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1/10【全日本】「ボコる」、「泣かす」、「土下座させる」 諏訪魔&石川がヨシタツ制裁を予告 世界タッグ会見

 2・3横浜文体で世界タッグ選手権試合を争う王者組・諏訪魔&石川修司、挑戦者組・宮原健斗&ヨシタツが10日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。初防衛戦となる王者組はヨシタツを目の敵にし、「ボコる」、「泣かす」、「土下座させる」と制裁を予告した。

 1・3後楽園大会で諏訪魔&石川が秋山準&大森隆男から世界タッグ王座を奪取。暮れの最強タッグ制覇、2017年プロレス大賞・最優秀タッグチーム賞に続き、3つ目となるタッグの勲章を手にした。その試合後、宮原&ヨシタツが挑戦の名乗り。2・3横浜文体での初防衛戦が決定した。

 だが、ヨシタツに「土下座」を要求していた王者組は、その前にタイトルマッチが決まり、青木篤志ではないが不満しかない。宮原&ヨシタツには最強タッグ公式戦で勝利しており、諏訪魔と石川にすれば再戦するメリットを見出せない。だからこその土下座要求だった。この日、会見で同席したヨシタツを目の敵にし、猛口撃を浴びせた。

 「ヨシタツてめぇ土下座しろよって。土下座してお願いしろ、お前。挑戦させてくださいって言えよ。それが筋だろ」と改めて迫った諏訪魔は、ヨシタツが「お言葉ですが、土下座なんかしなくてもすでにこの挑戦は決まってることなんで」と反論しても納得せず。1・14甲府大会ではヨシタツとの初シングルも控え、「一言で言えば泣かす。そして土下座させる。泣いて土下座だな」と予告。石川も「2018年も我々、暴走大巨人の年にするためにも、今度こそボコって完勝したい」と言い切った。

 猛口撃にさらされたヨシタツだったが、一切動じず。「さっきから聞いていると、ボコるだとか、泣かすとか、あと土下座させるとか、非常にボキャブラリーが少ない」と聞き流し、宮原とのタッグを「俺らは成長期」、「インテリジェントなタッグチーム」と表現。諏訪魔から「お荷物」呼ばわりされても、「それを試合後に同じこと言えるのかな。そこに皆さん注目して下さい」と自信満々に言い放った。

 諏訪魔&石川とヨシタツの挑発合戦の中で、宮原はマイペースを貫くばかり。「2018年突っ走る上でここでベルトを獲るか獲らないかで2018年の宮原健斗の流れが変わってくるし。何より今回はヨシタツさんとこの世界タッグのベルトに名前を刻みたいっていう気持ちが凄く強い」とこのタイトルマッチに2018年の浮沈をかける構えをみせていた。

【会見の模様】
▼宮原「ここ数ヶ月、僕、宮原健斗はタイトルマッチに絡めていないのが現実なので。2018年始まって2月3日、横浜文化体育館でもういきなりチャンスがやってきたと。2018年突っ走る上でここでベルトを獲るか獲らないかで2018年の宮原健斗の流れが変わってくるし。何より今回はヨシタツさんとこの世界タッグのベルトに名前を刻みたいっていう気持ちが凄く強いんで。絶対2月3日はね、この世界タッグベルトを宮原&ヨシタツで巻きます」

▼ヨシタツ「自分は全日本に参戦させてもらって3ヶ月なんですけど、まだ一つも形というか、実績というものを作れていないので。今回世界タッグを獲って、みんな実績がないのにいろいろ言ってると聞くので、ここで実績を作って何も周りに言わせないようにしたいなと。健斗とだったら本当に新しい全日本というか、新しい世界観を見せられると思うんで、そういうタッグチームにして、そしてキチンと結果も残していきたいと思います」

▼諏訪魔「世界タッグを獲って初防衛戦をどうしようかななんて考える余裕もなく、隣のそこにいる奴二人が挑戦してきたと。この間、俺らに負けといて何だてめぇこのヤロー、まだ出てくるのかって。そこで腹立って、やってやるよぐらいの感じで発言して、こういう流れになったというのもあるんだけど、改めて今、冷静に思う。ヨシタツてめぇ土下座しろよって。土下座してお願いしろ、お前。挑戦させてくださいって言えよ。それが筋だろ」

▼ヨシタツ「お言葉ですが、土下座なんかしなくても、すでにこの挑戦は決まってることなんで。PWFが認めてるってことで。三冠のときもそうだったけど、一番俺の価値をわかってるのはPWFですよ。土下座なんかしなくても挑戦させる価値があるって言ってるんだから。正々堂々、俺らの挑戦を受けてくれればいいです」

