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6/30【全日本】7・17世界タッグ再挑戦へ会見 ジェイク「ゼウス&ボディガーに勝つことに意味がある」、野村「勝てる自信しかない、若い力みせつける」

 7・17後楽園大会で世界タッグ王者・ゼウス&ボディガーへの挑戦が決まったジェイク・リー&野村直矢が30日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。2ヶ月ぶりにつかんだ再挑戦へ向けて二人は「ゼウス選手、ボディガー選手に勝つことに意味があるんで。そのあとにベルトがついてくる」(ジェイク)、「勝てる自信しかないんで、勝って僕ら若い力を見せつけたい」(野村)とタッグの至宝初戴冠を誓った。

 6・25紋別大会でザ・ビッグガンズが秋山準&大森隆男に雪辱を遂げ、世界タッグ王座初防衛を果たした。その試合後、ジェイク&野村が挑戦の名乗りを上げ、7・17後楽園大会でのタイトルマッチが決まった。

 ジェイク&野村は5・12守口大会以来、2ヶ月ぶりの再挑戦。ビッグガンズへの雪辱戦となる。ジェイクはこれが5度目の世界タッグ挑戦。過去4回中3度、ビッグガンズの軍門に下ってきたとあって、「僕の中であのベルト…というよりも、あの二人ですね。ゼウス選手、ボディガー選手に勝つことに意味があるんで。そのあとにベルトがついてくるのかなって感じがします。あの二人に勝つまで僕はあきらめません」と打倒・ゼウス&ボディガーを誓うばかり。「僕らがどれだけあの二人を翻ろうして、機動力に野村選手は自信があるんで、そこを僕がどう引き出して、最後どういうふうにもっていくか。まだまだ時間があるんで、そこをどう詰めていくか」と本番までにしっかりと対策を練る構えをみせた。

 一方、挑戦表明時に「今だったら勝てる」と豪語してみせた野村も強気だ。これといった実績がない中での再挑戦とあって、挑戦資格を問われてもおかしくない状況だが、「今だったら僕は勝てる自信しかないんで、勝って僕ら若い力を見せつけたいと思います。そしてゼウス…特にボディガー、オッサン二人には負けねぇ」と言ってのけた。「やっぱり対戦を重ねているんで、その分、癖だったり、そういうのもわかるし、この前はうまくチーム力で負けた気がしたんで、僕らもいろいろそれ以降タッグを組んでる機会が多いので、そういう面では僕らも負けてはないと思う」と自信の根拠を口にし、「機動力というものを活かして、勝てる自信しかない」と繰り返した。

 「ベルト持ってる人たちってやっぱり違うんですよ。強さだけじゃなくて、責任感を持って戦ってるし、この団体を盛り上げてやるっていうのも凄く伝わりますしね」と話したジェイクは、世界タッグを手にすることでその責任を自らも担うつもり。「そしたら、もちろんそれは今まで見たことのない景色になるんで。その景色の中で僕らが何を感じて、これからどうやっていくのか」と戴冠後を見据えると、対照的に野村は「今はそういうのを考えずに、ただベルトを獲ることだけに集中したい」との構えをみせた。

 スタンスは違っても向かうベクトルは同じ。28歳・ジェイクと、23歳・野村の若い二人が世界タッグ初戴冠を果たし、新時代の扉を開く。

【会見の模様】
▼野村「この前の紋別の世界タッグ戦後に自分たちが挑戦表明して、王者組が受理してくれたということで。僕らこの前も挑戦して負けてるんで、リベンジもかねて。今だったら僕は勝てる自信しかないんで、勝って僕ら若い力を見せつけたいと思います。そしてゼウス…特にボディガー、オッサン二人には負けねぇぞと。それを見せたいと思います」

▼ジェイク「僕は以前、守口大会で野村選手と組んでやらせていただいたんですけど、それだけじゃなく僕、5度目なんですよ、5度目。どれだけタイトルマッチやるんだっていうぐらいやってるんですよね。けど、それぐらい僕の中であのベルト…というよりも、あの二人ですね。ゼウス選手、ボディガー選手に勝つことに意味があるんで。そのあとにベルトがついてくるのかなって感じがします。あの二人に勝つまで僕はあきらめません。それに勝つっていう見込みがないと挑戦もしないし。野村選手が勝つ見込みしかないと言ってるんで、そのパートナーを信じて僕らで世界タッグを獲りたいと思います」

――野村選手、自信の根拠は?

▼野村「やっぱり対戦を重ねているんで、その分、癖だったり、そういうのもわかるし、この前はうまくチーム力で負けた気がしたんで、僕らもいろいろそれ以降タッグを組んでる機会が多いので。そういう面では僕らも負けてはないと思うし、機動力というものを活かして、勝てる自信しかないですね」

――ジェイク選手は三冠ベルト初挑戦も果たし、自信も大きくなっているのでは?

▼ジェイク「獲れなかったですけどね。今回の北海道シリーズで、現アジアタッグチャンピオンの青木選手、佐藤選手からフォール奪ってますしね。結果としてどんどん実績を積んでるのかなっていう感じはするので。あとはなんだろうな。タッグとしてどれだけ機能するか。向こうはやっぱりタッグチームとして長いですし、これはシングルじゃなくタッグの試合なので、全然別物なので。そこで僕らがどれだけあの二人を翻ろうして、機動力に野村選手は自信があるんで、そこを僕がどう引き出して、最後どういうふうにもっていくか。まだまだ時間があるんで、そこをどう詰めていくか、そういう作業になっていくと思うんで、これからは」

――ジェイク選手は「新しい風景をみたい」と話していたが?

▼ジェイク「世界タッグだけじゃなくて、三冠もそうですし、ベルト持ってる人たちってやっぱり違うんですよ。強さだけじゃなくて、責任感を持って戦ってるし、この団体を盛り上げてやるっていうのも凄く伝わりますしね。その選手に勝ったうえで、今度はそれを僕らが担うわけじゃないですか、獲れたら。そしたら、もちろんそれは今まで見たことのない景色になるんで。その景色の中で僕らが何を感じて、これからどうやっていくのかっていうのをね。僕らがやっていかなきゃいけないと思うんですよね。若い奴らがどんどんやっていかないといけないなという感じがするんで」

――責任を担える自信があると?

▼ジェイク「もちろん不安もありますよ。ただ何事にもそんなの付きものだし、それを払拭するために毎日トレーニングをして、毎日研究をして、その繰り返しなんで。逆にそれがあるからこそ精も出るし」

▼野村「もちろん数々のつわものたちが世界タッグのベルトを巻いてきたんで、責任感というのは強いと思うんですけど、今はそういうのを考えずに、ただベルトを獲ることだけに集中したいです。獲ったらまた必然といろいろ変わってくる部分があると思うんで。僕ら二人だから獲る意味があるんで、何が何でも獲ります」


【ゼウスのコメント】「ジェイク・リー、野村直矢、段々と素晴らしい選手になってきたと感じる。しかし、まだまだ二人に負けられないし、自分はさらなる上を目指していく! この世界タッグのベルトは必ず守り抜く!」

【ボディガーのコメント】「ジェイク・リーと野村直矢! 何度でも挑戦してこい! 何度でも潰してやる! 以上! まぁ、そういうこっちゃ!」

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