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9/2【WRESTLE-1】T-Hawk&リンダマン返り討ち 近藤&土肥がW-1タッグV1、タッグリーグ制覇に照準

『2018プロレスLOVE in YOKOHAMA』
神奈川・横浜文化体育館(2018年9月2日)
WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ=○土肥孝司&近藤修司vsT-Hawk&エル・リンダマン×

 近藤&土肥がT-Hawk&リンダマンを返り討ちにし、W-1タッグ王座初防衛。9月開催が決まった『W-1 TAG LEAGUE』制覇に照準を定めた。

 8・11後楽園大会でイケメン&田中を破って第16代W-1タッグ王者となった近藤&土肥。試合後、STRONG HEARTSのT-Hawk&リンダマンが挑戦を要求し、この日の初防衛戦が決まった。

 まずはリンダマンが何度も頭を叩いて挑発したが、近藤はショルダータックルで返り討ち。土肥もショルダータックルでT-Hawkをなぎ倒して続き、逆水平合戦でも真っ向から渡り合ったが、リンダマンの介入もあってT-Hawkがショルダータックルでねじ伏せた。

 ここからSTRONG HEARTSペースに。リンダマンが執ようにスリーパーで絞め上げ、T-Hawkが加勢してダブルチョップをお見舞い。リンダマンがボディプレス、T-HawkがDDTの連続攻撃を浴びせた。

 怒りの土肥はリンダマンにヒザ蹴り連打をぶち込んで主導権を奪い返した。近藤はチョップを連発するリンダマンをエルボー一発で返り討ち。急角度の逆片エビ固めでひねり上げる。さらにランサルセで豪快に叩きつけた。

 しのいだリンダマンは近藤のキングコングラリアットをかいくぐって、場外の土肥にトペコンヒーロを発射。近藤を場外に転落させると、再びトペコンヒーロを敢行だ。ここでT-Hawkにタッチが渡って逆水平を打ち込み、串刺しショートレンジラリアットで反撃されても、逆水平を連発。ケルベロスは不発に終わり、KUBINAGEで叩きつけられたが、ランサルセを狙う近藤にカウンターのニーリフトをぶち込んだ。

 土肥もデッドリードライブ、スパインバスターで逆襲。近藤とのダブルラリアットも叩き込んだが、STRONG HEARTSは連係を駆使して流れを渡さない。T-Hawkが低空ドロップキック、リンダマンがショルダータックルで近藤を蹴散らし、土肥をローンバトルに追い込むと、T-Hawkが雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ、リンダマンがダイビングボディプレスを投下する連続攻撃に出る。土肥もハーフネルソンスープレックスで反撃するものの、T-Hawkが飛び込んでニーアッパーをぶち込む。そして、リンダマンがジャーマンで一気に勝負をかけた。

 土肥も3カウント寸前でキックアウト。タイガースープレックスを食い止め、三角絞めに捕まっても、旋回式スクラップバスターで切り返した。猛烈なラリアットを叩き込むと、丸め込みを連発するリンダマンを南京錠固めで捕獲。T-Hawkがカットに入っても近藤がスリーパーでセーブした。

 粘るリンダマンはジャーマンを仕掛けたが、阻止した土肥がハーフネルソンスープレックスで追い討ち。ラリアットを叩き込んでリンダマンの動きを止めると、垂直落下式ブレーンバスターでダメ押しして3カウントを奪った。

 STRONG HEARTSからベルトを死守し、近藤&土肥がタッグ王座初防衛に成功した。「できたばかりの頃だったら、このベルト、他団体に簡単に流出してたかもしれない。今のW-1はそうはいかない。層も厚いし、実力も付いてきている。そうそう簡単には負けない」と近藤は団体のプライドを強調。自ら試合を制した土肥は「リンダマンみたいな三下連れてくるな、コノヤロー。でも、ちょっと油断したな。スゲエ力だったよ、あのチビ。あと、T-Hawkはよ、なに近藤修司に噛みついてんだよ。俺に噛みついてこい、コノヤロー」と吠えた。さらに、土肥は9・18新木場から開幕する「WRESTLE-1 TAG LEAGUE」に言及。「とりあえずよ、タッグリーグが始まるから。俺らはチャンピオンとして、優勝が必須だからさ。負けられない」と自らに優勝を厳命した。

