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5/2【WWE】中邑が王者AJを急所攻撃&キンシャサでKO、3度目WWE王座戦はノーDQ戦に ヒデオと戸澤が仲間割れ スマックダウン&205 Liveモントリオール大会

 スマックダウン、205 Liveが現地時間1日、カナダ・ケベック州モントリオールで開催され、3度目となる「AJスタイルズvs中邑真輔」のWWE王座戦がノーDQマッチで行われることが決定。中邑はAJを襲撃し、急所攻撃とキンシャサでKOした。

 この日、PPV大会『バックラッシュ』で3度目となる王者・AJと中邑のWWE王座戦が反則判定なしのノーDQ戦として行われることが決まった。リングでインタビューを受けたAJは「俺はタイトルを防衛する。急所打ちばかりで中邑は卑怯者だ。反則するならやり返してや る!」と報復を宣言。そこへサモアー・ジョーが現れ、「俺はPPVでローマン・レインズを倒し、そしてお前は中邑に勝って防衛しろ。そしたら俺がお前を叩き潰してやる」と次々期挑戦者として名乗りを上げた。

 AJとジョーがにらみ合っていると、場内に中邑のテーマ曲が流れた。ジョーとともに身構えるAJの背後から現れた中邑はまたしても急所打ちをお見舞い。もん絶するAJに狂気の表情を向けると、ダメ押しのキンシャサを躊躇なく叩き込んだ。大の字のAJの前で中邑はチャンピオンベルトを掲げて勝ち誇った。

 アスカは女子6人タッグマッチに登場。シャーロット・フレアー&ベッキー・リンチと組んでカーメラ&アイコニックス(ペイトン・ロイス&ビリー・ケイ)と対戦した。PPV大会『バックラッシュ』で行われるスマックダウン女子王座戦「カーメラvsシャーロット」の前哨戦ともなったこの試合。アスカはアイコニックスにエプロンから引きずり落とされると、バリケード、スチール階段に叩きつけられて戦闘不能に。さらにベッキーも排除されると、孤立無援となったシャーロットは1対3の不利な状況に追い込まれた。

 それでもシャーロットが劣勢を何とか耐え抜くと、息を吹き返したアスカに交代。アスカはペイトンにドロップキック、ロープ際にいた3人にヒップアタックをさく裂させた。介入してきたカーメラにシャーロットがスピアー、ムーンサルトを決めてサポートすると、最後はアスカがアスカロックでペイトンからタップを奪って勝利した。

 WWE王座戦「AJvs中邑」、「ジョーvsレインズ」、スマックダウン女子王座戦「カーメラvsシャーロット」が行われるPPV『バックラッシュ』は日本時間5月7日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

 205 Liveではヒデオ・イタミ&戸澤陽組がブライアン・ケンドリック&ジャック・ギャラハー組と対戦した。戸澤が「アー! アー!」と気合いのコールからギャラハーに先制のセントーンを決めれば、ヒデオはダイビング式クローズラインから串刺しドロップキックをケンドリックに決めて試合のペースをつかんだ。勢いに乗った戸澤がフランケンシュタイナーでギャラハーを投げ飛ばしてコーナートップからセントーンを狙うと、ケンドリックが妨害にかかったが、ヒデオが飛び込んで阻止した。

 だが、ヒデオがロープに飛んだ反動で戸澤はコーナー上から転落してしまう。これがきっかけとなってヒデオ&戸澤は劣勢に。ヒデオはケンドリックのドロップキックを食らい、戸澤もギャラハーにヘッドバットを決められて3カウントを奪われた。試合後、納得いかないヒデオは戸澤を突き飛ばして仲間割れ。会場からはヒデオに向かって「ノーリスペクト!」チャントが浴びせられた。

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