プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

8/14【カッキーライド】ストロング王者・鈴木が豪快ドラゴンスープレックスで中村に激勝

『カッキーライド2018』
東京・後楽園ホール(2018年8月14日)
○鈴木秀樹vs中村大介×

 大日本のストロングヘビー級王者・鈴木が豪快なドラゴンスープレックスで中村をKOした。

 大日本のストロングヘビー級王者の鈴木と中村大介がUWF特別ルールで対戦した。鈴木はスネークピットジャパン出身で、宮戸優光やビル・ロビンソンに師事。一方、中村は田村潔司の愛弟子で、総合格闘家としても40戦を超す経験を持つ。UWF特別ルールはロストポイント制(シングルバウトは持ち点3、ダブルバウトは持ち点5)で、打撃などによるダウン、関節技や絞め技などでロープエスケープした場合に1点ずつ減点される。

 のっけから両者はグラウンド戦で競り合う。スタンド勝負に戻ったところで、鈴木がフロントスープレックスをお見舞い。すぐさまジャーマンの構えに入ったものの、中村はロープを掴んでエスケープを選択し、ポイントを失った。

 グラウンド戦になると、中村はグラウンドコブラの構え。スリーパーを狙われてもしのぎきり、足関節狙いでしつこく絡みつく。ヒザ十字固めからクロスヒールホールドに移行すると、鈴木は苦もん。ロープにエスケープして、ポイントを失った。

 ポイントは2対2。再び中村がグラウンドで優勢に。チキンウイングアームロックからクロックヘッドシザースに捕獲して場内を沸かした。何とか切り抜けた鈴木は激しいポジション争いを展開。中村は距離ができたところで、ローリングソバットで奇襲する。そこから飛びつき十字固めに捕らえると、鈴木はたまらずエスケープ。残り1ポイントまで鈴木は追い込まれた。

 あとがない鈴木は中村の背後に回り込むと、ヒザを支点にしたレッグロックの構え。そこから変型STFに持ち込んで、エスケープを奪い取り、両者とも残り1ポイントに。

 中村は打撃戦を選択したが、切り抜けた鈴木がジャーマンスープレックスをズバリ。さらにドラゴンスープレックスを敢行し、中村をKOした。

 勝利した鈴木だったが、中村の実力を認め、マイクを持つと「中村さん、先輩ですけど、俺がいるリングに上がってこい。追いかけてこい」と呼びかけた。

プロ格 情報局