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5/16【NOAH】「ジェラシーも感じた」相棒から宿敵へ…5・23マイバッハ戦へ潮崎豪インタビュー

 5・23後楽園大会でマイバッハ谷口との一騎打ちに臨む潮崎豪。丸藤正道とのタッグ結成を選んだ“元・相棒"のマイバッハに、先のタッグリーグ戦公式戦ではピンフォール負け。優勝決定戦でも雪辱はならず、かつて“潮崎・谷口組"と呼ばれ続けた格の序列は崩壊の危機にある。相棒から宿敵に変わりつつあるマイバッハ戦を前に心境を聞いた。

【潮崎豪インタビュー】
――タッグリーグ戦は決勝進出を果たしながらも優勝を逃したが?

▼潮?「そうですね。最初は2連敗から始まったリーグ戦。この先どうなってしまうのかも分からなかったし、リーグ戦が始まる前は小峠とのタッグの不安もあったけど、その不安も消えてた頃にスタートで躓(つまず)いてしまって…。最終的には決勝まで行けて良かったのかもしれないけど、タッグでの甘さが最後に出た結果が優勝に結び付かなかったんだと思います。そういう意味ではタッグとして勉強になりました」

――決勝で敗れたのが丸藤&マイバッハ組、マイバッハは元パートナーでもある

▼潮?「考えたらね、小峠も丸藤選手とタッグ組んでたしね。お互いにね、ただでは負けらないという気持ちがあったと思います。タッグチームとして潮?&小峠をもっともっと上に持って行くためには、タッグチャンピオンの丸藤&谷口を破らないと行けなかったなと思います」

――タッグ王者のままタッグリーグを制したのは史上初だった

▼潮?「そうなんだ。それを叶えさせてしまった。そこを飛び越えたチームというものに俺達はしていかないとならない。今回は今回で負けは認めますけど、タッグとしての力を諦めてないし、その力を大きくするポイントは見つかったと思ってるので」

――試合後にはマイバッハにラリアットを放ったが、あの時の心境は?

▼潮?「リーグ戦では決勝を含めて2回戦って2回あのチームに負けてるし、公式戦では俺が取られた。このままではただじゃおかねーぞ!という気持ちもあったし、自分の中で凄く悔いの残った試合だったし、谷口に対してジェラシーというのも感じたからの行動だったと思います」

――マイバッハは『あっちが先ににらんで来た』と話していた

▼潮?「やっぱり悔しかったしね。優勝カップを手にして、なお且つベルトを持っている人間なんですから。あの時、丸藤選手は外国人2人とマサとやり取りしてたし、逆ににらむのお前しかいねーわなと」

――マイバッハに負けていられない?

▼潮?「シングルでもタッグでもアイツには負けないし、丸藤選手と組むようになって変わったか、変わってないか。それは俺にはまだ分からないです。俺と組んでた時から変わったというのであればそれは丸藤選手のおかげだし、じゃあお前はシングルプレイヤーとして何が出来るんだ?と俺は思ってるからね。確かめたいという気持ちもないし、自分の気持ちで動いてみろよ!と。俺が先ににらんで来たからとか言ってるようじゃまだまだ。ベルトを見せつけてニヤニヤして来たというのは、お前どうなるのか分かってるよな!? ベルトを見せつけてきたんだからしっかり持っておけよ!という気持ちもあります。今回シングルでの戦いで俺が見せつけるのか、アイツが見せつけるのか。そこは俺が見せつけて終わると思ってるし。チーム名がMAKETARA OWARIというならその気持ちをタッグで負けたら終わりじゃなくて、シングルでもMAKETARA OWARIだよ! 俺は負けたら終わりというのは常に胸に秘めて試合をしてきているし、このプロレス界何が起こるか分からないから覚悟を持ってリングに上がってるから。アイツの覚悟というモノを感じた上でへし折ってやりたいなと思います」

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