出ておきたいのが本音ですね」と祭典初出場に色気をみせた。

 もしレッスルマニア初出場が実現するならば、中邑が描くのはAJとの再会マッチだ。AJとは昨年の新日本1・4東京ドーム大会におけるIWGPインターコンチネンタル王座戦で大激闘を展開したのが記憶に新しい。SNS上でも両者の対戦をレッスルマニアで実現してほしいとの声も多く、中邑も「AJの対戦相手が決まってないので、やれることならやりたい」と希望。「自分としてはAJの活躍は刺激でもあるし、発奮材料にもなるので。お互いに自分のポテンシャルをぶつけることができるだろうなと思いますね。WWEを見てる人たちに今以上に」と話した。

 そして6・30&7・1両国2連戦の開催も決まり、当然、中邑の凱旋が期待されるところだ。出場することになれば、昨年12・3大阪大会以来7ヶ月ぶり3度目の凱旋となる。「どうしてもこれまでの一年間は様子見というか、初めてのスケジュールだったり、システムだったりがあったんで、流れに身を任せることをやってたんですけど、今年は自分で流れを作って攻めていかないと。今年はもっと前のめりで実力を示していきたい」と昨年以上の躍進を誓う中邑は、「今年はもうちょっとスピード感を上げて上の方に食い込みたいと思ってますので、できればメインロースターとして日本に戻って来れればなとは思ってます」とロウ、もしくはスマックダウンへの昇格を遂げて日本に帰ってくる構えをみせた。(※写真=(C) 2017 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【合同電話インタビューにおける中邑】
――レッスルマニアが迫っているが出場したい?

▼中邑「出れることなら出たいですね。限りなく近い位置にいると思うんで、出れることなら出たい。ベースがオーランドなんで、ここは出ておきたいのが本音ですね」

――レッスルマニア出場が実現すれば誰と対戦したい?

▼中邑「カードが次々に決まっていってるけど、AJの対戦相手が決まってないので、やれることならやりたいですね。SNSなんかではレッスルマニアで実現してほしいという声があるんで、それが実現すれば私にとっては大きいですね。前日にテイクオーバーもあるんで、どうなるかわからないですけどね」

――ボビー・ルードへのリベンジも視野に入れている?

▼中邑「それも自分の目的としてありますね」

――6・30&7・1両国2連戦が決まったが、去年とは違う形で凱旋したい?

▼中邑「そうですね、はい。今年はもうちょっとスピード感を上げて上の方に食い込みたいと思ってますので、できればメインロースターとして日本に戻って来れればなとは思ってます」

――AJ戦が実現すれば日本で戦った時と違うものを見せられる?

▼中邑「そうですね。あとはSNSなんかでもかなりの反響があるので、未だに。食い込めるなら何でもやりたいですね」

――AJも「中邑がメインロースターに上がってくるのを心待ちにしている」と発言していたが?

▼中邑「特に自分としてはAJの活躍は刺激でもあるし、発奮材料にもなるので。お互いに自分のポテンシャルをぶつけることができるだろうなと思いますね。WWEを見てる人たちに今以上に」

――ロウとスマックダウンどちらに上がりたい?

▼中邑「どっちでも。スマックダウンにはAJ、ジョン・シナ、ランディ・オートン、ロウにはフィン・ベイラー、サモア・ジョー、ロマン・レインズ。どちらも凄い選手がいるんで、誰とでも戦いたいですね」

――WWEに入って一年が経過したが、充実感と、もうちょっとできるという部分は?

▼中邑「充実感に関しては日々チャレンジという部分では刺激がありますね。もうちょっとこれができるという部分では、まだまだできることはたくさんあると思ってるんで。今年はもっと前のめりで実力を示していきたいなとは思ってますね。どうしてもこれまでの一年間は様子見というか、初めてのスケジュールだったり、システムだったりがあったんで、流れに身を任せることをやってたんですけど、今年は自分で流れを作って攻めていかないとと思ってますね」

――具体的に言うと?

▼中邑「自分の武器としてはレスリングの部分なんですけどね。対戦相手に対するアプローチだったりとか、WWEの選手が持ってない技術とかを強調していくということになってくるかもしれないですね」

――最近プライベートで充実していることは?

▼中邑「スキあらばキャンプに行ってます(笑)」

――日本のプロレスに関するニュースは耳に入っている?

▼中邑「そうですね。真壁さんが20周年ということで、おめでとうございます」

――今日、後楽園で20周年記念大会があるが?

▼中邑「今からなんですか? 花でも贈れればなと思うんですけど」

――真壁に伝えたいことがあれば?

▼中邑「おめでとうございますって。30周年まで頑張ってください」

――今年の東京ドーム大会は見た?

▼中邑「それはあんまり見てないんですけど、噂では聞いてます。特別思うこと? 何だろうなぁ。たとえば自分が抜け、AJが抜け、ギャローズ、アンダーソンが抜けたとしても、そこに台頭する選手が出てくるのはわかってたことなんで。そこから新しい風景が見れるのは、見てる人たちにとってはいいことなんじゃないかなと思います」

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