3/20【WWE】アスカ不完全燃焼 アレクサとナイアが『レッスルマニア34』で王座戦 RAWダラス大会
現地時間19日に米テキサス州ダラスで開催されたRAW大会で、アスカがRAW女子王者アレクサ・ブリスに不本意なカウントアウト勝ち。試合放棄したアレクサをナイア・ジャックスが襲撃し、両者によるRAW女子王座戦が『レッスルマニア34』で行われることが決まった。
『レッスルマニア34』でのスマックダウン女子王座挑戦を控えるアスカ。この日はRAW女子王者・アレクサとの一騎打ちがノンタイトル戦で実現した。アレクサはミッキー・ジェームスとともに登場し、「先週の陰口でナイアを傷つけてしまったけど、少しも悪いと思ってないの。これからアスカの連勝記録をストップするわ」とナイアとの遺恨決着を見据えつつ宣言。ミッキーを試合に介入させてきたが、アスカは苦戦を強いられながらもアンクルロックでアレクサを捕獲して右足を徹底的に絞り上げた。辛うじてロープに逃れたアレクサだが、場外に逃げると試合放棄。アスカは不本意なカウントアウト勝利を収めた。
試合後、ナイアが現れ、アレクサを襲撃。逃げ足の速いアレクサはフェンスを乗り越えてバックステージに逃げ切ったが、収まらないナイアはカート・アングルGMにクレーム。これを受けてアングルGMはアレクサの王者らしからぬ振る舞いに苦言を呈したうえで、「アレクサの発言を聞いたよ。だからナイアはアレクサとRAW女子王座をかけてレッスルマニアで対戦する」と両者による女子王座戦を行うことを決めた。
アングルGMはオープニングにも登場。ブロック・レスナーの登場を予告したが、そこに謹慎中のロマン・レインズが現れた。アングルGMは「不法侵入だ。謹慎中だから会場から出ていろ。レッスルマニアまでの我慢だ」と忠告したが、聞く耳を持たないレインズは「今夜レスナーと対峙するまでここを動かない」とリング中央に座り込んで居座った。
そこに警備員が現れ、レインズに手錠をかけて連行しようとした。すると狙っていたかのようにレスナーが登場。手錠をされて身動きできないレインズをスープレックスで投げ飛ばすと、パイプ椅子でめった打ち。最後はF5でレインズを沈め、雄叫びを上げてリングをあとにした。
深刻なダメージを負いメディカルスタッフによって担架で運ばれたレインズだったが、ここでもレスナーが襲撃。縛られたレインズを担架ごとなぎ倒すと満足げにその場から立ち去った。レスナー対レインズのユニバーサル王座戦が決まっている『レッスルマニア34』は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。
