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7/4【NOAH】Hi69が7月1日付けで正式入団 「これは必然、僕がノアを上げていく」

 昨年12月からフリーとしてレギュラー参戦してきたHi69のノア入団が決定。4日、都内事務所で内田雅之会長同席のもと入団会見が開かれた。

 Hi69は“鈴木軍撤退後"の昨年12月からノアにレギュラー参戦。旧知の石森太二とタッグチーム“XX"を結成し、GHCジュニアタッグ王座も獲得した。6・25郡山大会で石森がシングルと合わせた“GHCジュニア二冠"を達成したことから、「太二と一層同じ方向を向いていくにはフリーでは限界がある」と入団を熱望していた。

 その後ノア側と交渉、条件面などでも合意に至って7月1日付けでの入団が正式に決まった。入団会見でHi69は「僕が来たからには、プロレスリング・ノアをヘビー・ジュニア問わず、僕が上に持っていきたい」と改めて意気込んだ。

 K-DOJO、アパッチプロレス軍に続く“所属"となるが、Hi69は「KAIENTAI DOJO、アパッチプロレス軍はお付き合いで良くしてくれている方に誘われたのがきっかけだったんですが、今回のプロレスリング・ノアは自分から何かを仕掛けたい、ノアを良くしていきたい、もっと上にしていきたい…という気持ちが大きい」と心境の違いを説明。昨年12月からのノア参戦を通じて「プロレスが好きでプロレスをやってきて、プロレスの楽しさを再認識させてもらった」ことも入団希望の一因となったという。

 35歳、キャリア17年。過去には背骨を折ってレスラー人生が危ぶまれたこともあった。「背骨を折った時も、自分に与えられた運命というか、その必然性を今になって感じていますし、その後フリーで活動したことも必然だったと思います。そしてキャリア17年、35歳の自分がノアに入団させていただくのも僕は必然だと思います」と語った。

 内田会長も「キャリア、実績、これからの可能性も含めて、プロレスリング・ノアで最高の存在になり得る存在。石森選手も海外での評判がいい。“XX"として向こうにも乗りこんでもらいたい。Hi69選手はプエルトリコに行っていた経験もありますし、海外に向けても最高の戦力になると思っております」と期待。Hi69も「ノアは日本のプロレス界のトップにいる団体。今、石森がシングルのベルトも持ってますんで、タッグに限らずジュニアの象徴にもなりたい」と意気込み、開幕直前のジュニアタッグリーグ戦に向けても「所属として優勝を目指していける心境がうれしい」と迷いなく突き進む。


【Hi69入団会見の模様】

▼内田会長「先日、こちらにいるHi69選手からプロレスリング・ノアに入団したい旨の要望がございまして、その後Hi69選手と条件等に関する話し合いをしました。Hi69選手はプロレスリング・ノアで最高の存在になり得る存在であると判断いたしまして、条件等に関しましても合意に達しましたので、ここに入団を発表させていただきます。過ぎてしまいましたが、実際には7月1日付けで“プロレスリング・ノアの"Hi69選手…ということになりました。より一層、ノアのジュニアヘビー級に活気が出る素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることを祈っております」

▼Hi69「このたびプロレスリング・ノアに入団したHi69です。石森とタッグベルトを巻いてから『ノアをヘビー・ジュニア関係なく先導していきたい』と思ってきたなかで、フリーという立場だとやっぱり限界がありました。石森と方向性は同じでも、そこの“差"がありました。僕が来たからには、プロレスリング・ノアをヘビー・ジュニア問わず、僕が上に持っていきたいと思います。よろしくお願いします」

――K-DOJO、アパッチプロレス軍に続く所属だが、過去の所属時と比べてどんな心境の違いがある?

▼Hi69「ここ何年かずっとフリーでやっていましたが、過去にはKAIENTAI DOJO、アパッチプロレス軍に所属していました。KAIENTAI DOJO、アパッチプロレス軍はお付き合いで良くしてくれている方に誘われたのがきっかけだったんですが、今回のプロレスリング・ノアは自分から何かを仕掛けたい、ノアを良くしていきたい、もっと上にしていきたい…という気持ちが大きいですね」

――もともとノア自体にはどんな印象を持っていた?

▼Hi69「日本のプロレス界のトップにいる団体だと思っています」

――内田会長からは『最高の存在になれる』と期待をかけられていたが、ジュニア・ヘビー問わず自分が一番上に立つ気持ち?

▼Hi69「はい。その気持ちは持っています」

――去年の12月からノアに上がり始めてやりがいを感じた?

▼Hi69「そうですね。プロレスが好きでプロレスをやってきて、プロレスの楽しさを再認識させてもらったところが大きいですね」

――背骨の大手術でレスラーを続けられるかどうか…という時期もあったが、35歳、キャリア17年で新入団というシチュエーションに関して自身のレスラー人生をどう感じる?

▼Hi69「すべてが必然だと思ってるので。背骨を折った時も、自分に与えられた運命というか、その必然性を今になって感じていますし、その後フリーで活動したことも必然だったと思います。そしてキャリア17年、35歳の自分がノアに入団させていただくのも僕は必然だと思います」

――直近の目標は保持しているジュニアタッグ王座をより一層輝かせていくこと?

▼Hi69「そうですね。今、石森がシングルのベルトも持ってますんで、タッグに限らずジュニアの象徴にもなりたいですね」

――ジュニアタッグリーグ戦直前というタイミングだが?

▼Hi69「そうですね。所属として優勝を目指していける心境がうれしいですね」

※内田会長が改めて補足

▼内田会長「今回のHi69選手が“NOAH the REBORN"新しいノアになって初めて入団してくださった選手であります。キャリア、実績、これから起こり得る可能性も含めて、十分ノアにプラスになると判断をいたしました。石森選手、丸藤選手が今も海外に行っていますが、石森選手も海外での評判がいい。やはり今度は“XX"として向こうに乗りこんでもらいたい。Hi69選手はプエルトリコに行っていた経験もありますし、海外に向けても最高の戦力になると思っております。またそういう背中を追いかけて若手の選手たちも上がってきてくれれば良いかなと思っております」

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