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6/23【全日本】青木が前哨戦完勝「ノンタイトルにしてやる」、中島キレた!「旭川で事件起こすぞ!」

☆『2018ダイナマイトシリーズ』北海道・美幌町スポーツセンター(2018年6月23日)
○青木篤志&諏訪魔&石川修司vsゼウス&ボディガー&中島洋平×

 世界ジュニア王者・青木が中島との前哨戦に完勝し、「ノンタイトルにぜってぇしてやる」と宣言。屈辱にまみれた中島はついに感情を爆発させ、「旭川で事件を起こしてやる!」と予告した。

 7・1新札幌大会の世界ジュニア戦へ向けて連日対戦している青木と中島。この日も前哨戦が組まれたが、王者の独壇場となった。序盤からレスリング仕込みのテイクダウン技術で中島をコントロール。反撃に出た中島がトペの構えをみせても、すぐさまリングに戻ってバックエルボーで阻止。終盤に両者が再び対峙すると、中島がミドルキック、串刺しドロップキック、カカト落としで攻め立てたものの、ジャーマン、顔面蹴りを不発に終わらせた青木はマンハッタンドロップ、パイルドライバーで倍返し。ラリアットを3連発してたたみかけると、最後はテキサスクローバーホールドで中島をギブアップさせた。

 中島の前哨戦連勝を5で止めた上に、内容も完勝と言えるものだった。青木は試合後、中島に対して「お前よ、こんなだったらな、はっきり言っとくぞ。タイトルマッチなしだ。覚えとけ」と怒声とともに通告した。バックステージでも青木の怒りと不満は収まらない。中島に挑戦資格なしと断言したうえで、「決まってから、あいつ何もやってねぇじゃねぇか! 失礼だよ。俺じゃないよ。ベルトに対してだ」、「あいつが何でこのベルトがほしいのか、何で挑戦したいのか。それがみえねぇじゃねぇかよ! なめてんだ、あいつは」と手厳しい言葉を連発。「何が俺に直接勝つだ。負けてんじゃねぇかよ。だから、もうなしだよ。それでいいだろ。もしあれがホントに何もないんだったら、札幌当日でもいいよ。ノンタイトルにぜってぇしてやる」とまで吐き捨てた。

 一方、中島は屈辱感に身を震わせながらバックステージに戻ってくると、「バカにしやがって…。あぁ! もう全部ブチ切れたぞ。何するかわかんねぇぞ」とついに感情を大爆発。次なる前哨戦は6・26旭川大会で、中島は「次いつだ、(青木と)やるの? 旭川? そこで起こすぞ。やるぞ。やるぞオイ。何を起こすかって? 決まってんだろ。やるぞ。事件起こしてやるよ!」と物騒にも予告した。

 錯乱状態となった感もあったが、不敵な笑みを浮かべた中島の目には狂気じみたものが宿っていたように感じられた。次なる前哨戦で何を仕掛けるのかわからないが、皮肉にも青木に惨敗を喫したことで、王者が求める中島の「本気」が覚醒することになるかもしれない。

【青木の話】「(今の中島に挑戦資格はない?)でしょう。別にさ、あいつが実績を作って、何かがあってタイトル挑戦決まったんだったら別だけど、あいつが挑戦したい、ベルトを獲りたいと言ったから、じゃあいいんじゃない? じゃあやろうぜと言ったけど、みてみろ。決まってから、あいつ何もやってねぇじゃねぇか! 失礼だよ。俺じゃないよ。ベルトに対してだ。だからあいつはまだわかってないんだよ。このベルトがどんな大事なもので、どんなものか。ただ言って決めてもらう、それで頑張ったらいい。そう思ってんだよ、あいつは。そんなの無理に決まってんだろ。俺ははっきり言っただろ。あいつの本気がみたいって。もっとこいって。別にそれはな、ただ技どうこうじゃないよ。それは前も言ったはず。そうじゃない、気持ちなんだよ。あいつが何でこのベルトがほしいのか、何で挑戦したいのか。それがみえねぇじゃねぇかよ! なめてんだ、あいつは。もっとあいつの本気みせろよ。もしあれがホントに何もないんだったら、札幌当日でもいいよ。ノンタイトルにぜってぇしてやる。俺、悪いけど頭きてるからね。勘違いしてるよ。挑戦者になったから俺は強い? 強くねぇよ。見てみろ。何が俺に直接勝つだ。負けてんじゃねぇかよ。だから、もうなしだよ。それでいいだろ。あいつが何て言い返すか問題だね。今日はあいつが負けてるから直接」

【中島の話】「クソ、クソ…(顔を覆いながら)あぁ、クソ。どいつもこいつもバカにしやがって。クソー! バカにしやがって…。あぁ! もう全部ブチ切れたぞ。何するかわかんねぇぞ。次いつだ、(青木と)やるの? 旭川? そこで起こすぞ。やるぞ。やるぞオイ。(何を起こす?)決まってんだろ。やるぞ。事件起こしてやるよ! どうせお前らもバカにしてんだろ? バカにしてんだろ? (テレビカメラを振り払って)26日だ。オイ!」

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