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7/27【全日本】いざ大阪 ゼウス三冠初戴冠で「一つのゴール、一つのスタートに」

『2018 SUMMER ACTION SERIES』
島根・くにびきメッセ多目的ホール(松江)(2018年7月27日)
○ゼウス&ジョー・ドーリング&ボディガーvs諏訪魔&石川修司&佐藤光留×

 ゼウスが2日後に迫った5度目の三冠ベルト挑戦へ向け、「ここが僕の一つのゴールになり、一つのスタートになる」と改めて至宝初戴冠を誓った。

 ゼウスが王者・宮原に挑戦する三冠戦が行われる7・29大阪大会は2日後。プロレス人生で最大の大勝負と定めているゼウスは「1週間前だろうが1ヵ月前だろうが7月29日のことを考えたらやっぱり高ぶりますよね」と高揚を隠せない。

 それもそのはず、「絶対に三冠王者になりたい。それだけを考えてやってきた」というようにゼウスにとって三冠ベルト獲りは2013年から全日マット参戦して以来の悲願。それを地元・大阪で成し遂げられるかもしれないからだ。5度目のチャンスを何としてもモノにする構えのゼウスは「ゼウスの祭りの始まりですね。自分で自分の人生を変える瞬間が来た」と言い切った。

 すでに戴冠後のことも見据えている。具体的には明かさなかったものの、三冠王者として全日本を今以上に盛り上げていくことが一番。現在36歳と脂が乗った状態といえ、本人もピーク到来を予感している。大阪決戦を「ここが僕の一つのゴールになり、一つのスタートになる」と定めたゼウスは大目標であった三冠獲りを果たし、「全日本プロレスにゼウス王者時代を作りたい」との新たな目標へ向かって突き進むつもりだ。

【ゼウスの話】(試合前)
――いよいよ大阪が2日後に迫ったが今の気持ちは?

▼ゼウス「そうですね、高ぶってますね、かなり。でも冷静にいかないといけないんで」

――今まで戦ってきた中で明後日が一番の大勝負になる?

▼ゼウス「一番ですね。考えたら凄く高ぶりますよね。それは1週間前だろうが1ヵ月前だろうが7月29日のことを考えたらやっぱり高ぶりますよね。その反面、凄く冷静な自分もいるんですよね。その冷静な反面の方を見いだせていったらいいなと」

――5度目の挑戦になるが、過去4回と比べて今、何が一番違う?

▼ゼウス「一番違うのは精神力じゃないですかね。何回も何回も一戦一戦、いろいろな試合をくぐり抜けてきて培われたものですよね。これから精神力もどんどん強くなっていくと思うんですよね。今は三冠戦のことしか見えてないんで。ここが僕の一つのゴールになり、一つのスタートになると思います」

――改めて三冠ベルトへの思いは?

▼ゼウス「全日本に上がり始めた時から絶対に三冠王者になりたい。それだけを考えてやってきたんですね。それで早5年が経ったんで、次5回目のチャンスですよね。大きな大きなチャンスなんで、逃したくないですね」

――今回逃したらという気持ちはある?

▼ゼウス「そういうことは一切考えてないですね。やっぱり努力してきたから回ってきたものであり、もっともっともっとこれから努力しないといけないと思うんですよ。自分の中でもまだまだもっともっとやること、やるべきことと負ですよね。甘えたらダメなんで自分に。今回は必ず三冠獲りますよ」

――やるべきことの中の一つがゼウス選手の力で全日本をさらに盛り上げることだと?

▼ゼウス「もちろんですね。それはいつも考えてるんで。1試合1試合盛り上げようって。僕が三冠になったらということも考えたりしますね。全日本プロレスにゼウス王者時代を作りたいですよね。おそらくプロレスラーとしての僕のピークはこれから何年かの間が一番大きくくるんじゃないかなと感じてるんですよ、正直。その何年間の間にバンバンバンってやりたいですね。天下を獲りたいです。ゼウスの祭りの始まりですね。自分で自分の人生を変える瞬間が来たという感じですね」

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