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8/5【NOAH】ヘビー級の新人・稲村がプレデビュー 「もっともっとデカく」

『DEPARTURE 2018』東京・後楽園ホール(2018年8月5日)
稲村愛輝プレデビュー戦バトルロイヤル

 “ヘビー級”の新人・稲村愛輝(いなむら よしき)がプレデビューを果たした。

 稲村は栃木県大田原市出身の25歳。柔道、相撲、モンゴル相撲の経験があり、学生プロレスを経て昨夏ノア入門を果たした。身長は180cmで、すでに体重も100Kgを超えており“ヘビー級の新人"としてプレデビュー戦を迎えた。

 試合は14選手参加のバトルロイヤル。黒いツーショルダーの吊りパン姿で現れた稲村には、試合前から多くの紙テープや稲村コールまで飛んだ。ゴングが鳴るなり、ヘビー級で最も近い先輩・清宮相手に突進。胸板へのエルボーを連発したが、これを仁王立ちで受け止めた清宮はボディスラムで投げつけて鎮圧した。

 その後も取り囲む先輩レスラーからことごとくボディスラムやドロップキック、ショルダースルーといった基本技を食らい続ける“洗礼の時間"が続いたが、稲村も受け身をとりながら歯を食いしばって立ち上がり続ける。そしてストームのブレーンバスターを浴びたところで周囲がカバーして3カウントを喫し、最初の退場者となった。

 ともあれ無事にプレデビュー戦を終えた稲村は、温かい声援を背に悔しげに退場。同期の練習生・岡田欣也(きんや)は練習中に負傷して急きょプレデビューが延期されただけに、「彼とは年齢も入った時期も一緒なので、二人で頑張っていこうという気持ちはあったんですけど…。だから今日は岡田の分も…じゃないですけど、精一杯やろうと思ってリングに立ちました」と話した。

 「あれだけ先輩がいて、なんか爪痕を残してやろうと思ったんですけど、やっぱりまだまだダメでした。もっともっと練習して、お客さんに応援してもらえる選手になりたい。もっともっとデカくなって、ノアのヘビー級で活躍できるレスラーになりたいと思います」と稲村。さらなる巨体化を見据えつつ、方舟の未来に思いを馳せた。

【試合後の稲村】
――リングに初めて立ってみて?

▼稲村「あれだけ先輩がいて、なんか爪痕を残してやろうと思ったんですけど、やっぱりまだまだダメでした。もっともっと練習して、お客さんに応援してもらえる選手になりたいと思います」

――岡田のプレデビューが急きょ延期となったが?

▼稲村「岡田が直前で怪我してしまって…。彼とは年齢も入った時期も一緒なので、二人で頑張っていこうという気持ちはあったんですけど…。だから今日は岡田の分も…じゃないですけど、精一杯やろうと思ってリングに立ちました」

――どんなレスラーを目指す?

▼稲村「もっともっとデカくなって、ノアのヘビー級で活躍できるレスラーになりたいと思います」

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