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6/26【NOAH】大KENTAコール発生、WWEヒデオ・イタミとの一騎打ち実現! 秋山、青木、鼓太郎、百田、大森ら参戦で“新旧ノア"集結 丸藤20周年興行全カード発表

 丸藤正道が26日の後楽園大会で、デビュー20周年興行となる9・1両国大会の全カードを自ら発表。メインで現WWEのヒデオ・イタミ(KENTA)との約5年9か月ぶり“丸KEN対決"が実現する。秋山準、青木篤志、鈴木鼓太郎、百田光雄、大森隆男ら“元ノア勢"も集結するほか、W-1の近藤修司やカズ・ハヤシ、DDTのHARASHIMAや高木三四郎らの参戦も決定し、丸藤20年の歩みを結集した全カードが出そろった。

 実行委員会の尽力で両国国技館での20周年興行開催にこぎつけた丸藤は、各所に「ダメ元」での交渉を開始。今は海を渡った永遠のライバルとの「ブランド対決」復活へ交渉を重ね、WWE側から承諾を引き出すことに成功した。

 ここ最近は柔和姿勢へと転換したといわれるが、WWEは原則的に“所属スーパースター"の他団体出場を認めないとされ、ヒデオの古巣参戦は異例中の異例。一夜限りの“里帰り"が決まったヒデオは「プロレスリング・ノアファンの皆さん、お久しぶりです。WWEイタミ・ヒデオ、元KENTAです。このたび丸藤正道デビュー20周年記念大会に参戦することになりました。4年ぶりのノアのリングになります。久しぶりに皆さんに会えることを楽しみにしています」とのVTRメッセージを寄せた。

 発表時には後楽園ホールに大KENTAコールが発生。ヒデオ(KENTA)のノア参戦は2014年5・17後楽園以来、約4年3か月ぶり。そして丸藤とヒデオ(KENTA)の一騎打ちは、2013年7・7有明コロシアム大会のGHCヘビー級選手権試合以来、約5年2か月ぶりとなる。

 丸藤は「名前は変わってしまったけども、俺の永遠のライバルなんで。まずはでも、本当に俺の勝手なわがままで参戦してくれる全選手に感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございます」と頭を下げた上で、「ここまで来たら日本中…いや、世界中から観に来てほしいと思っていますんで。最高のコンディション、モチベーション、そしてテンションで臨みたいと思います。皆さんもよろしくお願いします」と話した。

 そして、もうひとつの目玉は“元ノア勢"の集結だ。セミファイナルとなる第8試合には全日本の秋山、青木が参戦。杉浦貴&原田大輔と対決する。鈴木鼓太郎も第5試合に参戦。本大会の主催は“丸藤正道20周年記念大会実行委員会"ではあるが、2012年末に退団している秋山、青木、鼓太郎は事実上、約5年9か月ぶりの古巣ノア参戦となる。

 第1試合には“6時半の男"百田光雄が登場する。2009年にノアを退団している百田も、約9年ぶりの古巣参戦。百田は菊地毅とタッグを組み、第2試合には佐野巧真、本田多聞、川畑輝鎮が、第3試合には大森隆男がそれぞれ出場。先のヒデオ(KENTA)、秋山らとあわせて“新旧ノア勢大集合"といったラインナップが実現する。

 このほかWRESTLE-1からは、かつて丸藤と全日本の世界ジュニアヘビー級王座を争ったカズ、近藤が参戦するほか、DDTからはともにKO-Dタッグ王座を巻いていたHARASHIMA、男色ディーノ、高木三四郎も出場。第6試合には全日本時代に同じ時を過ごした太陽ケアも参戦する。丸藤正道20年の歩みが結集された9・1両国大会の全カードは以下の通り。


☆9/1(土)東京・両国国技館『丸藤正道20周年記念大会 “飛翔"』13:30開場、15:00開始

◇第1試合◇
菊地毅
百田光雄
vs
宮脇純太
モハメド ヨネ

◇第2試合◇
越中詩郎
本田多聞
佐野巧真
vs
川畑輝鎮
井上雅央
齋藤彰俊

◇第3試合◇
コーディ・ホール
大森隆男
vs
タダスケ
クワイエット・ストーム

◇第4試合◇
カズ・ハヤシ
近藤修司
vs
YO-HEY
HAYATA

◇第5試合◇
諸橋晴也
熊野準
大原はじめ
vs
鈴木鼓太郎
田中稔
Hi69

◇第6試合◇
小川良成
清宮海斗
潮崎豪
vs
太陽ケア
マサ北宮
中嶋勝彦

◇第7試合◇
男色ディーノ
HARASHIMA
高木三四郎
vs
マイバッハ谷口
小峠篤司
拳王

◇第8試合◇
青木篤志
秋山準
vs
原田大輔
杉浦貴

◇第9試合◇
ヒデオ・イタミ
vs
丸藤正道


[主催]
丸藤正道20周年記念大会実行委員会

[後援]
プロレスリング・ノア

[協賛]
ザ・リーヴ

[チケット料金(当日500円増し)]
●SRS 15000円
●1階マス席S 10000円
●1階マス席A 7000円
●2階イス席S 6000円
●2階イス席A 4000円
※SRSは記念カラーチケットとの交換を行います

[お問合せ]
プロレスリング・ノア 03-6261-6888(月曜〜金曜 10:00〜18:00)

【丸藤の話】

――20周年記念試合の発表があったが?

▼丸藤「本当に待たせてしまった部分があるんだけど、俺の中で最初の頃に言ったように、妥協したくなかったし。ハッキリ言って、彼を呼べる可能性のほうが低かった。そんな中でも、いろんな人の協力もあったり、彼自身の…何より彼自身の気持ちっていうのが向いてくれたんで、本当にありがたいと思っているし。セミに出てくれる秋山さんや青木、大森さん、今まで俺がお世話になった人たち、本当にまだ大会が始まったわけじゃないけど、本当に感謝しているし。プロレスの素晴らしさを伝えるには最高の面子だと思うし。なんて言うのかな、見てみれば、過去の人間たちの集まりなのかもしれないけど、それがかえって新鮮かつ斬新である、そんな時代になったと思うんで。最高のマッチメイクができたんじゃないかと思ってます」

――改めてヒデオ・イタミ選手に決めた理由は?

▼丸藤「あいつしかいないでしょ? あいつしかいないよ、俺の20周年は。おそらく…おそらくだけど、俺が引退する時はそんなに動けないかもしれないし、もしかしたら動けずに試合をできずに引退する可能性だってあるし。だから、俺のプロレス人生の中で、一番のビッグイベントにしたいと本当に思っているんで。試合以外でも、いろんな人に協力してもらって。なので、リング上で言ったように、日本中どころかヒデオのおかげで世界中からも注目される試合になると思うんで。ぜひとも丸藤正道、日本のプロレス、プロレスリング・ノア、参戦してくれるプロレスラーの皆さんを世界中に発信していきたいと思う。それが今回の俺のやり方」

――全日本勢が今度はノアに参戦するが?

▼丸藤「本当に秋山さんには感謝する部分しかないし。俺がチャンピオン・カーニバルに出て、三冠にも挑戦させてもらって。そういう中で、過去のいろんなものっていうのは俺の中でキレイになったつもりだし。そこは秋山さんも。秋山さんはとっくになかったかもしれないけども。そんな中で、快く協力してくれたし、あのマッチメイクの中に入ってくれる。本当に感謝しかないんで。あとはあの人たちが、俺以外の他の全選手が気持ちよく試合ができる、そんな最高の空間に両国はしたいと思います。みんながハッピーな気持ちで帰れる、そんな大会にしたい」

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