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9/24【超花火/ZERO1】大仁田が工藤EPからの11・3川崎電流爆破要請を拒否、10・29名古屋での電流爆破封印を宣言 名古屋大会

 大仁田厚が24日、名古屋大会で電流爆破デスマッチを10・29名古屋大会を最後に封印すると宣言した。

 この日の試合後、グッズ売店でサイン会を行っている大仁田の前にZERO1オッキー沖田リングアナが現れ、超花火・エクスプロージョンプリンセス・工藤めぐみからの直訴状を手渡した。書面には「このたび、超花火プロレスでは、11/3(金・祝)に、川崎市体育館を押さえました。これは、貴殿の引退会見にて、『川崎球場跡地での電流爆破で引退をしたい』との発言を受け、超花火プロレスとして、動いてまいりました」と記され、“最後の電流爆破"として大仁田に出場を要請するものだった。

 だが、還暦引退試合を行う10・31後楽園大会以降の日程とあって大仁田は否定的だった。神妙な面持ちでそれを受け取って目を通した大仁田は「超花火でやろうが、どこでやろうが、俺が考えた電流爆破を盗むのはその人の勝手。それをどう表現しようがその人の勝手」としたうえで、「だけどな、俺の電流爆破は今日と同じ場所、名古屋国際会議場で10月29日に封印する。工藤選手の気持ちは嬉しい。だけど、俺にはファンとの約束がある! それはなんと言われようと曲げられない! 詐欺師だ嘘つきだと人は言う。だけどな、10月9日のお台場ノーロープ有刺鉄線4面電流爆破、そして10月29日名古屋で電流爆破はおしまい」と電流爆破封印を宣言。「10月31日後楽園ホールで、俺は四十数年のプロレスラー人生にさよならする! 10月31日が最後だ!!」と工藤EPからの要請を拒み、10・31還暦引退を強調していた。

☆工藤めぐみEPからの直訴状

大仁田厚殿

貴殿 初秋の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

このたび、超花火プロレスでは、11/3(金・祝)に、川崎市体育館を押さえました。これは、貴殿の引退会見にて、「川崎球場跡地での電流爆破で引退をしたい」との発言を受け、超花火プロレスとして、動いてまいりました。

現況、貴殿が断念されたように、川崎球場跡地での開催はとても困難であり、私共も無念にも断念しようとしたとき、川崎市様が救いの手をくださいました。

元の川崎市体育館こと川崎市文化体育センターを、「大仁田選手の引退ならば、是非!使って下さい!」と。もちろん、電流爆破マッチの許可も頂けました。

川崎市様、また所轄の川崎市消防署様も、貴殿の川崎球場における、数々の激闘による功績を認めていただき、感謝の恩返しとして動いて下さいました。

そして、10/31後楽園ホール様での引退興行も、十分に理解しております。

貴殿にとっての後楽園ホールへの熱き想い、数々の歴史は、全て後楽園からスタートしました。

しかし、私たちは、大仁田厚を葬るには、最後の最期は電流爆破しかないと考えております。もちろん、最期にふさわしい相手はこちらで整えます。

「引退とカムバックを繰り返したプロレス人生」と、おっしゃった貴殿の「今度こそ、本当にサヨナラ」という言葉。この大会で、電流爆破と悔いなくサヨナラしていただきたいと思います。

「おせっかい」と、お思いでしょうが、これが、私たちができる、これまでの貴殿にお世話になった感謝と共に、貴殿へ贈る最期の御礼です。

ぜひ、よきご返答をお待ちしております。

平成29年9月24日 超花火EP 工藤めぐみ

プロ格 情報局