 一方、敗れたSTRONG HEARTSはW-1からの一時撤退を宣言。しかし、CIMAは「日本にちゃんとスパイを置いておいたからな。俺らがいつ帰ってくるかわからんけど。誰がスパイかはわからんやろ? お前ら楽しみにしてくれよ」と内通者の存在を示唆した。

【試合後の近藤&土肥】
▼近藤「できたばかりの頃だったら、このベルト、他団体に簡単に流出してたかもしれない。今のW-1はそうはいかない。層も厚いし、実力も付いてきている。そうそう簡単には負けない。俺らもたった5年…たった5年だけど、俺たちにも小さいながらにプライドがあるんだよ。今日負けなかったのは、土肥のプライドだ」

▼土肥「もちろんよ、W-1に誇りを持って、プライドを懸けてやってんだよ。あいつら、自分の団体を抜けて、また新しいところで頑張ってるのかもしれねえけどよ。リンダマンみたいな三下連れてくるな、コノヤロー。でも、ちょっと油断したな。スゲエ力だったよ、あのチビ。あと、T-Hawkはよ、なに近藤修司に噛みついてんだよ。俺に噛みついてこい、コノヤロー。とりあえずよ、タッグリーグが始まるから。俺らはチャンピオンとして、優勝が必須だからさ。負けられないし。ただ、今日みたいな防衛戦ができる相手がまだまだW-1の中にもいるしね。W-1の中のヤツとまた熱い試合でタッグ選手権をやりたいですね」

▼近藤「さあ、リンダマン。俺たちの靴を舐めろ」

▼土肥「早く舐めろ。あんだけ言っておいて。公開でやってもいいぞ、公開で。まだW-1に来るんだったら、ちゃんとテメエのツケを払って、ケジメをつけろ」

【試合後のT-Hawk&リンダマン&CIMA】
▼T-Hawk「まあ、今日のタッグ選手権、結果は受け止めよう。おい、いいか? 今月、俺個人的に世界5ヵ国を股にかけた。俺はまた刺激を集め、世界を旅する。また新たな刺激で満ちあふれたぜ」

▼CIMA「最後、獲ったらよかったけどな。獲れんかったもんはしょうがない。でも、イケメンも潰したし。まあ、勝手に潰れたんやけど。最後は獲ってたら文句なかったけど、しょうがない。でも、一回引こう。マネーブラザーズも来たし、トアンも来たやろ。最後、獲ってたら何も文句なかったけどな、しょうがないよ。そんなこともあるから。(リンダマンに)気にするな、気にするな」

▼リンダマン「すいません」

▼T-Hawk「それと、最後に1個。俺たちがこのW-1に来て3ヶ月。ただ単に試合をして、ただ単に刺激を発散して、それだけじゃねえぞ。ここ(頭)を使ってたんだ。わかるか? 俺たちはただ単に3ヵ月間ボケッとしたわけじゃない。楽しみにしとけ」

▼CIMA「おい、W-1。俺らは上海から3ヶ月帰ったんや。だから、4ヶ月来れへん。だからよ、日本にちゃんとスパイを置いておいたからな。俺らがいつ帰ってくるかわからんけど。誰がスパイかはわからんやろ? お前ら楽しみにしてくれよ。ただじゃ俺らは帰らんからな。今日はしょうがない。反省会や、反省会」

▼リンダマン「すいません」

▼T-Hawk「俺たちはまた世界を股にかける。そしてその先は、これからのお楽しみだ。これからのSTRONG HEARTSにまだまだ期待しておけ」

▼CIMA「W-1の中には…スパイがいてるからな!」

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