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8/9【全日本】三冠前哨戦幕開け 石川が王者ゼウスを直接ピン

『2018 SUMMER EXPLOSION GLOWIN' UP vol.14』
東京・新木場1stRING(2018年8月9日)
○石川修司&諏訪魔&青木篤志vs秋山準&大森隆男&ゼウス×

 三冠前哨戦が幕開け。石川が王者・ゼウスから直接ピンフォールを奪ってみせた。

 夏のビッグマッチ第2弾となる8・26流山大会。メインイベントは王者・ゼウスと挑戦者・石川が対決する至宝・三冠戦だ。この日、両者による前哨戦が幕開け。ゼウスが秋山&大森、石川が諏訪魔&青木とそれぞれ組んで激突した。

 勢いをみせつけたのは挑戦者だった。いきなり先発で対峙すると、エルボー合戦、力比べ、タックル合戦で意地を張り合った。探り合いとなった立ち上がりとは一転、2度目の激突ではショルダータックル合戦で正面衝突し、ゼウスがバイセップスエクスプロージョン、石川がニーリフトを追尾式で打ち合って譲らず。石川がランニングニーリフトで攻め込んだ。

 負けじとゼウスもフライングバイセップスエクスプロージョンで逆襲。秋山の援護射撃を受けると、こん身のバイセップスエクスプロージョン2連発で一気にたたみかけたが、ジャックハマーは石川が決めさせず。ファイアーサンダーで突き刺して反撃に出る。ラリアットとバイセップスエクスプロージョンの打ち合いにも競り勝ち、フルネルソンスープレックス、ランニングニーリフトで一気に攻め込むと、最後はスプラッシュマウンテンを爆発させて3カウントを奪った。

 前哨戦初戦でいきなりの王者狩り。5冠制覇を狙う石川が挑戦者の勢いをこれでもかとみせつけた形となった。「やってみて強さ、前に味わったことないうまさ、そういうのも感じた」と新王者・ゼウスから“三冠効果"が伝わってきたが、「僕もね、42だけどもっと成長したい。もっと成長して全盛期を超えたいんで。そのためにはやっぱ5冠王になるしかない」と譲らず偉業達成にかける執念をむき出し。残る前哨戦は8・19岡崎、8・25仙台の2戦のみで、「まだ地方でもあると思うんで、弾みをつけて流山を迎えたい」と本番へ向けてさらなる追い風を吹かせる構えをみせた。

【石川の話】「今日の前哨戦、ゼウス選手からの勝利、非常にでかかったと思うんで。でもやってみて強さ、前に味わったことないうまさ、そういうのも感じて。三冠のベルトがこんなに人を左右させるんだと感じたんで。僕もね、42だけどもっと成長したい。もっと成長して全盛期を超えたいんで。そのためにはやっぱ5冠王になるしかないと思うんで。今日の前哨戦、まだ地方でもあると思うんで、弾みをつけて流山を迎えたいと思います」

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