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8/26【NOAH】新GHC王者・エドワーズがGHC真の“グローバル化"見据えた 丸藤迎撃へ「王者らしく迎え撃つ」 都内事務所で会見

 8・26後楽園大会で外国人として初めてGHCヘビー級王座戴冠を成し遂げたエディ・エドワーズが28日、都内ノア事務所で会見。海外防衛戦も視野に入れた新王者としての所信表明を行ったほか、丸藤正道を初防衛戦の相手に迎える10・1横浜文体大会に向けた意気込みを語った。

 現在はインパクトレスリングを主戦場とするエドワーズだが、ノアの“たたき上げ"でもある。留学生として寮生活を送り、ノアでレスラーとしての礎を築いた。GHCヘビー初戴冠にあたっては、世界じゅうのレスラーやファン、関係者からインターネットを通じて祝福され、「このベルトを持つことの意味を分かってる人が多いからこそ、多くの人からメッセージが届く。それだけ凄くてインパクトのある出来事だっんだと実感してます」と話し、「留学生の頃は正直GHCヘビーのチャンピオンになれるとは思ってなかった。でも、何もない最底辺から始めてこうしてトップに立つことができたことは、凄く自分にとって意味のあること」と話した。

 同時に“ノアの顔"としての責任感も芽生えた。立場的には“外敵"にあたるが、エドワーズは「どこで試合をしていても、アメリカに戻っていた時も、自分は心の中でノアの一員であるという意識で戦ってきました。ROHで試合をしても、インパクトレスリングで試合をしていても。このベルトを持ってその意識はさらに強くなった。ノアを代表する気持ちでノアの素晴らしさや強さを世界じゅうに広げていきたいと思います」と強調。海外マットでの防衛戦も視野に入れ、初の外国人王者としてグローバル・オナード・クラウン(GHC)の真の“グローバル化"も見据えた。

 初防衛戦の舞台は秋のビッグマッチとなる10・1横浜文体大会に決定。いきなり現ノアの象徴的存在である丸藤を迎え撃つ。「世界最高のレスラーの一人」と挑戦者を称えたエドワーズだが、「最高と対戦する覚悟は十分にできていますし、そのマルフジを防衛戦で倒すことができれば自分の実力をさらに証明できる。本当にノアらしい試合になるはず。チャンピオンとしてチャンピオンらしくリングに上がりたい」と堂々と言ってのけた。


【会見の模様】

――GHC戴冠と初防衛戦の相手が丸藤に決まったことについて?

▼エドワーズ「ベルトを獲ったばかりで喜びに浸っている状況なんですが、初防衛戦が早速こうして決まったことをうれしく思います。しかも相手はマルフジ。このベルトを巻いたことがある選手だし、自分も本当にリスペクトしている選手。でも、そのマルフジを防衛戦で倒すことができれば自分の実力をさらに証明できると思っています」

――王座戴冠の反響は?

▼エドワーズ「ツイッターはもちろん、テキストメッセージでたくさんの祝福をもらいました。このベルトを持つことの意味を分かってる人が多いからこそ、それだけ多くの人からメッセージが届く。長らく会っていない人からもメッセージをもらえて、それだけ凄くてインパクトのある出来事だっんだと実感してます」

――ノアの練習生だった頃にGHCヘビー級の王者になれると思った?

▼エドワーズ「もちろんひとつのゴールでありドリームだとは思っていました。あの頃は本当に凄くタフなトレーニングを続けたし、試合もハードだった。その時は正直GHCヘビーのチャンピオンになれるとは思ってなかった。でも、何もない最底辺から始めてこうしてトップに立つことができたことは、凄く自分にとって意味のあることだと思います」

――外敵王者としての意識と、ノアの一員として王者としてノアを盛り上げていきたい意識、どちらのスタンス?

▼エドワーズ「どこで試合をしていても、アメリカに戻っていた時も、自分は心の中でノアの一員であるという意識で戦ってきました。ROHで試合をしても、インパクトレスリングで試合をしていても。このベルトを持ってその意識はさらに強くなった。ノアを代表する気持ちでノアの素晴らしさや強さを世界じゅうに広げていきたいと思います」

――海外でも防衛戦をしたい?

▼エドワーズ「もちろん。このベルトは世界で通用するベルト。アメリカでも、メキシコでも、どこでも防衛戦をしていきたい希望はあります」

――初の外国人王者として“グローバル"の名にふさわしいGHCにしていく?

▼エドワーズ「うん。外国人選手としてこのベルトを獲ったということは、これまでに無かったこと。だからもっとノアやGHCをワールドワイドに広めていって、世界じゅうで認知されるようにやっていきたいと思います」

――丸藤とはジュニア時代にやり合っていた相手だが、改めて丸藤正道というのはどういった存在?

▼エドワーズ「やはり丸藤選手もジュニアの選手からヘビーの選手になって、前チャンピオンの中嶋選手も同じ。そして自分も元々ジュニアでやっていました。こうしてヘビー級として試合をして、このヘビー級のベルトを獲ったということで、同じようなステップを踏んできている選手。そして丸藤選手は自分としては世界最高のレスラーの一人だと思っています。その選手と対戦する覚悟は十分にできていますし、チャンピオンとしてチャンピオンらしくリングに上がりたいと思っています」

──文体の後には『グローバル・リーグ戦』があるが、そこに参戦したい意思はある?

▼エドワーズ「今現在自分はインパクトレスリングを主戦場にしているわけですから、先のことになってしまうと自分だけではどうにもできないので会社同士がスケジュールを調整することになるのかなと思っています」

──丸藤はタイガーフロージョン、自身もダイハードフロージョンを使っていて、古くからのノアがクローズアップされるような試合になりそうな気もするが、改めて丸藤戦はどんな試合にしたい?

▼エドワーズ「ノアらしい激しくもありスピード感のある試合になると思います。丸藤選手のタイガーフロージョンは三沢さんに対するリスペクトの念からある技だと思いますし、自分のダイハードフロージョンも三沢さんに対するリスペクトから生まれた技ですから、お互いそういう技を持った選手同士が闘うということは、本当にノアらしい試合になるんじゃないかなと思っています」

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