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9/7【新日本】権利証争奪戦へオカダ豪語「棚橋弘至を味わって神戸で終わらせてやる」

『Road to DESTRUCTION』
東京・後楽園ホール(2018年9月7日)
○矢野通&オカダ・カズチカ&YOSHI-HASHIvs棚橋弘至&真壁刀義&本間朋晃×

 IWGP挑戦権利証争奪戦へ向けた前哨戦はオカダに凱歌。頂点返り咲きを見据えるレインメーカーは「しっかり棚橋弘至を味わって、神戸で終わらせてやろうかなと思います」と豪語した。

 9・23神戸大会でIWGP王座挑戦権利証を争う保持者・棚橋と挑戦者・オカダの前哨戦が組まれた。棚橋が真壁&本間、オカダが矢野&YOSHI-HASHIとそれぞれ組んで激突。権利証戦へ向けて夏を制した逸材と復権を狙うレインメーカーが火花を散らした。

 いきなり両者が先発で向き合った。双方のコールが飛び交う中、ヘッドロックを取り合い、オカダがショルダータックルでなぎ倒せば、棚橋はサムソンクラッチで丸め込んで譲らず。オカダが両足を取ってもフライングヘッドシザースで吹き飛ばした。

 棚橋優勢は2度目の対戦でも続いた。エルボー、太陽ブロー、フライングフォーアームと得意技を連発。ジャンピングエルボードロップ、サマーソルトドロップの連続攻撃を浴びせた。オカダがフロントハイキックで反撃しても、キャッチした棚橋がドラゴンスクリューで返り討ちにした。

 オカダも負けてはいない。スリングブレイドを狙う棚橋をフラップジャックで迎え撃ち、串刺しジャンピングバックエルボー、フロントキック、DDTの連続攻撃で巻き返す。リバースネックブリーカーが不発に終わり、ツイストアンドシャウトで反撃されても、カウンターのドロップキックをさく裂。意地の棚橋もスリングブレイドで一矢報いた。

 最後は矢野が急所攻撃からのスクールボーイで丸め込んで3カウント。オカダが前哨戦を制した形となった。「わかりきったことでしょう。東京ドーム、そしてIWGP…そうなったら、やっぱりオカダなんだよ。そういう方程式が出来上がってるからね」と豪語してみせたレインメーカーは、「前哨戦もたくさんあるし、しっかり棚橋弘至を味わって、神戸で終わらせてやろうかなと思います」と逸材に引導を渡す構え。オカダは権利証を奪ってドームで主役に返り咲くことしか考えていない。

【オカダの話】「わかりきったことでしょう。東京ドーム、そしてIWGP…そうなったら、やっぱりオカダなんだよ。そういう方程式が出来上がってるからね。だからこそ、棚橋弘至も俺に勝ちたいんだと思う。倒して東京ドームに行きたいんだと思う。甘いよね。IWGP、東京ドームのメインイベント…そんなに甘ちゃんが立つリングじゃないよ。場所じゃないよ。まだね、始まったばっかり。前哨戦もたくさんあるし、しっかり棚橋弘至を味わって、神戸で終わらせてやろうかなと思います」

【棚橋の話】「オカダのことは俺が一番よくわかってるから。俺の知らないオカダを見せてくれよ。ただ勝つだけじゃ、こっちは負けて引き分けてるから、気が済まねえ。だったらどうする? 勝ったその先へ、その向こうへ」

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