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2/26【WWE】レインズがチェンバー戦制してユニバーサル王者レスナーに挑戦へ、アスカはナイアに快勝 PPV大会『エリミネーション・チェンバー』

 PPV大会『エリミネーション・チェンバー』が米国現地時間25日、開催され、アスカがナイア・ジャックスとの一騎打ちに快勝。メインイベントのエリミネーション・チェンバー戦はロマン・レインズが勝利し、ユニバーサル王者ブロック・レスナーへの挑戦権を獲得した。

 『レッスルマニア34』でRAW女子王者・アレクサ・ブリスへの挑戦を控えるアスカはこの日、ナイアとのシングル対決に登場した。この一戦に敗れれば、レッスルマニアではナイアを加えたトリプルスレット形式に変更されることに。年間最大の祭典でのベルト挑戦を狙うナイアはヒップアタックで攻め立てるアスカをパワーで弾き返し、ジャックハマー、サモアンドロップと大技で圧倒した。

 劣勢となったアスカだったが、ナイアのパワーボムをフランケンシュタイナーで切り返して逆転の3カウントを奪取。PPV大会で無敗を死守したものの、試合後は収まらないナイアによって場外の防御壁に叩きつけられ、スタッフに両脇を抱えられながら退場した。

 この一戦を観戦していたRAW女子王者・アレクサは「誰もアレクサには敵わない」とアスカのフレーズを拝借して防衛に自信満々。この日は史上初の女子エリミネーション・チェンバー戦による防衛戦でサーシャ・バンクス、ベイリー、ソーニャ・デヴィル、マンディ・ローズ、ミッキー・ジェームスを挑戦者に迎え撃ち、トップロープを利してのDDTでサーシャに勝利。ベルトを守り抜いたアレクサは「誰も私に勝る奴はいない。WWEで本物の女神は私だけ」と豪語した。

 4つの小部屋が付いた金網に囲まれたリングで勝者を決めるメインイベントの男子エリミネーション・チェンバー戦はフィン・ベイラー、セス・ロリンズ、ザ・ミズ、ジョン・シナ、ロマン・レインズ、ブラウン・ストローマンの6人で争われた。まずはストローマンが怪力を発揮して大暴れ。ランニング・パワースラムでミズを料理すると、シナ、ベイラー、ロリンズをランニングパワースラムで次々に沈めて脱落に追い込んだ。

 勢いに乗ったストローマンだが、レインズによって小部屋に叩きつけられて失速。すかさずレインズはスーパーマンパンチ3連発、スピアー2連発でたたみかけて3カウントを奪った。この結果、レインズは『レッスルマニア34』でのユニバーサル王者ブロック・レスナーへの挑戦を決めた。WWE最大の祭典『レッスルマニア34』は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

 また、この日、元UFC女子王者のロンダ・ラウジーがWWEと正式契約を交わした。WWEのCOOトリプルH、RAWコミッショナー、ステファニー・マクマホン、カート・アングルGMがリングに上がり、ロンダコールが起こる中、ロンダは笑顔で登場。「私がここにいるのは憧れのロディ・パイパーのおかげ。そしてこれからWWEファンの信頼を獲得したい」と誓った。

 だが、アングルGMが「レッスルマニア31で君がトリプルHを投げて、ステファニーの腕を折りかけたことを覚えてるだろ。君を陥れるために3年間計画していたんだ」と2人の目論みを暴露。トリプルHに退場させられてもアングルGMは「ステファニー、さっきロンダの時代は終わったって言ってたよな」と発言した。

 これにはロンダも我慢の限界。ステファニーに詰め寄り、トリプルHが止めに入ってもテーブル葬。この行為に今度はステファニーが激怒し、ロンダに平手打ちをお見舞いしたが、ロンダは契約書にサインを入れると、折れたテーブル上に倒れたままのトルプルHに投げつけてからリングを後にした。

プロ格 情報局