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8/21【MASTERS/W-1】合計146歳・小鹿&ドクが奮戦 海賊ガスパーズ料理でワカマツ救出

『PRO-WRESTLING MASTERS』東京・後楽園ホール(2018年8月21日)
○キム・ドク&グレート小鹿vsカリー・ガスパー&コリー・ガスパー×

 合計146歳の小鹿&ドクが奮戦。海賊ガスパーズを料理すると、仲間割れを起こした将軍KYワカマツを救出した。

 日本プロレス時代の先輩後輩である76歳の小鹿と70歳のドクがレジェンドタッグを組み、“海賊ガスパーズ"コリー&カリーと対戦した。海賊ガスパーは80年代後半に新日本マットに現れた謎のマスクマン集団で、乱入などを繰り返し、暴動事件のキッカケにもなった。当時マネージャーを務めていたワカマツが今宵もセコンドに付き、ベテランタッグを迎え撃った。

 ワカマツがホッケーマスクに杖を持ったガスパーズを連れて先に入場。「このガスパー組に敵う者がいるのか? いるなら出てこい!」「怖じ気づいたのか!」と罵声を浴びせると、登場した小鹿たちの前に仁王立ちし、「武藤を出せ!」と迫った。

 ワカマツがリングを降りて試合スタートとなると、小鹿&ドクが老獪なテクニックを駆使してカリーの左腕に一点集中攻撃。ロープを使ったアームロックなどラフファイトも織り交ぜて圧倒する。コリーが相手になっても、ドクは豪快なショルダータックルをズバリ。小鹿もダブルチョップを連発し、チョーク攻撃で絞め上げ、ベテランの勝負強さを見せつけた。

 ガスパーズも反則には反則で返す。コリーが執拗なチョーク攻撃で小鹿を蹂りん。控えのカリーは杖を使って暴行した。場外戦ではワカマツがパイプイス片手に加勢。76歳の小鹿を3人がかりでいたぶる。

 しかし、レジェンドタッグも応戦。カリーにダブルラリアットを見舞うと、ドクはレフェリーのブラインドを突いて、左腕に噛みついた。小鹿もチョーク攻撃でお返し。これにはワカマツも「反則してんじゃねえか!」と声を荒らげる。

 小鹿はカリーのローブローを食らってしまうと、コリーのスリーパーに捕まるが、何とか耐え抜いてドクに繋ぐ。すると、ドクが奮闘。コーナーからのダイブはカリーのデッドリードライブに阻まれたが、乱入したワカマツの杖攻撃を避けて、コリーへの誤爆を誘発。すかさずドクは、体勢を崩しながらもツームストンパイルドライバーをズバリ。3カウントを奪い取った。

 荒ぶるガスパーズは誤爆したワカマツに襲いかかって制裁。すると、小鹿とドクが救出する。これに感激した様子のワカマツは「コラ! ガスパーズ! 貴様、なんだ? 俺が最強の海賊にしてやろうと思って、この檜舞台を用意したのに。お前らは頼りにならない」と怒りをあらわにし、小鹿たちには感謝の意を表した。

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