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7/18【全日本】世界タッグ再戦決定 ジェイク&野村「完全勝利で終わる」、ビッグガンズ「ジェイクの足を折って野村を失神させる」

 7・28名古屋大会で世界タッグ選手権試合が決まった王者組・ジェイク・リー&野村直矢、挑戦者組・ゼウス&ボディガーが18日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。ジェイク&野村が「何も言わせないで僕らの完全勝利で終わりたい」と誓えば、リマッチを決めたビッグガンズは「ジェイク・リーの足を折って、野村をハイキックで失神させますよ」とタッグの頂点返り咲きを見据えた。

 7・17後楽園大会で行われた世界タッグ戦はジェイク&野村がビッグガンズ超えを果たし、歓喜のベルト初戴冠を成し遂げた。試合後、ゼウスが再戦をアピールし、7・28名古屋大会で実現することになった。

 新王者組は初防衛戦から試練を迎えることになるが強気だ。「昨日、僕らがやってきたことがやっと実った」と喜びを口にした野村は、「僕らのリマッチを受けてもらったんで、今回僕らがちゃんと受けた上でビッグガンズの二人を倒して、何も言わせないで僕らの完全勝利で終わりたい」と豪語。「決まったら試合が終わり」と胸を張る新技・マキシマムをその原動力とするつもりだ。

 パートナーのジェイクは「今まで以上により白熱した試合をみせなきゃいけない」と王者としての責任感をむき出し。初防衛戦のテーマを「世界タッグチャンピオン=ビッグガンズというイメージがあまりにも強すぎるんで、その色をなくします、まずは」と設定した。気になるのは負傷している左ヒザの状態。7・17後楽園でもビッグガンズに徹底攻撃されたが、「だいぶヒザの調子もよくなってるので、日に日にそれは実感しています。なので次の初防衛戦の時までにはよりよい状態で臨めると思うので問題ありません」と強調してみせた。

 一方、ビッグガンズには2015年12月の初戴冠以来、世界タッグの歴史を紡いできた自負がある。「この世界タッグのベルト、彼らが巻くのはちょっと早い」と断言したゼウスが「僕らが歴史作ってる途中なんで、まだまだ僕らがこの世界タッグの歴史を作り続けます」と宣言すれば、ボディガーも「まだまだ俺らが第一線から退くわけにはいかへん」と呼応。「名古屋では格の違いをみせつけて、ジェイク・リーの足を折って、野村をハイキックで失神させますよ」と奪回劇の青写真を描いていた。

【会見の模様】
▼ボディガー「まあね、昨日、何か訳のわからん技、突然食らって負けたけど、この二人もすぐにリマッチ申し込んできて、今回の試合やったんで、俺らもリマッチさせてもらって、今76代? 77代ね。71、73、75、そして77。ビッグガンズの名前がどんどん逆に歴史に刻まれるのが楽しみや」

▼ゼウス「昨日も試合後に申し上げましたけど、彼らが昨日の試合で自分たちに勝ったのは、僕らもどこかでもっと気を引き締めなければならないという気持ちがありますよね。まだまだこの世界タッグのベルト、彼らが巻くのはちょっと早いんじゃないかなと思って。次、必ず取り返したいと思います」

▼野村「昨日、僕らがやってきたことがやっと実ったかなと。次、ビッグガンズの二人がリマッチするということなんですけど、この前の僕らのリマッチを受けてもらったんで、今回僕らがちゃんと受けた上でビッグガンズの二人を倒して、何も言わせないで僕らの完全勝利で終わりたいと思います」

▼ジェイク「この世界タッグベルト、昨日やっと獲れたんですけど、世界タッグチャンピオン=ビッグガンズというイメージがあまりにも強すぎるんで、快く引き受けますよ。このベルト=ビッグガンズという、その色をなくします、まずは」

――世界タッグのベルトを獲って一夜明けて改めて責任感が芽生えているのでは?

▼野村「その責任っていうのは、やっぱりこれから試合を重ねていく上で感じると思うんで、今はそんなに感じてないといったら変ですけど、あまり意識はしてないですね」

▼ジェイク「目の前にベルトがこういうふうに置いてる。そうか、俺チャンピオンなんだって。はっきり言ってこのベルト以上に今、隣にいるビッグガンズに勝てたってことが凄くうれしくて。責任感? そうですね。今まで以上により白熱した試合をみせなきゃいけないっていうのは凄く感じますし、その初防衛戦の相手がビッグガンズっていうのは本当にうれしいことですね。そういった意味でも」

――最近の世界タッグの歴史を作ってきたビッグガンズにすれば、この二人にはまだ任せられない?

▼ボディガー「まだまだ俺らが第一線から退くわけにはいかへんし、名古屋では格の違いをみせつけて、ジェイク・リーの足を折って、野村をハイキックで失神させますよ」

▼ゼウス「そうですね。さっきも言いましたけど、71、3、5と僕らが歴史作ってる途中なんで、まだまだ僕らがこの世界タッグの歴史を作り続けます」

――ジェイク選手はこれまで宮原選手と組んでビッグガンズに挑戦し、勝てなかったが、今回、野村選手と組んで勝てた要因はどこにあると思う?

▼ジェイク「自分でも驚いてます。真っ向勝負で今まで挑んで挑んで、それでも勝てない、勝てない。フィジカルで勝てないのは気づいたんで、その中で野村さんはじゃあ何か違う方法があるんじゃないかってことでいろいろ技を試して、技だけじゃなくて、こういう連係があるんじゃないか、ああいうことができるんじゃないかって自分からどんどん発信していって、そういった気づきというのが大きかったのかなって気がします」

――昨日のフィニッシュホールドとなったマキシマムにはどんな意味、思いが込められている?

▼野村「あの技は結構、世界タッグが決まってから練習し始めて、僕の中であれが決まれば試合を終わらせるという意味なんですけど、僕の持ってる技の中で最大の技ですね。あれが決まったら試合が終わりっていう意味です」

――ボディガー選手とすれば2度目はないと?

▼ボディガー「まぁ、そんな技が出る前にハイキックでKOでしょう」

――昨日と同様に左ヒザを攻められる展開になりそうだが?

▼ジェイク「だいぶヒザの調子もよくなってるので、日に日にそれは実感しています。なので次の初防衛戦の時までにはよりよい状態で臨めると思うので問題ありません」

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