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7/27【新日本】EVILが左ヒザ負傷も…ペイジ返り討ちで首位タイ死守

『戦国炎舞-KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28』静岡・アクトシティ浜松(2018年7月27日)
Bブロック公式戦 ○EVILvsハングマン・ペイジ×

 雪崩式バックドロップを放った場面で左ヒザを痛めたEVILだったが、それでもペイジを返り討ちにして4勝目。首位タイを死守した。

 3勝1敗で首位タイのEVILと1勝3敗のペイジがAブロック公式戦で激突した。EVILは開幕戦こそマイケル・エルガンに敗れたものの、その後は3連勝を飾って首位タイに浮上した。対するペイジは好試合を連発して評価を上げているものの、勝ち星には繋がっていない。奇しくも27歳の誕生日となった今日、2勝目を手にするべく、EVILに挑んだ。

 序盤戦からライト・オブ・パッセージとEVILを狙い合うが、どちらも決まらず。ペイジは一旦場外に降りて一息ついた。場外戦になると、ペイジは自ら持ったパイプイスをEVILに投げ渡し、イスごとフロントハイキックで射貫く。さらに鉄柵へのスタンガンを決めて、先制を果たした。

 リングに戻っても、ブロックバスターホールドなどでペイジが圧倒。EVILがセントーンを落としても自爆に終わる。その後も長時間攻め続けたが、EVILはペイジの土手っ腹にソバットを突き刺すと、ラリアットで場外に叩き落とし、反撃の狼煙をあげた。

 荒ぶるEVILは3方向の鉄柵に連続して叩きつけると、ペイジの首にパイプイスをかけ、別のパイプイスでそこをカチ上げる。ペイジが何とかリングに戻ってきたところで、EVILはブロンコバスターを敢行。串刺しローリングラリアットを振り抜いた。

 避けたペイジは串刺しドロップキックでどよめきを誘うと、強引にジャーマンで投げ捨てて巻き返す。場外に転落したEVILに対し、コーナー最上段からケブラーダを繰り出してチャンスを掴んだ。リング上でもムーンサルトプレスへ。避けられても不時着し、その場飛び式シューティングスタープレスを浴びせる。そして、得意の雪崩式ネックブリーカードロップの構えに。

 必死に抵抗したEVILは、雪崩式の一回転バックドロップで再逆転。ここで左ヒザを痛めながらもダークネスフォールズに繋げると、一気にEVILの構えに。だが、ペイジはカウンターのトラースキックでEVILを吹き飛ばすと、2人はラリアットの相打ちで競り合った。

 EVILはジャーマンで投げ捨てるも、ペイジは一回転して着地。エプロンから得意のジ・アダムス・アップル(前転飛び込み式ラリアット)を突き刺す。ここがチャンスと、ヒザのダメージから立つのがやっとの状態のEVILにライト・オブ・パッセージを仕掛けた。何とかこらえたEVILは、頭突きをぶち込むと、粘るペイジにこん身のラリアットを一閃。今度こそEVILをお見舞いして、何とか3カウントを奪い取った。

 誕生日のペイジを下してEVILが4勝目。棚橋弘至と並ぶ首位タイを死守した。自力で花道を去っていくが、左足を引きずっており、今後の状態が気になるところ。次戦は7・30高松。一番当たりたくないタイミングで鈴木みのると対戦する。

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