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9/20【リアルジャパン】一時はパーキンソン病の疑いも…初代タイガーが原因不明の体調不良告白

『新間寿プロデュース 初代タイガーマスク 佐山サトル認定「原点回帰プロレス」第4弾〜世界マスクマン・トーナメント準決勝〜』東京・後楽園ホール(2018年9月20日)

 初代タイガーが原因不明の体調不良を告白。一時はパーキンソン病の疑いがあると診断されたことを明かした。

 休憩時間終了後、全選手入場式が行われた。通常ならば初代タイガーマスクのあいさつに移る場面だったが、今回はリアルジャパンプロレスの平井丈雅代表が代わってマイクを握った。

 平井代表は涙ながらにある病気の疑いで初代タイガーが最近まで入院していたことを明かした。体調不良が続いているという初代タイガーにイスに座るよう促すと、プロレス界からの引退を表明した新間寿氏には撤回を呼びかける。初代タイガーもその姿勢を後押しした。

 笑顔で平井代表の言葉を聞いていた初代タイガーもマイクを受け取り、「新間の前に新間なし。新間のあとに新間なし。新間がいる限り、僕は奇跡を起こしてみせます。皆さんのもとにプロレスで戻ってきますんで、ちょっと待っててください。新間がいる限り大丈夫です。復活します」とファンに復帰を約束した。

 バックステージで、初代タイガーは改めて現状の体調を説明した。最近、手足の震えや足が動かない感覚に襲われ、複数の医師に相談したところ、「パーキンソン病の疑いがある」と診断されて、2週間前に検査を受けたという。

 「検査したところ、パーキンソンではなかったんですね。筋無力症でもないと言われて。原因がわからないんで、自律神経かなと思っているんですが」と原因は不明。初代タイガーは3年前に狭心症と診断され、緊急手術を受けた経緯があるが、「全身のワナワナから全部始まっているんですね。手術する前からワナワナがあったので、心臓とは違うのかもしれません。お医者さんもわからないぐらいですから、僕もわからないです」と本人も因果関係があるのかわからず困惑していた。

 それでも、心臓の専門医からは「負荷をかけて、反対に練習をしてみる手があるんじゃないか」と提案されており、今月中にも合宿に入る予定。医師からは「心臓に関しては正常通りで問題ない。ハードトレーニングをしてもいい」と太鼓判を押されており、自分のペースで練習して体調の変化を確認しつつ、ファンに約束したように復活に向けて動き出す構えだ。

プロ格 情報局