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6/18【新日本】G1で同門対決実現へ SANADAが内藤に対抗心あらわ

☆『共闘ことばRPG コトダマン Presents KIZUNA ROAD 2018』東京・後楽園ホール(2018年6月18日)
○BUSHI&内藤哲也&EVIL&SANADAvs飯塚高史&タイチ&金丸義信&TAKAみちのく×

 『G1 CLIMAX 28』で内藤との同門対決実現が決定的となったSANADAが対抗心をあらわに。拳を合わせるのを拒否して、無言で背を向けた。

 ロス・インゴ軍の内藤&EVIL&SANADA&BUSHI組と、鈴木軍の飯塚&タイチ&金丸&TAKA組が第5試合で対戦した。試合前に『G1 CLIMAX 28』のブロック分けが発表に。EVILがAブロック、内藤とSANADAがBブロックにエントリーした。

 鈴木軍が奇襲し、乱闘で試合はスタート。G1出場を逃して怒り心頭のタイチは内藤のキャップを奪い取り、そのままストンピングを乱射する。だが、内藤は介入した金丸もろとも返り討ち。タイチの後頭部に低空ドロップキックを突き刺すと、その眼前でゴロリと寝転び、「内藤」コールを巻き起こした。

 SANADAも活躍。鈴木軍に捕まってしまったものの、飯塚の噛みつき攻撃に対し、指へ噛みついて応戦する。スワンダイブ式ミサイルキックを突き刺すと、終盤には金丸に華麗なリープフロッグからのドロップキックを浴びせた。

 最後はロス・インゴ軍の怒濤の連続攻撃がTAKAにさく裂。内藤の延髄斬りを合図に、EVILが脇腹をソバットで射貫き、SANADAが胸板を蹴り上げる。総仕上げとばかりにBUSHIがエムエックスをお見舞いし、TAKAを沈めた。

 ロス・インゴ軍が抜群の好連係で快勝。試合後もセコンドのヤングライオンたちを制裁して荒れ狂うタイチをよそに、いつものように4人で拳を突き合わせる。内藤はG1を意識して、SANADAの目の前で再び拳をかざすが、逡巡したSANADAはそれに応じず、背中を向けて対抗心をあらわにした。

 内藤とSANADAの一騎打ちは過去一度も実現していない。それもあっての反発だろうが、SANADAは何も語らず控え室へ。一方の内藤は「ちょっと試合後、SANADAにアクションを起こしてみたけど、反応すると思ったんだけどね。まあでも、SANADAの反応を見て気づかされたっすね。まだ『G1 CLIMAX』じゃないから」と珍しく反省の弁。「いつも俺が言っていることを、俺がちょっと焦って忘れちまったよ。今、『KIZUNA ROAD』だから」と同門対決に向けて焦ってしまった自分を戒めた。

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