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9/19【WRESTLE-1】“土肥熊”分解危機? 芦野は「特に興味ない」 タッグリーグ戦へ7チームが会見

 『WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2017』に向けた会見が都内で開かれた。

 Aブロックからはカズ・ハヤシ&近藤修司、土肥孝司&熊ゴロー、黒潮“イケメン"二郎&稲葉大樹の3チーム(もう1チームはNOSAWA論外&MAZADA)が出席。Bブロックにエントリーされた芦野祥太郎&児玉裕輔、河野真幸&伊藤貴則、征矢学&タナカ岩石、火野裕士&ジェイク・オーメンの4チームが出席した。

 会見では土肥がパートナーの熊ゴローの仕事上のしくじりを暴露。現在、「一言も口を利いていない」という最悪の状態であることを明かした。前タッグ王者チームであり、優勝候補にも上げられる土肥熊だが、開幕前から分裂危機にあることが明らかになった。また、現王者チームのひとりである近藤からは最下位チームには罰ゲームをやらせるという提案もあった。

 Bブロックでは征矢が「パートナーがタッグリーグ中に変わる可能性がある」などと相変わらずの意味不明な言動で他の3チームを惑わす場面も見られたが、W-1王者の芦野は「特に興味ないです」とリーグ戦そのものに興味を示さず。優勝したチームには副賞として自身が保持するシングルのベルトへの挑戦権も与えられるものの、眼中にないという様子だった。

 会見の模様は以下の通り。


【Aブロック会見の模様】

▼近藤「まあタッグのチャンピオンとしてタッグリーグに出場するわけですが、優勝したら昨日も話した通り、シングルのベルトにも挑戦できると。まあ、なかなか魅力的な優勝の副賞じゃないかなと思います。それも狙っていこうと思います」

▼カズ「W-1初の試みでタッグリーグ戦開催することになりました。本当だったら優勝というものを皆さんがタッグのベルトというものでこの価値を上げていくものなんですけど、それプラスシングルのベルトにも挑戦できる可能性があるということで、このタッグリーグの中に二つのプレッシャーがかかるという意味で、選手それぞれいいモチベーションになると思います。チャンピオンとして挑みたいと思います」

▼土肥「タッグリーグ戦純粋に楽しみですね。ただBブロックに比べてAブロックはタッグの猛者が集まってしまったな、厳しいリーグになるなという感じですね。それと熊ゴローとのタッグがギクシャクしておりまして、感情的にも。プライベートは元々ギクシャクなんですけど、仕事に支障が来るぐらい昨日も大事件が起きまして、まだ熊ゴローの謝罪もなくて。権力者にはすぐ謝るんですが、僕にはなんもないので一言も口を利いてない状態なんですけど、タッグリーグどうなるかなという感じですね」

▼熊ゴロー「元々、246が持っているベルトは僕たちのベルトなんで、このタッグリーグ優勝した際にはそのベルトも僕らに返してもらってシングルにも挑戦させてもらえるということで、そっちも目指して
優勝します」

▼イケメン「タッグリーグ始まるんですけど、タッグベルトに一度も挑戦したことないし、絡んだこともないし、とにかく触れずにきた未知の領域なのでそこにやっと足を踏み込めるというか、非常に楽しみです。フィニーッシュ!」

▼稲葉「僕もタッグベルトは何度か挑戦しているんですけど、巻いたことはないので、タッグリーグ優勝して、まず巻いたことのないタッグベルトを巻きたいと思います」

──優勝してシングル挑戦できるということですけど、2人のうちどっちが挑戦するかはどうやって決めるんですか?

