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7/25【大日本】鈴木眼前で神谷が関本撃破 ストロング戦へ「俺が大日本プロレスになる!」

東京・後楽園ホール(2018年7月24日)
○神谷英慶&橋本大地vs鈴木秀樹&関本大介×

 神谷がストロング王者・鈴木の眼前で関本を強烈なバックドロップで撃破。前哨戦で快勝した神谷は「大日本プロレスブランドを作り上げますよ。俺が大日本プロレスになります! 俺が大日本プロレスです」と断言した。

 神谷はこの数ヵ月、ストロング王座挑戦をアピールしてきた。結果は伴わなくとも、「8・19名古屋での挑戦」を執拗に迫ってきた神谷に根負けするような形で、ストロング王者・鈴木は対戦を受諾。正式にタイトル戦が決定した。第5試合は前哨戦として、鈴木&関本組と“大神"大地&神谷組が激突した。

 先発した神谷は鈴木を挑発するが、王者は付き合わず、関本がリングに残る。苛立ちをあらわにした神谷は、関本にショルダータックルを放つかと見せかけて、控えの鈴木を襲撃。呼応した鈴木がリングに入っても、豪快なショルダータックルをぶち込み、場外戦も優勢に進めた。

 その後、大地と関本が真っ向勝負でやり合うと、再び鈴木が登場。エルボースマッシュやネックブリーカードロップ、ニードロップで一気呵成に攻め立てる。しかし、大地も絶叫とともにDDTをズバリ。いい場面で神谷にスイッチした。

 気迫全開に串刺しショルダータックルで王者に突っ込んだ神谷は、ブレーンバスターでぶん投げると、立ち上がろうとする鈴木に何十発もエルボードロップを乱射して場内を沸かす。負けじと鈴木もスリーパーに固めるが、前方に投げ捨てた神谷はトラースキック、ショルダータックルと攻めに攻めた。しかし、鈴木は投げ捨てドラゴンスープレックスで振り払い、窮地を脱する。

 しかし、神谷は相手が関本になっても止まらない。ミサイルキックを自爆させると、大地と合体。大地の串刺しニー、神谷の串刺しショルダータックル、合体ブレーンバスター、トラースキック&サッカーボールキックと怒濤のラッシュを仕掛けると、刈龍怒(ラリアット&水面蹴り)の構えに。

 関本が力ずくではね除けると、鈴木がリングに飛び込み、大地をハイジャック式のブルドッキングヘッドロックで場外に叩き落とすが、これでも神谷の勢いは収まらなかった。鈴木をこん身のラリアットで排除すると、関本にもラリアット発射。ビンタや頭突きを突き刺すと、最後は急角度のバックドロップで引っこ抜いて3カウントを奪い取った。

 鈴木の眼前で関本を撃破。神谷は場外で関本を介抱する鈴木にスライディングキックを放つと、拳を突き上げて勝ちどきをあげた。鈴木も「完敗です」と認める快勝に、バックステージでも神谷の激情は収まらず、「獲って、僕が大日本プロレスのプライドをしっかり持って、大日本プロレスブランドを作り上げますよ。俺が大日本プロレスになります! 俺が大日本プロレスです」」と力強く宣言した。

【神谷の話】「見ましたか? 俺は…神谷英慶は強いんですよ! だからね、8月19日、これ文句ないでしょ。僕が大日本プロレスの代表として、ストロングの象徴、ストロングのベルトを獲りますよ。獲って、僕が大日本プロレスのプライドをしっかり持って、大日本プロレスブランドを作り上げますよ。俺が大日本プロレスになります! 俺が大日本プロレスです」

【試合後の鈴木&関本】
▼関本「すいません。すいません」

▼鈴木「俺もラリアット食らったあと下に…。わからなくなっちゃった。バックドロップ? たぶんそうか。すいません」

▼関本「クソ」

▼鈴木「我々は組むとあんまり勝てないですね。組まないほうが…。神谷はストーカーですよ、ストーカー。ストーカーをお客さんも応援するなと。これは犯罪の片棒を担いだわけですからね。でも、やっぱり元気が違いますね。勢いはやっぱり神谷だけじゃなくて、たぶん関本さんや僕より、大地&神谷のほうがもうずっと前からあって。爆発力もあるし」

▼関本「腹立つけど、悔しいけど、それは認めるよ。チクショウ」

▼鈴木「あんまりよろしくないですね」

▼関本「ごめんなさい」

▼鈴木「いえいえ、2人の結果だから。僕も同じですよ。負けました、今日は。完敗です。あんまりね、今日は負けたんで…」

▼関本「ごめんなさい。またリーグ戦始まるんで」

▼鈴木「じゃあ、変わってもらっても。誰かにかわります? 他の人に」

▼関本「俺じゃなくて? マジか? いや、俺頑張るからさ。もう1回立ち上がるから」

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