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2/23【WRESTLE-1】二冠奪取へ初代リザルト王者・土肥が会見 防衛戦積極開催&長期政権に意欲

 前夜(22日)の新宿大会で初代リザルト王者決定トーナメントを制した土肥孝司が23日、都内WRESTLE-1事務所で会見。長期政権を見据えたうえで、挑戦が決まったタッグ王座獲得に向けても相棒の熊ゴローとともに意気込みを語った。

 若手活性化を見据えた“リザルト王座"の初代王者に就いた土肥。「いつでもどこでも挑戦を受けると。そういうベルトにしていきたいなと。なので、このプロレス界の防衛記録というものがどれぐらいあるか知らないですけども、50回でも100回でも防衛して、リザルトベルトはそういうベルトにしていこうかなと思います」と積極的な防衛戦開催と長期政権を見据えた。

 同時に3・20後楽園大会では熊ゴローと組んでカズ・ハヤシ&鈴木鼓太郎の保持するWRESTLE-1タッグ王座に挑戦することも決定。「去年の夏から熊ゴローとタッグを組んでいて、やっぱり僕らでやっていこうと言いながら、結果は何一つ出てないので、タッグの頂点をまた目指していく」と勢いに乗っての二冠奪取を誓った。

 王者組の印象については「今W-1にあるタッグチームの中では一番最強かなと思ってますし、それは12月にやった時も感じました。まだレベルが違うなというのを感じました。ただ、俺らはこの勢いで3月20日は、爆発力に懸けてベルトを獲りたい」と土肥。熊ゴローは「僕たちの強みは身体の大きさとかパワーなんで、全部受けとめて力でひっくり返すというか。僕たち2人だったらできるんじゃないかと思っています」と話したものの、土肥から「それで負けたんだよ、12月は」と突っ込まれると、「何か考えておきます」と秘策考案も約束していた。


【土肥&熊ゴロー会見の模様】

▼土肥「リザルトベルト、個人的にも個人タイトルとしては初のベルトですので、獲って当たり前とは言ってたんですけど、ホッとしたというのが大きいですね。このリザルトベルト、僕が初代王者になりました。このベルト、どこでもそして誰が相手でも防衛していこうと思っています。いつでもどこでも挑戦を受けると。そういうベルトにしていきたいなと。なので、このプロレス界の防衛記録というものがどれぐらいあるか知らないですけども、50回でも100回でも防衛して、リザルトベルトはそういうベルトにしていこうかなと思います」

▼熊ゴロー「昨日の新宿FACEで僕は準決勝で負けてしまって、本当は僕が決勝に上がって、孝司さんと闘って勝って、ベルトを獲って、タッグのベルトに挑戦させろと言いたかったんですけど、孝司さんが優勝して『俺ら、やり残したことねえか?』と言っていただいて、僕はもう『タッグのベルトです』って言って。僕もタッグのベルトを本当に獲りたいんで、3月20日にこうして決まったので、2人で獲るしかないとそう思っています。獲って、最強のタッグを目指しましょう」

──土肥選手、改めて昨日の試合を振り返って?

▼土肥「鼻が折れてますね。20分以上のシングルマッチも久しぶりだったんで。終わったら、『ああ、20分もやったんだなあ』っていう感じだったんですけど、特に疲れとかはなくて、自分のスタミナもまだまだあるなと思っております。鼻が折れてますねえ」

──鼻が折れたのは決勝戦?

▼土肥「いや、(タナカ)岩石で。硬さがガチッと顔面に。ヘッドバットですね」

──村瀬についてはどんな印象を受けた?

▼土肥「リング上でも言ったんですけど、正直ナメていたところもあったんですけど、まああいつとはシングルマッチを何回やったかわかんないくらい……前の団体から5回ぐらいはやったと思うんですけど、村瀬の今の立場として1人で自由にやりたいのか、なんか宙ぶらりんな感じですけど、やっぱり普通に村瀬広樹、強かったなと感じましたね」

──タッグタイトル挑戦に関しては?

▼土肥「去年の夏から熊ゴローとタッグを組んでいて、やっぱり僕らでやっていこうと言いながら、結果は何一つ出てないので、タッグの頂点をまた目指してね。やっぱりなんか結果が出ないと解散もできないですからね」

▼熊ゴロー「おかしいでしょう! 解散するためにベルトを獲るんですか!」

▼土肥「一応、タッグのベルトを獲ったら、『よっしゃやめよう!』って言えるじゃない」

▼熊ゴロー「いやいや」

▼土肥「それか防衛をして、もういいか、と」

▼熊ゴロー「防衛したらやりたくなるもんなんです」

▼土肥「まあ、そういうことです。とりあえず俺と熊ゴローが組んだ意味を結果として出したいですね」

──現タッグ王者の印象を

▼熊ゴロー「去年の12月のホールでも試合をやったんですけど、若いですね。なんか僕らのほうが年齢は若いんですけど、雰囲気とか動きとか凄いアグレッシブで、僕はそういう印象を受けましたね。あとは2人ともカッコいいです」

▼土肥「まあ、隙がない2人。個人でも隙がない人たちが組んでいて、事実上、今W-1にあるタッグチームの中では一番最強かなと思ってますし、それは12月にやった時も感じました。まだレベルが違うなというのを感じました。ただ、俺らはこの勢いで3月20日は、爆発力に懸けてベルトを獲りたいと思います」

──前夜後輩の藤村が6人タッグベルトを獲得、熊ゴロー選手はタイトル獲得において先を越された形となったが?

▼熊ゴロー「いやあ、ベルト獲っちゃいましたね。自分は正直焦ってます。でも、来るべき3月20日に僕らが勝って、ベルトを獲ればいいだけなんで。一瞬追い越されたかもしれないですけど、またそこから追い抜いていけばいいと思います」

──攻略のポイントは?

▼熊ゴロー「やっぱり僕たちの強みは身体の大きさとかパワーなんで、全部受けとめて力でひっくり返すというか。僕たち2人だったらできるんじゃないかと思っています」

▼土肥「それで負けたんだよ、12月は」

▼熊ゴロー「それはパワーが足りなかったんです」

▼土肥「いや、力でいって負けたんだよ」

▼熊ゴロー「力つければいいんですよ」

▼土肥「なんか考えておけよ」

▼熊ゴロー「考えておきます」

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