▼近藤「それは本人たちで決めてもらっていいと思います。喧嘩で決まらないようであればシングル組みますし……思ったんですけど優勝もあるけど、点数が最下位だったチームに何か欲しいなと思ったんですけど、イケメンなんかねえか?」

▼イケメン「僕的に一番ダメージあるのは減給。お客さんには伝わらないじゃないですか? あいつ減給しているのにいい時計してるなってなったら、そんな罰感がないので坊主っていう。坊主が一番ダメージ……(稲葉の頭を見たら)ほぼ坊主じゃねえか」

▼近藤「協議します」

▼土肥「(熊ゴローを見て)なんかないの?」

▼熊ゴロー「いや……坊主で僕はいいと思います。やっぱお客さんに伝わるかなって」

▼近藤「おい、こいつにしゃべらせんな、つまんねえから」

──土肥熊に質問なんですけど、先程昨日の夜やらかしてしまったと。何をやらかしたのか具体的に教えていただけますか?※会見に紛れていた征矢学より質問

▼熊ゴロー「身に覚えがないんで」

▼土肥「マジか! 昨日、知り合いの方と食事をしていたんですけど、熊ゴローが来るということでお肉をたくさん頼んでおいてあげたんですね。そしたら、こいつは連絡もなく、お店が閉店する時間に電話をかけてきて。『行けません』と。その余った肉、1.5キロぐらい僕がすべて食べることになりましてですね」

▼熊ゴロー「いろいろ雑用がありましてね」

▼土肥「雑用なんてないでしょう(笑) こういうところが偽善者だと。仕事をしていたと嘘をつくという。本当は足立区の女と会っていたという」

▼熊ゴロー「もうやめましょう、その話。普通に仕事です。仕事っていうか片付けです」

──要するに熊ゴローさんは試合する前に坊主にするっていうことで大丈夫ですか? 土肥さんに謝罪の意味を込めて坊主にすると?※会見に紛れていた征矢学より質問

▼熊ゴロー「それはやばいですね。ダメですね」

──それぞれこちらのブロックで警戒するチームがあったら教えてください。

▼近藤「愚連隊でしょうね。たぶん一番タッグを組んでいる期間が長いんじゃないですかね? このリーグ戦に出場するチームの中で。結局タッグってそういうことですからね。一番警戒しなきゃいけないと思います」

▼カズ「自分の中では土肥熊です。今の話とは違いますけど、タッグの長さ、キャリア的な長さよりも今まで乗り越えてきた壁の大きさ、ドンドンドンドン自分たちでタッグを作り上げたっていうところに強さを感じます」

▼土肥「全チーム警戒していますね。246、愚連隊と、稲葉&イケメンもどういうチームになるのかわからないですけど。ただ明るいチームになるのか、それともそれがいい化学反応を起こすのかわからないですけど、全チーム警戒してるのとあとパートナーを一番警戒しています」

▼熊ゴロー「もうこんなにギクシャクしちゃっているんで、僕もパートナーに警戒しつつも、他の全チーム警戒します。でも、試合はやるだけです」

▼イケメン「全部警戒しているんですけど、246ですよね。リングに上がったら関係ないとはいえ、社長&副社長のタッグチーム。僕たちが最高のチャンスを掴んだ時に、『クビにするぞ』と言われたらどうする? そんな会社でないことを願います」

▼稲葉「僕は土肥熊で。やっぱり2人はなんだかんだ言って仲いいんだと思っているんで。そこに2人のパワーとかもあるんで強敵だと思っています」

──土肥選手は何をしたら熊ゴロー選手を許しますか?

▼土肥「もう本質的な人間性のところなんで変えようがないですよね。とりあえずタッグリーグを完走できることを目標にやっていきます」

──私も先程会見のほうでお話させていただいたんですけど、仮に『○○マン』を参考にパートナーがもし入れ替わったり試合中に欠場してしまった場合の対処法を……※会見に紛れ込んだ征矢学が質問

▼近藤「お前、いい加減にしろ、この野郎! 帰れ! 早く帰れ!」

──どこに帰るんですか?※征矢

▼近藤「家だよ」

──とりあえず無類の『キン肉マン』好きの近藤さん……※征矢

▼近藤「クビにするぞ、お前!」

──帰るぞ※と言い残して、征矢はタナカ岩石と退出

【Bブロック会見の模様】

▼児玉「タッグリーグがスタートするということで、僕はパートナーにW-1の無差別級チャンピオン・芦野祥太郎がいますから、そして僕はパートナーとして芦野祥太郎を最大限にサポートできる人間だと思っているので、僕は身体は小さいですけど、頭をしっかり使って闘って、このチャンピオンの強さというものを最大限に発揮して、僕も動いていこうかなと思っています」

