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6/29【ACE/WRESTLE-1】7・2新木場のW-1GP出場者決定Tへ W-1提供・タナカ岩石インタビュー

 7・2新木場大会で行われる「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2017 出場者決定トーナメント」にエントリーしているタナカ岩石。ACE選抜選手枠を巡る同トーナメントへ向けた岩石のインタビュー(WRESTLE-1提供)は以下の通り。

【岩石インタビュー】
──2回目のACE新木場大会の日が近づいてまいりましたが、どのような心境でしょうか?

▼岩石「純粋にまた新木場でやれるんだといううれしさがあるのと同時に、前回よりもお客さんを増やしたい気持ちがありますね。今はもっと他のファンの人たちにも自分たちACEの試合を見てもらいたいっていう気持ちでいっぱいですね」

──前回の大会も好評でしたし、日々、W-1のリングで闘っている中で、自分たちの試合を見てもらえればACEの良さをわかってもらえるという手応えは感じていますか?

▼岩石「それは感じていますね。やっぱりプロレスって写真とか映像で見るものでもあるとは思うんですけど、やっぱり実際に会場で見てもらったほうがどんなものなのかっていうことはわかるはずなんで。ACEのことを実際に見ずに、評判だけで判断されたくないんですよね。実際に見てもらって判断してもらいたいので、とにかく見に来てほしいという気持ちですよね」

──今回は7月12日のW-1後楽園大会で開催される『W-1 GP 2017』の出場者決定トーナメントが行なわれます。岩石選手もエントリーされたんですけど、こちらのトーナメントについてはどのようにお考えですか?

▼岩石「最初、トーナメントに出場するのがこの4人だと決まった時に自分はここまで来たんだっていう気持ちは少しだけありましたね。ACEの中で選ばれた人間の1人という位置にまでは来れたんだっていう気持ちはありますね。お前たちには『W-1 GP』はレベルが高いだろうとか、早いだろうとか思われるかもしれないですけど、ベテランの大先輩たちがいる中で、若手4人が争って出場権を決めるっておもしろいじゃないですか? これは自分に来た新しいチャンスなんで、ものにしないわけにはいかないなって思ってますね」

──1回戦の相手は1期生の立花選手となりましたけど、こちらに関してはどうお考えなんですか?

▼岩石「僕が望んでいたカードですね。1期生の2人とはW-1の第1試合とかで試合させていただいたりっていうのが頓所さんも立花さんもあって、ACEの試合では1回だけ立花さんとタッグマッチでやらせていただいたことがあるんですけど、大きな舞台で先輩とやりたかったっていう気持ちが僕にはあったんですよ。このトーナメントの初戦で1期生の立花さんとやるのは僕も望んでいたことですし、本当にいいカードを組んでくれたなっていうのが正直な気持ちですね」

──なるほど。岩石選手は現在UWAの世界6人タッグのベルトを持っているじゃないですか?ベルトを持ったことによって、自信が増したりしましたか?

▼岩石「いや、自信がついたかついてないかって言われると、正直実感がないんですよね。ただ僕の手にはUWAのベルトがある。チャンピオンであるということはプレッシャーではあるんですけど、これを自分の中で一つのパワーに変えて、チャンピオンらしくやっていかなきゃいけないんだなと思います」

──6月6日の後楽園大会では征矢選手とのタッグでW-1タッグ王座にも挑戦しました。敗れはしましたけど、ああいう大舞台でのタイトルマッチというのは岩石選手の中で大きな糧になっているんでしょうか?

▼岩石「ああ、それはありますね。元々、初めて挑戦したのがUWAのベルトでしたし、あれを経験してから僕の中では変わったところがあって、W-1のタッグに挑戦して、また何か掴むものがあったんですよ。それがあった上でのUWAへの挑戦でベルトも取れたので、この経験っていうのが自分の中で大きなステップアップになっているんだなって思います」

──最近、征矢選手にいろいろと巻き込まれることが多いですけど、それも無駄ではなかったということですか?

▼岩石「結局そういうことになりますよね(笑)。結構いろんなことに巻き込まれてはいますけど。無茶ぶりも多いですし、今度もいきなり連絡が来たんですけど、僕も『はい』としか言えないんで(笑)。また何か考えているんでしょうけど、ついていけばまた何かあるんじゃないかなって思っているんで、そういう部分では征矢さんのことを信頼していますね」

──床や木にヘッドバットさせられたりしてますけど、ちゃんとプラスになっているということですか?

▼岩石「やってることはめちゃくちゃですけど、そういうことなんでしょうね(笑)」

──わかりました。では、この出場者決定トーナメント、ご自身が仮に決勝戦に出た場合、1期生の頓所選手と2期生の伊藤選手、どちらと闘いたいですか?

▼岩石「どちらでもいいです。というか、どちらともやりたいです。伊藤は今までの流れがありますから、あいつのことは今でも意識していますし、頓所さんは先輩ですしね。立花さんもそうだと思うんですけど、先に2期生がベルトを取ったことで、2人とも悔しい思いをしているはずなんですよ。その気持ちを僕にぶつけてもらえれば凄い試合になるんじゃないかと思うんですよね。なので仮に決勝に上がれるのならば、どちらでもいいと思っています」

──ズバリ、今回のこのトーナメントを勝ち抜く自信はありますか?

▼岩石「ありますね。今まで何度かベルトに挑戦させてもらったことで、気持ちの面で自信になったり、強くしてくれるものが出てきたりしているんですよ。それはやっぱり経験なんですよね。だから、今回も今まで以上に自信を持って決勝に上がってやるっていう思いでいますね」

──このトーナメントを勝ち抜けば『W-1 GP』に出場することができます。そして、そこで優勝すると文体のメインで芦野選手のW-1王座に挑戦ということになるんですけど、やはり目標としてそこを見据えていますか?

▼岩石「そうですね。お前らにはまだ早いとか遠いとか言われますけど、ゴールはそこなんで。いずれにしてもゴールは文体のメインなんで、そこに向かって走るだけですよね」

──目標は大きいほうがいいですもんね。それでは改めてファンの方に意気込みをお願いします。

▼岩石「プロレスリングACEというものを周りの評価や評判で判断するんではなくて、実際に会場に足を運んでもらって、その目で見てもらって、ACEにはどういう選手がいるのか、どんな試合をやっているのかっていうのを実際に見てもらえればと思っています。僕らも皆さんの予想を覆すような試合をする自信はあるので、その目で見てもらいたいと思います」

プロ格 情報局