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3/28【WWE】ブライアンがレッスルマニアでの復帰を宣言、中邑がWWE王者AJに揺さぶり スマックダウン・ピッツバーグ大会

 スマックダウンが米国現地時間27日、ペンシルベニア州ピッツバーグで開催され、ダニエル・ブライアンが『レッスルマニア34』参戦を宣言し、シェーン・マクマホンと組んでケビン・オーエンズ&サミ・ゼインと対戦することが決まった。中邑真輔はシェルトン・ベンジャミンとの一騎打ちに快勝。試合後、WWE王者AJスタイルズに心理戦を仕掛け、レッスルマニアへ向けて揺さぶりをかけた。

 先週のスマックダウンで復帰を電撃発表したブライアンGMがレッスルマニア出場を宣言した。ステージに登場したブライアンはGMとして解雇したオーエンズ&ゼインについて触れ、「彼らにチャンスを与えようと思う。レッスルマニアでシェーン・マクマホン&ブライアンと対戦し、勝利すればスマックダウン復帰を許す。俺はレッスルマニアで復帰する」と宣言。これを受けてゼインはツイッターで対戦を承諾し、「シェーンとダニエルにとって最悪な夜になるだろう」と予告。レッスルマニアで「シェーン&ブライアンvsオーエンズ&ゼイン」がブライアン復帰戦として実現することになった。

 レッスルマニア34でAJのWWE王座に挑む中邑。この日は新日本時代にも対戦経験のあるベンジャミンとのシングルマッチに登場した。中邑の希望でAJが、ベンジャミンにはパートナーのチャド・ゲイブルがそれぞれセコンドに付いた。試合になるとゲイブルが介入を狙ってきたが、AJが阻止して中邑をサポート。中邑は飛びつき腕十字、三角絞めと関節技でベンジャミンを苦しめ、セカンドロープからのダイビングキンシャサをさく裂。最後はコーナーでたぎってからのキンシャサをベンジャミンに叩き込んで勝利を決めた。

 試合後、中邑はAJと対峙。「今日は俺がレッスルマニアでどうやってお前を倒すか見せるためにセコンドに呼んだんだ」とセコンドに付けた意図を明かすと、AJは「心理戦か? この王座戦は特別なんだ。みんなの、そして俺にとってもドリームマッチなんだ。俺はお前に勝ってベストであることを証明する」と豪語。引かない中邑も「だから俺はお前を倒せるんだよ。お前は感情的すぎるからな」と断言してからリングを降りた。

 その直後、ベンジャミン&ゲイブルがAJを背後から襲撃。すると中邑がリングに引き返し、ゲイブルにリバースパワースラム、ベンジャミンにハイキックを決めて蹴散らした。そして倒れているAJに向かってキンシャサの構えをみせ、寸でのところで立ち止まると「ニー・トゥ・フェイス」とAJの頭を軽く叩いて挑発した。刻一刻と迫るレッスルマニアでのWWE王座戦へ向け、王者に揺さぶりをかけた中邑が優位に立った。WWE最大の祭典『レッスルマニア34』は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

 戸澤陽がこの日行われた『205 Live』でフェイタル4ウェイ戦に登場し、カリスト、TJP、バディ・マーフィと対戦した。因縁のあるカリストにセントーン、TJPにトペ・スイシーダを決めて攻め込んだ戸澤は、TJPがカリストにロメロスペシャルを決めたところにマーフィがピンフォールに入ると、トップロープからのダイビングセントーンでカットする見せ場も作ったが、最後はマーフィがマーフィーズ・ロウでTJPを沈めた。

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