▼諏訪魔「土下座しろよ。今、土下座すりゃいいんだよ。俺らメリットねぇんだから」

▼ヨシタツ「土下座なんかしなくても、もう決まってるんで」

▼諏訪魔「横浜までまだ時間もあるし、そこまでに土下座したら正々堂々やってやろうかななんて思うし、それまではボコボコにしてやる」

▼ヨシタツ「まぁ、1月14日、タイトルマッチを前に諏訪魔とはシングルマッチが組まれてるんで、ここでガッチリ叩いて、タイトルマッチの直前には偉そうな口をきけないようにしますんで」

▼諏訪魔「お前が偉そうだっつうんだ。腹立ってきた」

▼石川「さっきからやり取りを聞いていて、14日に諏訪魔さんとヨシタツがシングルするみたいなんですけど、そこでたぶん諏訪魔さんにボコられて、もう挑戦したい気持ちが薄れるんじゃないかなと。僕は不安というか、全日本プロレス的に不安があるんじゃないかなと思ってますけどね。たぶんボコられてホントは挑戦したくないけど、一応挑戦しますみたいな感じになるんじゃないかなと僕は思ってますよ。あとはさっき新しい風景といってましたけどヨシタツ40代だからね。新しくないよ」

▼諏訪魔「古いよ。何、若いやつに乗っかろうとしてんだ?」

▼ヨシタツ「年は関係ないから。外見と気持ちは若いんで」

▼石川「こっちも若いわ。こっちも全盛期なんで」

▼ヨシタツ「そっちが全盛期なら、俺らは成長期ですから」

▼諏訪魔「何だ、そりゃ」

▼石川「成長期? 流行んねぇよ、そんな言葉。というわけで2月3日、ベルトせっかく獲ったんでここですぐに落とすわけにいかない。2018年も我々、暴走大巨人の年にするためにも、今度こそボコって完勝したいなと思います」

――1・14甲府でヨシタツ選手とのシングルを控えるが?

▼諏訪魔「いやぁ泣かす。一言で言えば泣かす。そして土下座させる。泣いて土下座だな。そしたら横浜も盛り上がんねぇな。挑戦者変えるか。それぐらいやってやるよ」

▼ヨシタツ「さっきから聞いていると、ボコるだとか、泣かすとか、あと土下座させるとか、非常にボキャブラリーが少ないというか。俺らはインテリジェントなタッグチームなんで、頭使ってね、暴走大巨人を止めてやろうと思います。個人的な感情はあるんだけど、タッグチームとしては正直凄いなと思っていて、実際2017年の最優秀タッグも獲ってるので。その部分に関しては凄いと思うんですけど、だからこそ2017年の最優秀タッグに勝って、俺たちが勝って、俺たちが2018年の最優秀タッグというか、2018年のタッグの顔になる。日本中探してこれってタッグチームがないんですよ。全日本だけじゃなくて。だから今年、2月3日獲って、そのまま今年、全団体を通じて一番のタッグチームになろうと思ってます」

――ヨシタツ選手から成長期という言葉が出たが?

▼宮原「僕、世界タッグ巻いたのがいつぶりだろうっていうぐらい僕の中で記憶にないし、この2年ぐらいはシングルプレイヤーというか。僕自身レスラーとしてタッグ屋ではないと思ってるんですけどね。これ何かの縁で隣にヨシタツさんがいるわけだから、その縁の意味を2月3日、証明できればと僕個人として思ってますけどね」

――ヨシタツ選手に意識が向いているようだが宮原選手については?

▼石川「僕は2017年は嫌というほどシングルやって強さもわかってるんで、勝負としていい勝負できるというのはあるんですけど、ヨシタツ選手に関していえば最強タッグでしかちゃんと勝負してないんでね。わかってないというか。そこでウチら勝ってるわけなんで。それでリング上に上がってきたから挑戦決定というのは諏訪魔さんと一緒で納得いかない部分というのがどうしてもあるんで。PWFが決めたんであれば従いますけど。諏訪魔さんも自分もちょっとまだ不満が残ってますね」

▼諏訪魔「不満しかないね」

▼石川「青木さんですか?」

▼諏訪魔「青木のTシャツ着ちゃうか。このタイトルマッチ、宮原にはタッグの難しさっていうかさ。お荷物抱えた時にどんだけ大変かわからせてやるよ」

――お荷物呼ばわりされたが?

▼ヨシタツ「えらい言われようですけどね。それを試合後に同じこと言えるのかな。そこに皆さん注目して下さい」

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