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8/21【全日本】首深刻も諏訪魔がシングル連勝 心の支えは「王道T3連覇で究極の5冠戦実現」

『2018 SUMMER EXPLOSION』
大阪市立都島区民センター(2018年8月21日)
○諏訪魔vsディラン・ジェイムス×

 諏訪魔が慢性化する首の故障に悩まされながらもジェイムスを撃破し、シングル2連勝。9月の王道トーナメント3連覇を果たして盟友・石川修司との“究極の5冠戦"実現を誓った。

 この日、諏訪魔はジェイムスとの一騎打ちに登場。4月のチャンピオン・カーニバル公式戦で敗れて以来の雪辱戦で、前夜の青柳戦に続くシングル2連戦となった。

 だが、青柳戦同様、首を攻められて苦戦を強いられた。首は古傷で、「首の痛みというのが慢性化して、常に捻挫が再発するような形になってるというのが非常に怖いなと思うし、つらいよね」と言うように、いつ爆発してもおかしくない状態にある。この日もラリアットを食らったり、アバランシュホールドを叩きつけられたりするたびに苦痛に顔をゆがめる場面が気になった。それでも何とかジェイムスの猛攻を耐え抜くと、最後はアンクルホールドで逆転勝利を決めた。

 首の痛みに耐えてシングル2連勝。諏訪魔は「今、俺の中の目標は石川修司と5冠戦をやりたいっていう気持ちでいるし、まだまだ気持ちだけはこんな首の痛みに負けてられない」と言い切った。「こうやってシングルが二つ続けて組まれたってことは、俺にとって凄ぇモチベーションが上がることだし。その二つ勝てたってことは、それが石川修司へのエールになる」と話した諏訪魔は、8・26流山大会で石川がゼウスから三冠ベルトを奪取し、5冠制覇を成し遂げると信じている。

 そして諏訪魔自身も石川の5冠制覇に負けない実績を残すつもりだ。諏訪魔にとって目下の大一番は9月開催の王道トーナメント。昨年、連覇を達成しており、今年は3連覇を狙う。「コンディションは確かに厳しい。気持ち的にはメンタル面では盛り上がってきてるのは間違いない」と強調し、「石川選手が三冠獲ったら、俺も王道トーナメント3連覇して、さらに究極の5冠戦+1で」とさらに箔をつけた状況で暴走大巨人対決による5冠戦を実現させる構えをみせた。

 「それが今の俺の気持ちの支えになってる」。大目標を掲げた今の諏訪魔は首の故障をものともせず盟友・石川との約束へ向けて突き進む。

【試合後の諏訪魔】
――今日のジェイムス戦、昨日の青柳戦とシングル2連戦に勝利したものの、首を攻められる場面が気になったが?

▼諏訪魔「首の痛みというのが慢性化して、常に捻挫が再発するような形になってるというのが非常に怖いなと思うし、つらいよね。でも今、俺の中の目標は石川修司と5冠戦をやりたいっていう気持ちでいるし、まだまだ気持ちだけはこんな首の痛みに負けてられないんで。世界タッグが終わっても、こうやってシングルが二つ続けて組まれたってことは、俺にとって凄ぇモチベーションが上がることだし。その二つ勝てたってことは石川修司との5冠戦に向けて準備できてるぞとアピール…それが石川修司へのエールになるんじゃないかなと思ってるよ」

――首の痛みに耐えながらも結果が出ているというのは王道トーナメントへ向けていい材料になる?

▼諏訪魔「コンディションは確かに厳しい。気持ち的にはメンタル面では盛り上がってきてるのは間違いないと思う。去年、優勝してるし、今年狙うは3連覇。石川選手が三冠獲ったら、俺も王道トーナメント3連覇して、さらに究極の5冠戦+1で。それが今の俺の気持ちの支えになってる。だから頑張れるんだよ」

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