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12/30【ハードヒット】元柔道五輪金メダリスト・内柴正人が来場、ハードヒット参戦は「佐藤さんが道場で自分に勝ったら、やってもいい」 新木場大会

 『YES, WE ARE HARD HIT!!』新木場大会が30日、行われ、元柔道オリンピック金メダリストの内柴正人が来場。プロレス挑戦を否定する一方で、ハードヒット参戦を希望する佐藤光留に「佐藤さんが道場で自分に勝ったら、やってもいい」と返答した。

 柔道男子66キロ級でアテネ五輪、北京五輪と2大会連続で金メダルを獲得し、現在は柔術家の内柴がこの日、ハードヒットの会場に来場。同じアラバンカ柔術アカデミーに所属する佐々木亮のセコンドとしてダークマッチ第2試合に登場し、積極的に声を出してアドバイスを送った。

 その後、セミファイナルの「高橋“人喰い“義生&鈴木秀樹vsKEI山宮&佐藤光留」の一戦をリングサイドに座って観戦。「勝って公開オファー」を予告していた佐藤はパンクラスの先輩にあたる高橋と激しい掌底の打ち合いを展開したが、鈴木に必殺のダブルアーム・スープレックスで投げられたあと、アームロックを決められてギブアップ負けを喫した。

 試合後、佐藤は内柴に向かって「約束通り、今日は負けましたので、公開オファーやめます!」と告げた。当初から公開オファーを嫌っていた内柴は笑顔で拍手。高橋が「お前のいる場所、そこじゃないだろ。こっちじゃないのか?」と問いかけると、超満員の観客から「内柴」コールが起こった。

 すると内柴はリングに上がった。すると佐藤が「死ぬまで限られた時間、1試合でも多く、ちょっとでも多く格闘技をやりたくないですか?」と問いかけ、「僕、プロレス界でメチャメチャしつこいで有名なんで諦めませんから」と付け加えた。それを聞いた内柴は「公開オファーがあると聞いてドキドキしていたんですけど、やる気はありません」とプロレス挑戦をキッパリ否定。一方で「性格上『いまやるか?』って言われたら、いまやっても本当はいいです」と格闘家としての本音ものぞかせ、大会終了後に取材陣に囲まれると「佐藤さんが道場で自分に勝ったら、やってもいい」とのリップサービスも飛び出した。

 それを聞いた佐藤は今回、内柴との接点を作るためやったことがない柔術にも挑戦し、内柴と一緒に練習もしていることを告白。しかし、先日柔術の大会に出場した際は絞め落とされてしまい、「いまのところ(内柴に勝つのは)無理だな」と語ったが、それでも柔道の金メダリストとリング上で対戦してみたいという思いは変わらず、もし内柴が参戦を決意すれば、大会場を抑える用意もあることを明かした。同大会の模様は2018年1月にニコニコプロレスチャンネルで独占放送される。(※写真、情報提供:ハードヒット実行委員会)

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