▼芦野「タッグリーグにはさほど興味はございません。これで優勝した人が僕のシングルに挑戦してくるそうなので、そんな感じですね。特に興味ないです」

▼河野「昨日、タッグタイトル戦負けたのでどうしてももう一丁、社長&副社長コンビに挑戦したい。優勝して246ともう一回やりたいです」

▼伊藤「同じく昨日の後楽園でチャンピオンの246にやられてしまったのでこのリーグで優勝してもう一回やりたいです」

▼征矢「タッグリーグ自体はW-1で開催されるのは久しぶり……何年ぶり? 多分やっているはずなんですけど……おい! 情報はないのか? 3年ぶりでしょう。こういう興味ない人もいるかもしれませんが、トーナメントがあってタッグのリーグがあってっていうのはやっていくべきなんですね。だから、やっぱり今回ね、UWAのベルトを昨日失いましたけど、岩石がタッグを継続していくという熱い意志を私に伝えてきましたので、頭が堅い顔をしてますけど、気持ちも固まっています。タッグリーグなんで某アニメと一緒でパートナーがタッグリーグ中に変わる可能性がある。これはわからない、本当に。(囁いてきた岩石に)『キン肉マン』って言うな! 名前は出しませんけど、タッグのパートナーが死んでしまう。違う人がパートナーに変わる。それはわからない。それがタッグの醍醐味なので気を抜かず優勝目指していきいます」

▼タナカ「そうですね。僕昨日、夜試合終わって帰ったあと、『キン肉マン』を読んでていて中身が変わったりもしますよね。昨日、後楽園でUWAを獲られて、でもすぐにタッグリーグに参加することができて、これも新たなスタートだと思っています。これをきっかけに征矢さんと一緒にこっからまた這い上がっていければなと思っています」

※オーメンは英語でまくしたてる

▼火野「まったく何言ってるのかわからなかったんですけど、まだジェイクのことはあまりわからない。でも、見るからにわかるのは強いでしょう、絶対に。もちろん自分だって強い。この2人が組むんやったらおもしろいタッグリーグになるんじゃないですかね? みんな楽しみにしていてください」

──芦野選手のチームが優勝したら児玉選手が挑戦するみたいなことを昨日のリング上でありましたけど、これは実行されるんですか?

▼芦野「いや、しません」

──それぞれこのブロックの中で警戒するチームがあったら教えてください。

▼児玉「いや、うちはチャンピオンいるんで」

▼芦野「同じです」

▼河野「特にありません」

▼伊藤「特にありません」

▼征矢「仮に僕とジェイクは見た目が似ているんで、もしかしたら間違う、相手が。そういう可能性が出てくる不安はありますよね。岩石が間違えてジェイクにタッチしてしまう。これはゼロじゃないんで。髭も生えているし、髪の毛も生えてますから。身長と日本語しゃべっているのか、英語をしゃべっているのかで違いを見分ける。そこらへんだけですけど、そのへんの不安はあるかなと思っています」

▼タナカ「そのへんは大丈夫だと思います。警戒しているというより、強敵ばかりなので大先輩ですし。なのでこれも自分への試練、課題だと思っています」

▼火野「特にないと言おうと思ったんですけどね。さっき学ちゃんが間違えるんじゃないかなという。自分も間違えて学ちゃんにタッチするということがあり得るかもしれないということですよね。それは警戒しないといけないかな」

──征矢選手、本日は和服ですけど、どういう意味があるんですか?


▼征矢「大和魂です。いいですか? 日本人は着物でしょう。スーツってイギリス人とかでしょ? あ、フランス人だ」

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