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11/12【大仁田事務所】大仁田が宿敵ポーゴさんに涙の別れ ミスター・ポーゴ追悼興行・伊勢崎大会

 『ミスター・ポーゴ追悼興行』が12日、故ミスター・ポーゴさんの故郷である群馬・伊勢崎市で開催され、来場した大仁田厚がかつての宿敵に別れを告げた。

 ポーゴさんは今年6月23日、脳梗塞により66歳で死去。この日、ポーゴさんが立ち上げた団体・WWS主催で追悼興行が開催された。超満員の観衆が集まった中、ポーゴさんにゆかりのある選手が多数出場した。

 メインイベント前には、大仁田厚が来場。赤い革ジャン姿でリングに上がり、かつての宿敵・ポーゴさんに感謝と別れの言葉を述べた。ポーゴさんの遺影を持った大仁田は、追悼10カウントゴングを聞き終えると涙ぐむ場面も。リングを降りるとステージ上に設けられた祭壇の前で目を伏せ、しばらくの間、両手を合わせた。

 あいさつを終えた大仁田は「俺のプロレス人生の中で、この人がいなかったら今の俺は無かった。まさに盟友だった。本当に感謝しています。昨夜から、FMWの時のポーゴさんとの戦いや、最近のWWSに参戦した時のポーゴさんとの会話なんかが何度も浮かんできてさ…。俺も還暦を迎えて引退したことの報告と、これまでのお礼と、そしてさよならを伝えました」としんみりとした様子で語った。また、記者から「復帰はいつですか?」との質問も飛んだが、大仁田は「それはありません」と苦笑いを浮かべながら否定していた。(※写真、情報提供:大仁田厚事務所)

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