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6/18【新日本】ホワイトが連夜の凶行 ロビンソンの左手破壊

☆『共闘ことばRPG コトダマン Presents KIZUNA ROAD 2018』東京・後楽園ホール(2018年6月18日)
○KUSHIDA&棚橋弘至&マイケル・エルガン&ジュース・ロビンソン&ジェフ・コブvsオカダ・カズチカ&後藤洋央紀&ジェイ・ホワイト&石井智宏&外道×

 ホワイトが連夜の凶行。試合後にロビンソンを襲撃し、パイプイスで痛打して、左手を破壊した。

 7・7サンフランシスコではUS王者・ホワイトにロビンソンが挑戦するタイトル戦が決定している。昨日(17日)の後楽園大会での前哨戦では、試合後にホワイトがロビンソンを襲撃。パイプイスを使って左手破壊を試みたが、ロビンソンがイスごとナックルパートで射貫いて返り討ちに。しかし、この衝撃でロビンソンは左手を負傷してしまった。今大会でも両者は激突。CHAOSのホワイトがオカダ&後藤&石井&外道と、ロビンソンが棚橋&エルガン&コブ&KUSHIDAとそれぞれ組んで対戦した。

 ホワイトは先発を勝って出ると棚橋と対峙。しかし、いきなり控えのロビンソンを襲撃し、左手を痛めつける。混乱に乗じたCHAOS軍のペースで試合は進んだ。

 混戦の中で、昨日NEVER王座に返り咲いた後藤と次期挑戦者に名乗りをあげたコブの対戦も実現。コブは脅威のパワーを発揮し、強引なバックフリップで後藤をマットに叩きつけた。カットに飛び込んだオカダを抱え上げると、逆回転式の旋回バックドロップで返り討ちに。さらに、後藤をブレーンバスターで投げ捨て、ジャーマンスープレックスでぶっこ抜きにかかるが、後藤はヘッドショットで何とか振り払った。

 KUSHIDAと外道のジュニアヘビー級対決となると、試合はクライマックスへ。割って入ったオカダがKUSHIDAにフラップジャックを決めると、棚橋のツイスト&シャウト、石井のブレーンバスター、エルガンのパワースラム、後藤のラリアット、コブのラリアットが次々に連鎖した。

 そのコブを高速バックドロップで排除したホワイトは、KUSHIDAにブレードランナーを狙ったが、そこに手負いのロビンソンが突進。豪快なスパインバスターで場外に分断する。ここがチャンスと、KUSHIDAは猛攻に転じ、最後は飛びつきDDTからのホバーボードロックで外道を撃破した。

 試合が決しても、後藤とコブは場外乱闘を展開。殴り合いながらバックステージへと消えていく。不穏な空気が場内に漂う中、またもや狂乱の王者・ホワイトが動いた。KUSHIDAにいきなりブレードランナーを仕掛けてKOすると、エルガンには高速バックドロップ、棚橋にはスリーパースープレックスをお見舞い。邪魔者を完全に排除する。

 そして、場外でうずくまるロビンソンを連夜の襲撃。鉄柵に連続して投げつけると、止めに入るヤングライオンたちをエルボーで制裁する。さらに、ロビンソンをリングに押し入れ、急角度のバックドロップで引っこ抜いた。

 このままやられるわけにはいかないと、ロビンソンも必死の抵抗。右手でナックルパートを乱射したが、いつものように左手のパンチには繋げられない。それでも右手でラリアットを振り抜くと、パルプフリクションの構えに。

 しかし、それをあざ笑うように、ホワイトは急所攻撃をズバリ。もん絶するロビンソンをシャープセンセーション(十字固めで捕獲してのエルボー連打)でメッタ打ちにして失神寸前に追い込む。暴走は続き、リングサイドの観客からパイプイスを奪い取ったホワイトは、ロビンソンの左手を固定。別のパイプイスでそこを殴り飛ばして、挑戦者の手を破壊した。

 狂気の笑みを浮かべたホワイトはブーイングを気にせずそのまま控え室へ。トレーナー陣が慌てて左手の状態をチェックしたが、ロビンソンは悲鳴をあげるばかりだった。

 昨日に続いて凶行を見せたホワイトは、「ジュース、お前はみんなから愛されている。みんないつでもジュースコールをしてくれる。でも今日は違った。昨日から続けてお前を痛めつけてやった。今日の攻撃で間違いなく、お前の手は壊れただろう」とニヤリ。「お前はサンフランシスコでも手ぶらで帰ることになるだろう。そして、俺はタイトルを防衛し、保持し続ける」と改めてタイトル防衛を予告すると、自ら「ジュース」コールを送り、「俺がお前をメチャクチャにしてやる。そして、お前もスイッチブレードとともに…」と不気味に宣言した。

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