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3/26【全日本】新三冠王者・宮原が一夜明け会見 CC初制覇で「新たな宮原健斗を作り出す」

 3・25さいたまスーパーアリーナ大会で三冠ヘビー級王座3度目の戴冠を果たした宮原健斗が一夜明けた26日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。「三冠チャンピオンとしてチャンピオン・カーニバルを制して、新たな宮原健斗を作り出す」と春の祭典初制覇を改めて誓った。

 ジョードーリングとの熱戦を制し、5ヶ月ぶり3度目となる三冠ベルト戴冠を果たした宮原。みたび頂点に君臨し、全日マットの主役となった最高男は「また新たなスタートだと。これから先が宮原健斗にとって勝負なので、また新たなプロレス界の歴史を作っていこうと思っています」と使命感に燃えている。

 春のビッグマッチで至宝ベルトを手にした宮原だが、休まる時はない。4月には春の祭典『2018チャンピオン・カーニバル』が開幕する。王者として出場することになった宮原はジョー、鷹木信悟、火野裕士ら強豪ひしめくAブロックにエントリー。さいたまSA大会で「あんだけ皆さん、健斗健斗ってコールしてくれたり、タオル広げてくれたりして、パワーもらって大会を終えられたんでね。またチャンピオン・カーニバルに向けて皆さんからエネルギーをもらった」という宮原が狙うはもちろん、自身にとって初優勝、王者としての優勝だ。

 さいたまSA大会を終え、ようやくチャンピオン・カーニバルに集中できる。「まだ一人一人の試合のイメージは沸いてないんですけど、これから宮原健斗プロレス脳をフル回転させて、一人一人戦略を立てようかと」と春の祭典を見据えた宮原は、「よく過去誰がやったとか聞くけど、そんなの興味ないし、時代は変わってるから、もう時代は作られてるからね。もうこれで三冠チャンピオンとしてチャンピオン・カーニバルを制して、新たな宮原健斗を作り出すチャンス」とシングル完全制覇を見据えるばかり。他団体、フリー勢が出場する中で「いろんな話題がある中で宮原健斗vs諏訪魔というのも俺は面白いと思うし。奴は違うこと言ってたけどね。俺がチャンピオンになった。ナンバー1ですからね。出てこいやという感じ」と改めて決勝の相手に諏訪魔を指名した。

 「三冠チャンピオンとしてプロレス界を今以上に盛り上げるのは俺だと思ってるので、その宿命を背負ってまた今日から突き進みたい」。そう誓いを立てた宮原は春の祭典初制覇で主役の座を確固たるものとする。

【会見の模様】
▼宮原「第60代三冠ヘビー級チャンピオン、宮原健斗です。昨日、三冠チャンピオンになって、今日、朝を迎えて、また新たなスタートだと。これから先が宮原健斗にとって勝負なので、また新たなプロレス界の歴史を作っていこうと思っています。三冠チャンピオンとしてプロレス界を今以上に盛り上げるのは俺だと思ってるので、その宿命を背負ってまた今日から突き進みたいと思います」

――昨日の試合後は「違和感がある」と話していたが今は?

▼宮原「まだ違和感ありますね。そんなものはすぐなじむことだと思いますけど、それぐらい三冠ベルトを巻いてなかった気がしますね」

――その5ヶ月間が長かったと?

▼宮原「5ヶ月以上に感じますね。数字以上に感じます」

――さいたまスーパーアリーナ大会のメインを三冠王者として締めて、いい再スタートを切れた?

▼宮原「あんだけ皆さん、健斗健斗ってコールしてくれたり、タオル広げてくれたりして、パワーもらって大会を終えられたんでね。またチャンピオン・カーニバルに向けて皆さんからエネルギーをもらった大会でしたね」

――チャンピオン・カーニバルに三冠王者として出場することになり、王者としての優勝、自身初優勝がかかるが?

▼宮原「チャンピオンとしてね。過去誰がしたかとか興味ないんでね。新たな歴史は始まってるし。よく過去誰がやったとか聞くけど、そんなの興味ないし、時代は変わってるから、もう時代は作られてるからね。もうこれで三冠チャンピオンとしてチャンピオン・カーニバルを制して、新たな宮原健斗を作り出すチャンスですからね」

――Aブロックは強豪ぞろいだが気になる選手はいる?

▼宮原「正直、ようやくチャンピオン・カーニバルのスイッチに切り替えたところなんで、まだ一人一人の試合のイメージは沸いてないんですけど、これから宮原健斗プロレス脳をフル回転させて、一人一人戦略を立てようかと。あれだけのメンバーだから、誰かというのはないですね」

――先日の会見では決勝の相手に諏訪魔を指名していたがそれは変わらない?

▼宮原「ええ。やっぱり三冠チャンピオンとして負けた相手ですし、いろんな話題がある中で宮原健斗vs諏訪魔というのも俺は面白いと思うし。奴は違うこと言ってたけどね。俺がチャンピオンになった。ナンバー1ですからね。出てこいやという感じです」

――チャンピオン・カーニバルの優勝者が三冠ベルトに挑戦するのが通例だが、今回、宮原選手が優勝すればその流れを壊すことになるが?

▼宮原「チャンピオン・カーニバル優勝者が三冠に挑戦するというのが当たり前というか、当たり前を崩すのが俺ですからね。当たり前をどんどん変えていきますよ。このチャンピオン・カーニバルも変わるんじゃないですかね」

――では初防衛戦の相手はまだ描かれていない?

▼宮原「全然。3月31日の新木場までになじめるようにベルトとともに過ごそうと思います」

――5ヶ月がなぜ長く感じた?

▼宮原「やはり日本全国を回っていて、チャンピオンとして試合後のマイクを締めれないことも多々ありましたし、その部分で凄く長く感じてるかもしれないですね」

――どんな王者像を作っていきたい?

▼宮原「そうですね。宮原健斗というプロレスラー像をさらに高める、この業界で最前線に。まぁ俺が最前線だと思ってるんですけど、さらにその最前線を周りに知らしめるというか、そういった周りも意識したチャンピオンにもなりたいなと思いますね」

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